安生正のレビュー一覧
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少し前に鬼怒川が氾濫する災害があったが、丁度あのような天候時に重火器で装備した数百人のテロ組織が東京を襲うというお話。予告された東京殲滅のタイムリミットは翌早朝。
自衛隊の活躍を描いたお話で、前作「生存者ゼロ」も面白かったが、こちらの方が更に進化した感。あっちはSFだったのが、こちらはいかにも起こりそうな危機管理のシミュレーション小説だったからね。
ノンストップ小説と言っても良いのだろうが、それにしても前半の国防会議の、法律解釈がああだこうだという描写はまだるっこしい。ここは、さらっと流し読み出来たので、迫真感もあった。
こういうのを読むと、安保法案の建付けに問題はあるかもしれんが、中身 -
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次々に日本が、東京が追い詰められていく、怒濤の展開。感想はとにかく「悔しい」の連続。
主人公をはじめ、関係者すべてがあまりにも格好良い。一人、また一人と、登場人物が覚悟を決める姿に、その度に圧倒される。果たして自分がこの場に置かれたらこんな決意はできるだろうかと思わされる。
法律や自衛隊の知識から戦闘の描写、東京の災害対策まで、本当によく調べられていて、勉強にもなる。合理的で簡潔な説明を求める人や、法律関係に詳しい人にとっては長ったらしく感じられるかもしれないが、この長い説明がかえって読む側の焦りを煽る。とにかく素早く対処すべき事態に制度上の様々なハードルが立ちはだかりやきもきしている主人公た -
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累計137万部突破、〈ゼロ〉シリーズの著者が放つ近未来サスペンス!
首相暗殺計画を阻止せよ!
最凶の殺人マシンを追う公安刑事・東郷の闘い
捜査の中で浮き彫りになったのは、村瀬は関係者の一人にすぎないこと。陰の黒幕が村瀬を引き込んだのは、いかにも村瀬による復讐が暗殺計画の実態であるかのごとく人々に思わせるため。
近未来の日本。難民集団によるテロ行為が頻発、受け入れ派と排斥派が対立するなか、難民教育施設から脱走した難民集団『モグラ』によるテロ行為が頻発していた。首相は積極的だった難民受け入れ政策を一転。そんな中、警視庁公安部第五課の東郷は首相暗殺計画の情報をつかむ。首謀者と目される村瀬は、政 -
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このミス大賞受賞作ということで読んでみました。面白かった。こういうパニックサスペンス大好きです(笑)
映画化されてもいいレベルだと思いましたが、映画化はされていないのかな。
解決策をきっとこの主人公グループで発見するんだろうな、と思っていたら全くそのとおりだった。
そして最後の下弦の刻印。これの意味がよく分からなかかったんだけど。下弦の月というと半月?でも月がなかったということは新月?このあと主人公は襲われてしまうのかな?そういやガボンと北海道も関係あるのかとおもっていたけど、別にガボンで見つかった新種が北海道に現れたということでもなさそう。よくわからん。 -
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陰謀・軍事・自衛隊サスペンスもの!
専門用語多くてちとつらい(笑)
しかし、想定通りの鉄板ストーリは、胸が熱くなります。
自衛隊の重装輪運搬車が襲撃されて、プルトニウムが強奪されます。
自衛隊ってプルトニウム運ぶんですね..
襲撃犯は北なのか?テロリストなのか?
情報部の溝口は秘密裏にその真相を明らかにすべく、法律を超えて調査を行うことに..
そうですね。自衛隊は捜査権は持たないですもんね。
また、飛騨山中で地震観測所に向かう途中、土砂崩れに流された地震研究者の八神。
この事件に巻き込まれていきます。
この二人で物語が進んでいきます。
当初、この八神の位置づけがよくわからなかった。
容疑 -
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ネタバレおもしろかった!日本を襲う未知の感染症。パニックサスペンス的な位置付けなのかな。
最初は本土から離れたプラットフォームでの大量死、そしてその死が北海道に上陸し、やがて本州へ…どういう細菌なの?なんで助けを呼ぶ間もなく人が死ぬの?文系には難しい単語が多いな…とおもしろいけど難しいなーとなりながら読んでたら後半まさかの!
そっからはおもしろさが一段跳ね上がった。
まさか最初の冨樫博士の奥さん由美子さんの死がミスリードになってるとは。
そして最終的にシロアリから羽アリも誕生して彼らが相互干渉によって潰し合い、撃退方法が発見される。マッドサイエンティスト冨樫は亡き息子の代わりに新たな命を救う…。流