鰺坂こうやのレビュー一覧
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逆算した恋
ハッテン場からの出会い・教師と生徒という引き算がある恋が、交際に至るまで長い月日+好きだと云う眼差しと真心と情熱を足して掛けて結ばれた初々しくてもどかしくて熟成された純愛。
身体を重ねてからの自我の芽生えと恋心なので、逆算した関係だけど微笑ましくてずっと見ていたい2人。 -
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初々しいお話で、ドキドキしました。
先生と生徒っていう立場をちゃんと受け止めていて、立場について迷う気持ちとかも描かれていて良かったです!
作中の時の流れが早いので、心情の変化と変わらない気持ちもあって、甘酸っぱい気持ちになります! -
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普段とは全然違う姿ってやっぱり惹かれるよね。一線引かれた後、そこを越えずにちゃんと誠実に向き合う姿はホント褒めてあげたい!!そういうお年頃なのに偉かったね!最後、ちゃんと一歩踏み出せた先生も偉い!!随分と長い事かかったけど、これから愛を育んでいって欲しいです!
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美しく繊細な世界
初読み作家さんの作品でした。とても良かった!
細く美しい線の作画が作品の内容にマッチしていて、登場人物たちの繊細な心のゆらめきに自然と共感出来ました。
サクくん、かっこいいというより綺麗。でも芯は意外としっかりしていて男らしい。
皆川先生。数学に対する持論は素敵なのに、中身はヘタレ(笑)可愛らしい人ではある。
サクくんに落とされて大正解〜末永くお幸せに✨
同時収録の短編『transition』、世界を渡り歩く民族タトゥーの研究者くんと大学職員の恋。
こちらも作画の美しさが魅力的(ボディタトゥーが美しかった)で、短いながらもまとまってて良かったです。 -
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社長の計らいで大阪へ出張となった吉野と真塩。二人が泊まる場所は豪華なホテルのダブルルームで…
酒に酔っ払った真塩は、吉野に好きという言葉を掛ける。冗談だと思った吉野は次の日の朝そのことを笑うが、真塩は昨日と違い真剣なまなざしでまったく同じ言葉を吉野に言う。
淡々として読みやすいなと思いました。吉野が真面目で好青年な性格に対し、真塩はノリがよくお茶目っぽいとこも相性いいなと。
題名の三夜前線は、出張の日にちと天気を掛けているのかな(?)。最後の言葉の続きがめっちゃ気になります!
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相変わらず繊細…
じっくり何度も読み返して味わい深くなるスルメ本作家さん…その節はお世話になりました…オリジナルストーリーも最高です…読める世界にありがとう……
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鰺坂先生、めっちゃいいです!
作品全体の雰囲気を醸し出すのがとても巧いです。表題作他2作品収録されていますが、それぞれ全く違う設定でありながら、人間の根本的なところがつながっているような温かみを感じました。どれも続編があってほしい珠玉の作品集です。