竹内政明のレビュー一覧

  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    書く職人2人の対談。
    言葉遊びと言えばそうだが、奥の深さと考え方が人並みハズレてて
    圧倒される。
    書くことと、話すことと、読むことが本当に好きな2人だとよくわかる

    0
    2019年06月12日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    ・なんでもいいから書いてみる。そうすることで、自分の考えがまとまってくる
    ・コラムの冒頭だけを読んで先の展開を予想する
    ・「すごく悪いこをした犯人の弁護士になったら、自分はどうするか」という思考実験をする
    ・どうすればよい短文が書けるようになるか。「削る練習」しかない
    ・「これは誰に読んでもらうのか」を意識する
    ・時間を置いて自分が書いた文章を読み直す。「あのへんはどう書いたっけな」と細かな表現については忘れるくらい時間を空けてから読み直す
    ・文章修練のために名文を書き写す。一字一句を追うことで、自分が今までいかに手抜きをしていたかが分かる
    ・失敗談は、その書き手や話し手が、その失敗について、

    0
    2018年11月04日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    「前に遡って読み直す必要のない文章を書く男」と「読売新聞の一面を下から読ませる男」が、相手の得意技を白日の下に晒す。始めは武道の稽古のように見えた対談も、しなやかさこそ保たれたままでありながらも、次第にハイレベルな勝負のような呼吸を帯び、お互いに切り札の出し惜しみが出来ない状態に陥ったのか、書く力を磨きたいと願う読者にとっては、焦点を外せない話題が溢れてくる。それは心構えのような抽象的なものから、注意事項のような具体的なものまで多岐に渡るが、いくつかのエピソードも相まって、記憶に残る、習慣にしたい奥義だ。

    0
    2018年07月07日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストの池上氏と、読売新聞1面の編集手帳を担当する竹内氏による対談本。文章を書くコツやノウハウが満載されている。
    文章技法を説明するのではなく、二人が思うところを語り合う形式を取る。その分、どこを重要視するかは読み手に任されてしまうが、頭には残りやすいと感じた。私は文章をまとめる事が苦手なので、「自分が理解していることを書く」「まず要素を書き出す」「書き出しを大切にする」「必要な部品は探しに行く」という基本的な点が腑に落ちた。
    一方で、いい言葉を取り入れたり、名文を読んだりする事で、より綿密な推敲に繋がるという。まだその域は見えないが、いずれ役立てたい。

    0
    2018年01月21日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    文章読本だが、対談形式になっているのでエッセイとして読めた。池上彰というと大物との対談で色気を出して自分の知識をひけらかす感があるが、今回の対談相手・竹内政明は一般的にはメジャーな人物でない分、両者の良いところが余す所なく表出されている。
    読後の感想に代えて、印象に残った文章を引用、書き写すことは意外に「書く力」をつけることに役立っているようである。

    0
    2018年01月20日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    「書く」という行為についての新聞人と放送人の対談。対談というところがこの新書を本質的なものにしていると思いました。ふつう「話す」は相手があって成立するもの、「書く」は一人で行う作業、と思いがちですが、実はそうじゃない。ペンなりキーボードなり自分の内側にあるものを文字として外側に出す、そいう外在化された自分と対話する行為が「書く」ということ。だから「書く力」とは「一回、文字にした自分と対談する力」、そう言っていると感じました。だから人はついつい実物以上な自分としての名文にこだわるのかな、あるいはかっこ悪い自分に会いたくないから書くことを遠ざけたりするのかな、とか。この本の二人の達人は、自慢っぽい

    0
    2017年10月20日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    池上彰さん、竹内政明さんの『書く力』

    もちろんこの本を読んだだけで、書く力が向上するわけではありませんが、そのヒントは満載でした。

    何より竹内政明さんが手掛けている読売新聞のコラム「編集手帳」を書く上での裏話が面白かったです。

    0
    2017年08月11日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ


    第二章より、心に留めておきたい内容

    自分でもよくわかっていないことは人に伝わらない。
    自分自身が深く理解している物事についてのみ、分かりやすい文章が書ける。
    背伸びせずに、自分がわかっていることを、自分の言葉で書く。ありのままで書く。ベタに書くことを恐れなくてもよい。一番大切なのは伝わるということである。

