【感想・ネタバレ】ギュゲスのふたり -透明な能力者たちの破滅譚- 2のレビュー

あらすじ

没入間違いなし!窮地の連続の第2巻!

『ジンメン』作者のカトウタカヒロが紡ぐ新境地!!

故意ではないにしろ、
漫画家・花山院を手にかけてしまった藤堂。

だが、花山院が漫画を連載出来なくなったことで
連載企画が頓挫した藤堂に好機が・・・!

一方、巷では透明人間についての
噂が流れ始め、

ある一人の男が、藤堂への接触を試みるーーー!!

塗り重ねた嘘が膨らみ続け、限界寸前!

藤堂の行く末や如何に!?

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もし、透明になれる力を得たら何をしますか?その力を自分のために、もしくは人のために使いますか?
人知を超えた能力を得た人間は、その力によって幸せになれるのか。もしくは破滅の道か…

主人公の心情に100%の感情移入させられるわけでは(当然こんな能力もなくできるわけ)ないですが、
透明にすることのできる能力を使って、取り返しのつかない状況を生み出してしまったことを自覚したときの脂汗にじみ出る表情は胸をしつけられます。
特に2巻。友人のヤクザに能力がバレた上に利用され、悪用という言葉では片付けられない事態の連続に直面するシーンが印象的です。

読み進めていくほどに引き込まれる世界観と演出は、『ジンメン』『カクカゾク』のカトウタカヒロならではかなと。
テンポのよい展開なので読者を飽きさせず置いていかない、読みやすい1冊です。

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匿名

無料版購入済み

怖いです。いろいろと。
力があると、なぜ悪いことに使おうとするのかなぁー。というか、なぜそうゆう人に力はバレるもんなんだろ(笑)

0
2024年03月15日

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