藍月要のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
いいまとまり方
いい作品でした。
中弛みせず、論理だった話で変な違和感を抱かず最後まで楽しめました。
最後はちょっと無理やりな理論でしたが、まぁ許容範囲!
もう少しだけ後日談を…!
-
Posted by ブクログ
いやあ、あいかわらず、なんて気持ちいい奴らなんだろう!
今回は、それぞれのメンバーの心情が、想いが、深く語られて何度もグッと来てしまった。
こんな想いの物語は大好きだ。
今回は自動生成ダンジョンの攻略話なんだけど、その方法が実に彼ららしい。
自走車で自動マッピングとかさすが理系バカです(笑)
やるなあ。
前巻最後のザザの告白があって、その後どうなったのかなあと思っていたのだけど、前半ははっきりと語られず仕舞いだった。
でも幹人の中ではすでに決まっていたんだね。
言葉ではなく態度と行動でしめすなんて、かっこいいよ。
でも、その意地は男の子だなあ。
嫌いじゃないけど、もう少し素直になってもいい -
購入済み
高専生が異世界に飛ばされてという設定がまず面白い。その世界の物理法則を調査して最終的に魔道具自作でなんとかするみたいな、何かを作る京の話が好きな自分にはクリーンヒットだった。基本地球と同じ世界観で結構あっさり自分たちの分野の領域に引っ張り込めちゃうのはもう一手間あってもいいのかもしれないけど自分の技術でイケるって感じるところの興奮感が良い。
-
Posted by ブクログ
ネタバレなのはかよ!
タイトルから高専生が現代工学を用いて魔法に戦いを挑むお話かと思ったら、若干違ったかな。
そう思ったのは魔法道具をそのまま使って色んな装備を作製するあたり、なんかこう、もっと現代工学材料で対抗して欲しかった気がする。
そして、魔法少女の妹どこ行った、な前半から後半はリリカルなのはネタが満載で、は? となった^^
そんでもって後書読んで、同士よ! と言いたくなった笑
いや、「名前を呼んで」は名場面だよなあ。
そして戦いでしか始まらない友情もあるんだよ!
それにしても妹ちゃんのメンヘラはちょっと怖い。
個人的にはヒロインはペン姉さんで^^
人間姿の姉さんはきっと可愛いと思 -
購入済み
解るんだけどね
話としては解る。
バックグラウンドを含めても、こう云う展開になるのも解る。
満点評価に出来るほど上手いのかも知れないけど、
難易度高いし、他の登場人物を出す意味が見い出せ無かった。
いろいろ踏まえた上で読んだら、満点は無いと思う。 -
Posted by ブクログ
最終巻。
いや、なんと言ったらいいのか、色々ありすぎて言葉が出ない。
魔法を科学するその物語は理系の自分にはとても楽しかった。
高専生の突き抜ける熱量とワイワイ議論する様がとても気持ちいい。
うん、好きだなあ、こういうの。
最終巻でも、ザザの戦いのための魔道具作りが彼らの本領だ。
そのザザは頑張った。
いろんな意味で頑張った。
ちょっと切ないけども。
そして巻を追うごとに重みを増していった照治。
最終巻では悲壮な別れが待っている展開に、こっちも苦しくてドキドキしてしまった。
でも、彼らは高専生だ。
不可能を可能にしてきた高専生。
だからきっとそのままでは終わらない、きっとどうにかしてくれ -
Posted by ブクログ
ロボコン部の高専生たちが魔法のある異世界に飛ばされて本領絵発揮する話(笑)
いや、なんというか、こういう理系人間、よくわかるんだよなあ。
自分も同類なもんで(笑)
魔法なんていう謎なもんを見たら、原理がどうなってるかとか、魔法具の改良とか、そりゃやるでしょう!
愛すべき理系バカたちは、うん、面白かった。
いやあの、物語自体もよかったよ。
お話的には彼らのサバイバル奮闘記ではあるんだけど、理系の探究心が前に出てあんまり悲壮さがないのがいい。
それこそ困難は知識と技術と根性でなんとかしてしまうわけで。
そんな中、異世界で出会って助けてもらった美少女が父親との関係から自暴自棄になっているのをなんと -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白くないわけじゃないのだけど……
善良さがにじみ出ている筆致がこの著者の魅力だと思うけど、今回はそれが裏目に出ていて、悪役がひどく薄っぺらくなってしまっているように感じた。
あと、フラストレーション溜めたままでカタルシスがない、というのもちょっとキツイ。
この話でのフラストレーションは、
・女性の魔物狩りが軽く見られている。
・男性は「うたうたい」になれないと思われている。
・男性の魔物狩りは仕事をしてないと思われている。
・女性の「うたうたい」は男性の言いなりだと思われている。
などと数多くあるのだが、この内でカタルシスが得られるのは上の2つだけ。
しかも、(続巻があるとして)完結 -
Posted by ブクログ
もうすぐロボコンが迫っているため、友人+妹と共に
最終調整をして、そして夜が明けた…はずだった。
気が付けば、倉庫ごと異世界。
太陽が3つあったのは、主人公達にとって
分かりやすくて良かったかも知れません。
こうして集団で移動してしまえば、確実に心の平穏は
手に入れる事ができます。
まぁ…仲がいい、という前提がありますが。
一夫方向に突き抜けた性格の人達なので
妹だけがストッパー?
いや、妹も魔法が絡むとあれな感じになりますが。
王道の異世界ものと違って、目的あって、ではなく
理由が分からないもの。
もしかしたらそのうち分かるかも知れませんが
とりあえずこの1冊ではなかったです。
そちら