【感想・ネタバレ】俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認するのレビュー

あらすじ

高等専門学校、高専に通う幸成たち12名の学生たちが目を覚ますと、そこは異世界でした。ロボコペ優勝を目指してガレージで徹夜作業をしていたはずの彼らが、まず行ったのは……物理法則の確認! 摩擦、空気抵抗、重力、電気抵抗と、自分たちの知識を駆使して、その土地を調べ上げるメンバー。ひとまず生命が活動することができることを確認した彼らは、これから始まるサバイバル生活に落胆することしかできず……。しかし、森で廃棄されていた魔道具【マジックアイテム】を拾ったことで、彼らの運命は大きく動き始める――!

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高専生が異世界に飛ばされてという設定がまず面白い。その世界の物理法則を調査して最終的に魔道具自作でなんとかするみたいな、何かを作る京の話が好きな自分にはクリーンヒットだった。基本地球と同じ世界観で結構あっさり自分たちの分野の領域に引っ張り込めちゃうのはもう一手間あってもいいのかもしれないけど自分の技術でイケるって感じるところの興奮感が良い。

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

ロボコン部の高専生たちが魔法のある異世界に飛ばされて本領絵発揮する話(笑)
いや、なんというか、こういう理系人間、よくわかるんだよなあ。
自分も同類なもんで(笑)
魔法なんていう謎なもんを見たら、原理がどうなってるかとか、魔法具の改良とか、そりゃやるでしょう!
愛すべき理系バカたちは、うん、面白かった。

いやあの、物語自体もよかったよ。
お話的には彼らのサバイバル奮闘記ではあるんだけど、理系の探究心が前に出てあんまり悲壮さがないのがいい。
それこそ困難は知識と技術と根性でなんとかしてしまうわけで。
そんな中、異世界で出会って助けてもらった美少女が父親との関係から自暴自棄になっているのをなんとかしようとする展開もよかった。
でも初め、なんで自分たちで一級魔物を退治に行くのか、それで彼女を救えるのかよくわからなかった。
途中で、少女のほうがそんな自分たちを心配して、自分の行いを省みてもらう為かと思ったけど、違った。
他人と違うこと。変であること。
でも、だからこそ他人にはできない凄いことができること。
だから、他人と違っていい。変でいいんだ。
ということを少女にわかって欲しかったんだ。
ああ、そういうことだったんだ。
うん、これわかるなあ。
御多分に洩れず、理系人間の端くれとして、自分も変人だと自覚し、むしろそれを誇りに思って生きてきたので、このくだりには胸が熱くなった。
なので本巻のハイライトは、この言葉
「まともに生きろ、ちゃんとしろ、そんな風に言ってくる連中を知識と技術で顔面ぶん殴ってうるせえ、俺の方がすごい、と言ってやるために実力をつけるんだ」
いや、とんでもないセリフなんだけど、これで胸が熱くなるのが理系人間なのだ(笑)
自分も科学の徒の一人として、まだまだ頑張らないとな(なにをだ・笑)

そんなわけで、なかなか楽しめました。
ラストは続編書く気満々な引きだけど、まあ、異世界から戻ってもこれてないし、続いてほしいなあ。
待ってます。

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2017年05月02日

Posted by ブクログ

高専出の人たちってこんなんばかりじゃないはず。
作中でもいってたか。
少し万能感が強いかなあ。特に主人公。

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2017年03月25日

Posted by ブクログ

もうすぐロボコンが迫っているため、友人+妹と共に
最終調整をして、そして夜が明けた…はずだった。

気が付けば、倉庫ごと異世界。
太陽が3つあったのは、主人公達にとって
分かりやすくて良かったかも知れません。
こうして集団で移動してしまえば、確実に心の平穏は
手に入れる事ができます。
まぁ…仲がいい、という前提がありますが。

一夫方向に突き抜けた性格の人達なので
妹だけがストッパー?
いや、妹も魔法が絡むとあれな感じになりますが。
王道の異世界ものと違って、目的あって、ではなく
理由が分からないもの。
もしかしたらそのうち分かるかも知れませんが
とりあえずこの1冊ではなかったです。

そちらに突き抜けまくっている集団達が起こす
それでいいの? と突っ込みたいやり口。
安全が買えるなら、やりたい事が満足してできるなら。
これでいいのかも知れません…w

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2019年05月16日

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