リン・グレアムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシンデレラっぽい変身に弱いので読んでみた。身なりに気をつかわない優秀な女性幹部が、グループ総帥にだらしない姿だと言われたために(中間管理職のせいで)昇進を取り逃し、合併記念パーティーに変身して登場する。
12センチのハイヒールを履いて180cm以上になったヒロインをヒーロー(更に背が高い)が気に入るとか、ヒロインが数学的才能の持ち主でヒーロー弟の問題を解いてみせるとか、自分の相手がグループ総帥だと気付いて怒って「上司とは寝ない」と怒るとか、昔の彼女が現れたことで怒って今までに貰ったカードや花束をゴミ袋に詰めてヒーローに(着払いで)送りつけるとか、色々とすかっとするところはあるのだが!
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Posted by ブクログ
「ついにお前が役に立つときがきた。夫を見つけてやったぞ」ギリシアの大財閥を率いる養父の言葉に、イオーネ・ガキスは全身を揺さぶられるほどの衝撃を受けた。婿をもらい、“ガキス・ホールディングス”を継げというのだ。自分を道具のように扱う養父に怒りを覚えたものの、服従を強いられ続けてきたので受け入れるしかなかった。だが、結婚相手の名を聞いてイオーネは呆然とする。アレクシオ・クリストウラスキ!二カ月前、彼のヨットが時化を避けてガキスの島に寄ったとき、イオーネは屈辱的な思いをさせられていた。あんな傲慢な人と結婚するなんて…。しかし次の瞬間、イオーネは希望に目を輝かせた。そうよ、花婿を利用して、自由へのパス
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Posted by ブクログ
倒産の危機に瀕しているケータリング会社を立て直そうと、若き経営者ミスティ・カールトンは必死だった。そんな彼女に救いの手を差し伸べる男性が現れた。イタリア系大企業の重役レオーネ・アンドラッキ。彼は支援の見返りとして驚くべき条件を提示する。「君に、恋人のふりをしてもらいたい」レオーネほどの男性なら女性には不自由しないのに、なぜ?「僕が用意する家に住み、僕が買う服を着て、僕に従う」奴隷同然の恋人になれということね。ミスティは困惑し、反発を覚えたものの、会社のために承諾する。そして大物経営者の恋人としての華やかな生活が始まった。だが、ミスティが選ばれた裏には恐るべき計画があった。レオーネは、彼女を自ら