原田騎郎のレビュー一覧

  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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    だいぶやられた。自分の近頃を省みて、ふわふわそわそわした心持ちにさせられた。いい本。

    原著がそもそも良いのだと思うのだけど、邦訳品質がとても高く、自然に素直に読みくだせた。訳者の顔ぶれを見ればさもありなん、ではあるけれど。

    Kent Beck が来日講演したときに、繰り返し「誠実であること」について語っていたけど、それを思い出した。
    喜び(Joy)、を社是とすることは、自分(たち) に対してかなりストリクトにエクストリームに誠実じゃないと続けられないだろうなー、と。

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    2019年01月20日
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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    13章の最初の引用「二つの自由のあり方がある。間違っているのは、人は自由に好きなことをしてよい。正しいのは、人はすべきことを自由にやってよい。」というところが印象に残っている。みんな好きなように楽しくやる、というのではなく、"曖昧さ"はなく、秩序があって、それでいて自由に、そして楽しく働いている。この違いはすごく大きい。ビジョンを共有し、ルールや手順が明確になっているから、それに沿って頑張れる。真面目に頑張っている人、正直な人が損をしないシステム。
    業種が違うと活かせる部分とそうじゃない部分はあると思うけど、メンローという組織のあり方はすごく理想的だなと感じた。

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    2017年07月17日
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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    アジャイルで、とくにXPの作法で成立してる、技術と喜びに溢れた職場。
    かなり多くの場面やストーリーを交えて、この会社がどのように過ごしているのかを紹介している。自分にも機会があれば、ぜひともこんな会社を作りたいと改めて思う。事業として成功している事例があることにその勇気を得られる。

    アジャイルな思考に慣れていない人には、もしかしたらショッキングで素直には受け入れがたい内容かもしれない。しかし、それぞれ「なぜそうするのか」を著者の経営理念にもとづいて解説してあり、急には変わらなくても考え直す機会にはなるかもしれない。

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    2017年08月29日
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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    こうできたら!と思う反面、世間一般的にはに縛られてむず痒さを感じたり等。なんというか、本当にこうできるようにするには、いろんなところに働きかけていかないといけない気もしたり。ますます組織やプロダクトのあり方等考えさせられる1冊。

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    2017年01月02日
  • チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計

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    カタカナ語と抽象的な概念が多くやや掴みにくさはある。コンウェイの法則は、ソフトウェアと開発チームの関係性を指し示す概念で真を食っていると感じる。

    セントラル方のアナリティクス組織に置き換えた時に3つのコラボレーション全てが当てはまるので、組織を最適化させる際には切り分けて考える必要がありそう。

    ① コラボレーション
    ② X as a Services
    ③ ファシリテーション

    ①例:ビジネスパートナー活動・レポート作成
    ②例:tableauダッシュボード提供(作成ではなく
    ③例:セルフBI活動

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    2024年01月22日
  • チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計

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    PARTⅠ デリバリーの手段としてのチーム
    KEY TAKEWAYS 要点
    Chapter 1
    ・コンウェイの法則では、ソフトウェアアーキテクチャーとチームインタラクションを同時に設計する利点を説いている。両者に働く力は同じものだからだ
    ・チームトポロジーはチームの目的と責任を明確にし、チーム間の相互関係の効果を向上させる
    ・チームトポロジーでは、戦略適応性の実現のために組織を調整しつつソフトウェアシステムの構築においては人間的なアプローチを利用する

     過去数十年にわたって、ビジネスを構成するための新しいアプローチがたくさん登場した。それらは依然として組織を静的なものとして見ていさて、組織を

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    2023年03月04日
  • チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計

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    やや難解。日本語は不自然でないがすんなり入ってきにくい。また日を改めて読み直してみる。
    “いまどき”の組織編成のあり方として明確な指針を示していると感じる。将来に通用するかは分からないが、いまはこれがベストだろう。
    事前の知識を必要としていて解説が平易でないところも多いうえ、組織を編成する責任者とか所属チームを拡張する一端を担うような人でないと使いどころが無さそう。組織のビジョンをこの書籍で共有することは難しい。

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    2022年01月06日
  • チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計

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    コンウェイの法則を意識するのは分かった。
    4つの最適なチームや3つのインタラクションモードがあることは分かった。
    自分のチームがどんな状況で、どうしたら良いか、考えるために良い本だと思う。

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    2021年12月29日
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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    みんなで学び合う文化を作る。
    この本に早めに出会えればよかったなー、そうすると前職でもっと違う施策をとってだと思う。こういう文化を一から作り、改善が実感できていくのは楽しいだろうなー。

    エースを作らず、皆で必要な無駄を取り入れて成長する
    ペアプロ、デイリースタンドアップミーティングなどなど
    二重投資が実は最短で低コスト、というマインドと自負を持つべきですね。

    あと、ルールと計画に厳格なマネージャーではなく、恐怖によらない説明責任のもと、皆で改善して将来の計画を作っていこう、という雰囲気を作るチーム作りが大事と痛感。
    これを肝に命じて、自分の仕事を見直していこう。だから、今の会社はマネージャ

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    2018年10月02日
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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     読み終わって、うちの会社と比べてみる。
     う~ん、このやり方は絶対楽しいけれども、うちの会社には合わないだろうなぁ。

     ソフトウェア開発会社なのに、二人一組で一つのパソコンを使い、
     オープンスペースのオフィスは、机をつなげればチームの増減に対応できる。
     タスクはすべて無駄なく管理されて、ちょっとこれもやってよ、なんて仕事も発生しない。

     理想の働き方とは。

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    2018年07月11日
  • ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

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    ネタバレ

    喜び(joy)のある組織の作り方をメンロー・イノベーションズ社が行なっている取り組みを通じて紹介した本。
    アジャイル、スクラム開発に沿った経営をしている。
    常にペアでの作業を行い、一人のheroによる解決を許さない仕組みは長期的にみて非常に有効。取引先にもその分の費用を出してもらっているというのが素晴らしい。
    取引先はだいぶ選ぶことになるので、日本で行うのは難しい印象を持った。
    社内で動かせる部分から試していきたい

    p180 ボスではなくリーダーを育てる
    リーダーシップとは、核となる価値観を都合のよいときだけふりかざすことではない。価値観が崩されそうなとき、立て直しに参加することも意味する。

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    2017年05月15日