安生正のレビュー一覧

  • 襲撃犯

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    輸送隊が襲撃されて核燃料が奪われるという事案に際して、法律を超えて自衛隊が調査に乗り出すお話。捜査手法がだいぶ違うので、警察小説とはだいぶ趣が異なります。
    なかなか衝撃的な結末です。

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    2021年06月04日
  • ゼロの激震

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    スケールの大きなパニックサスペンス。
    人間の犯した間違いにより日本が滅ぶ。それをゼネコンの建設技術者が食い止める。
    発想が面白い。

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    2021年05月29日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    描かれているテーマは興味深いですが、展開にいまいち納得感がない。相当に異常な状況が発生して、都民もたくさん亡くなっているにも関わらず、いまいち反応が薄い。あと、主人公がマイナス思考すぎて、もうひとつ活躍してる印象がないのも残念感がありますね。

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    2021年04月10日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    パンデミックっていうから感染症だとばかり思っていたら、まさか襲われるとは。絶滅進化論。数の脅威は絶望感が増すから面白い。

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    2021年03月30日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    ネタバレ

    レッドリストとは、国際自然保護連合が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストのこと。
    これに「人」が載るかもっていう‥。
    コロナ時期なので読んでみましたが、
    ありえない〜と思いながらも
    ドキドキとどうなるの?が収まらず読破。
    描写は想像するととっても気持ち悪いし怖い箇所が多いけど、
    ほんとにこんなことになったら‥

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    2020年12月11日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    ネタバレ

    危機に直面した時、国がどう動いていくのか、
    それを追っていくのが興味深かったです。
    淘汰されるってのは、納得の理由ですが、
    普通に人為的でした。
    ただ、そのほうがリアリティがありました。

    それにしても、国が動くときは、金が動くときであって、
    金が動くときは、必ず戦争が絡んでくるんですねぇ。

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    2020年12月06日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    設定は非現実感が強くなってしまいそうなのに、そう思わせないくらいリアルで説得力のある物語の流れ。壮大なスケールの物語のメインストリームとは別に、個々の人間の苦悩など、様々な感情描写も繊細でより深みのある話になっていると感じた。コロナ禍にぜひ読んでみて欲しい。

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    2020年09月13日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    レッドリスト と言えば絶滅危惧種のリスト。そのリストに追加され、滅亡に至るのは……

    そんなことあるはずがない でも あるかもしれない
    私たちは増えすぎた? この星を食いつぶしている?

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    2020年09月02日
  • 襲撃犯

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    序章
    第一章 陰謀の扉
    第二章 暗黒への階段
    第三章 死神の羽音
    第四章 トリニティの軌跡
    終章

    自衛隊の輸送車が襲われ警護車・隊員共に全滅。
    犯人は一体どこの誰か。
    襲撃場面はショックの一言。調査場面はもどかしい。少しずつ明らかになる事実、そして 二度目の輸送。
    戦闘場面を読むのは辛かった。命が一つ また一つ こぼれていく、この世界から。

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    2020年08月22日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    安生正『レッドリスト 絶滅進化論』幻冬舎文庫。

    2018年に刊行された進化系パンデミック小説『レッドリスト』に副題を追加し、文庫化。

    今まさに渦中にある新型コロナウイルス感染症を彷彿させるような感染症のパンデミックと生物の進化論とを融合させた、謎が謎を呼ぶ展開は面白い。しかし、相変わらず登場人物が多く、厚生労働省を始めとする組織内の軋轢が描かれるなど多少の煩わしさを感じる。

    記録的な寒波に襲われた極寒の都内で新種の赤痢や破傷風といった感染症が発生し、病院に搬送された患者はなすすべもなく、相次いで死亡する。そんな中、厚生労働省の降旗は感染症研究所の都筑博士と共に感染源の究明を命じられる。感

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    2020年08月21日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    都内で謎の感染症が発生し、死亡者が続出。
    厚労省や感染症研究所が登場し、対応に追われる。
    原因不明のパンデミック。絶滅への扉は開かれた――

    コロナ自粛にも疲れてきて、そうはいっても密で遊びまわるわけにもいかない。人類の生き残りをかける程の感染症をフィクションで読んで、もう少し自制心を働かせよう。
    そんな意図で手にした8月発行の本書。実は2年前に発行されたものに副題をつけた形で再発行されたものでした。

    息つく暇もなく、様々なことが起こる東京。
    死体の描写が何とも気味悪く、実は読み進めるにしたがってぞわぞわする場面はそれだけではないと思い知らされた。
    一体何が起こっているのか、時間のない中で情

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    2020年08月10日
  • ゼロの激震

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    久しぶりの安生さん。
    やっぱり難しいけど、戦う一人一人の登場人物達がかっこよい。

    いつものありえないシリーズ
    次回作も期待☆

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    2020年06月10日
  • ゼロの迎撃

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    安生作品初読み。半端ない迫真のディテールで一気読み。日本の脆弱性をついた一級のエンターテイメント。法律の解釈のやりとりが難しい。法律の難解性も浮き彫り。

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    2020年05月16日
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美

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    ⑥モデルにされているのは東日本大震災の時の当時の予党の対応(事業仕分け批判や総理が現場に乗り込むところ)最後の空挺団のシーンはカッコ良かったですね。

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    2020年01月17日
  • ゼロの激震

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    題材となるテーマを丹念に下調べして丁寧に書き上げている一冊。いかんせん私のイメージが追い付かず、作者が思い描いているであろう切迫感が感じられなかったのが残念・・・

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    2019年12月04日
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美

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    勿論ノンフィクションなのだが、いろいろな真実を基にした示唆に富んだ災害クライシスノベル。勿論エンターテインメントではあるのだが、同時に危機マネジメントを考察できるエンタメビジネス書として読んでも面白い。

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    2019年07月10日
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美

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    関東を襲う竜巻、豪雨がもたらす人々の混乱、それらと同時に進行するもう一つの危機があった…。その危機に必死に対応する主人公の文月の姿が描かれる。ストーリーはあちこちし、書き込みも丁寧ではないが補って余りある彼女の奮闘に引き付けられる

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    2019年06月12日
  • ゼロの迎撃

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    0シリーズ二作目。テログループと日本国防の対決。法律という縛りの中でもどかしく戦う日本チーム。国を守る、大事な人を守る。当たり前の事が難しい。主人公の他、色々と記憶に残る人が出てきて、とても楽しく読めた。

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    2019年02月12日
  • ゼロの激震

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    『生存者ゼロ』と同じゼロシリーズ。今回は東京が噴火するB級パニック小説。日本ならではの天災感を添えて。漂う『午後のロードショー』感。好き。是非、映像化して欲しい。

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    2018年11月16日
  • ゼロの迎撃

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    北朝鮮軍の精鋭部隊が東京にテロを仕掛ける話。
    攻撃を受けた初期に描かれている、前例のない事態に対応できない日本政府、権利ばかりを主張して世の中を混乱に陥れるだけの厚顔無恥なマスコミなど、実際にテロが発生したら起こりそうなリアルさが怖い。
    おまけに自分が住んでいるエリアに近いだけに、状況が想像できるもの尚更怖かった。
    緊迫感があって面白い作品だったけど、格好いい隊員か殉職しすぎだと思う。

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    2018年08月26日