カトウタカヒロのレビュー一覧
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惜しい…かな?
透明人間と言う非現実的な題材をメインにしてはいるが、基本はサスペンスもの。
主人公や周囲の人間の闇がうまく描写されており、終始不気味で落ち着かない雰囲気が漂う。
この先、おそらくどんどん話がこじれ、主人公がドツボに嵌っていくんだろうなとは思うが、その持っていき方は想像ができず、先が気になる。
これらの点はすごくいい。
一方で、マンガを絡めてくるのは少なくとも今のところは直接は関係がなく、そこが身内の安易さのような気もする。
自分たちの専門分野なら描きやすいでしょうからね。
そこが非常に惜しいところ。
この先、「主人公が漫画家である必然性」が出てくるのかどうか、それが評価の大きなポイントに -
ネタバレ
意外な名作?
当初はただのありふれたパニックホラー漫画でしたが一巻後半からは徐々に違ってきます
恐らく大半の人は3巻の彼の奮起と彼女の想いを目にした時にこの漫画のテーマの一つに気づくのではないでしょうか
絵柄も上がっていく漫画力画力と合わさり、見応えのある迫力を持ち始めるためパニックホラーに飽きた方でもとりあえず3巻まで読んでみてください