    0
    2017年06月28日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」(池上彰 竹内政明)
    元NHK記者で、今やテレビなどでおなじみの池上彰さんと、読売新聞朝刊一面コラム執筆者である竹内政明さんが繰り広げる、ズバリ文章術に関する対談集です。
    著名なお二人の対談ですから、これが面白くないはずがありません。特に竹内政明が執筆しているコラム「編集手帳」は、名文中の名文と呼ばれています(私も大ファンの一人です)

    私も物を書くのが本業ではありませんが、メールを書いたり、随時発信する展開事項など文章を作成する機会は意外と多く、本書はとても参考になる1冊です。
    特に意識しているのが、ダラダラと長くならず、できる限り短く、でも伝えたいこ

    0
    2017年07月10日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    池上彰氏と竹内政明氏による文章術の対談。

    「いわゆる『名文』を書くノウハウのようなものにはしたくない」と、「はじめに」に書かれているように文章術のノウハウ集ではない。

    対談は池上氏が巧みに話をリード。竹内氏から文章術の「秘密」を引き出したものになっている。主に竹内氏が読売新聞のコラム「編集手帳」をどのように書いたかのネタばらしである。
    竹内氏の話を聞いた後に、池上氏も自分の考えを述べている。池上氏の言っていることは「伝える力」と「伝える力2」で書かれていることと同じだったため既視感があった。

    内容自体は難しくなく、誰でも読めるが、文章作成に関しては上級者向けの内容である。うまいコラムを書

    0
    2025年01月14日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    自分にはそれほど参考にならなかったかな。おそらく、どんな文章を書くかによっては参考になると思います。

    0
    2022年02月12日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    とにかく今すぐ書きたい!とまではいかなかったけど、色々思うことはあり。
    漢詩とかも久々に読んでみたくなった。
    ネタのストックを増やしたい。

    0
    2021年01月24日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    良い文章のリズムを覚えるために名文を書き写す。
    論理的な理由づけまでは書いてなかったけど、感覚として身につけるには早い方法、と思った。

    0
    2019年11月17日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    【目次】
    1.構成の秘密 ―「ブリッジ」の作り方
    2.本当に伝わる「表現」とは
    3.名文でリズムを学ぶ
    4.悪文退治

    0
    2019年06月19日
  • 心にジーンと響く108の名言

    Posted by ブクログ

    著者の主観が少なく、名言を分かりやすく解いているため、心に入りやすい。
    他の名言も知りたいと思える。

    0
    2019年01月31日
  • 読売新聞 朝刊一面コラム 竹内政明の「編集手帳」傑作選

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「天声人語」「春秋」、ときどき「産経抄」。
     新聞一面コラムは日々目にするが、読売の「編集手帳」は、その中でも一番読んでないものだった。それでも、本書に編まれた120編のなかに、1つ2つは目にしたことがあるものもあり、それなりに名文の誉れのコラムだったのかと。
     著者のコラム担当期間が2001~2017年。平成が終わろうという年に、その後半の世相を省みることが出来て、なかなかの読後感。

     とはいえ、日本の新聞のコラムの作法というか、展開は、あまり好きではない。導入部分で、季節の話題、故事や詩歌を引いたかと思うと、終わりは世相や政権批判、今の社会に物申すなど、序と結が、どうにも結びついてない

    0
    2019年01月09日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    すでに書く力が中級程度にある人には、普通に行っていることが書かれている。もちろん参考になる部分もあるが、やはり書く力をつけるには、というところでまともなことをもう一度復習する意味では良書です。

    0
    2018年08月14日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    文章を書くための参考書的な固めなイメージで読み始めたけどお2人の対談の中に色々なコツや豆知識が出てきてそれをうまく自分のものにしてね的なスタイルだった。

    これを読んだあとに早速仕事で短文を書く機会があったのだけど一度書いた文章をひたすら削っていくことと、
    誰に宛てたものなのかをよく意識すること、そしてリズムを大切にすることを意識したらいつもよりだいぶまとまったものになった。

    なんでもすぐにだらだら書いてしまうので今後も肝に銘じておきたい。

    “”の隠れた意味は知らなかったので面白かった。

    0
    2017年06月27日