カル ニューポートのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
するべきことがあると分かりながら、幾度となくスマホを手に取りSNSを見てしまう自分に危機感を持ったことから手に取った一冊。
SNSを代表する現代のインターネット環境により、各人がセルフコントロールを失い、主体性をなくすことに警鐘を鳴らす。それを「魂を抜かれる」と表現する。
本書では、インターネットから離れるための具体的な方策を提示しているが、個人的にはドラスティックであり若干非現実的と感じた。(世論でそこまでSNSのデメリットが共有されていないためとも思う。社会全体として、懸念が顕在化してくれば、そう思わないかも。)
むしろ本書での気づきは、SNSを辞めた時に生まれた時間を、いかに有意義 -
Posted by ブクログ
デジタル情報、機器の洪水に溺れてしまう現代をいかに生きるか。携帯をチェックするのはスロットマシンと同じ。次に自分の満足するものに出会えるか、タップ、スクロールを続けてしまう。一種の依存症。
「デジタル・ミニマリスト」はその依存状態を克服し、自分の主体性を取り戻す。
「アテンション・エコノミー」に飲み込まれないため、何に注意すれば良いか。いつでも手元にあるスマホは人の主体性を容易に奪う。それにより時間の使い方、注意を向ける先を決定する権利を一葉手放してしまう。自分が主体的に取り組める為の余暇を以下にして取り戻すか。様々な実践者の経験なども紹介しながら、著者のデジタルミニマリストとしての基本的な考 -
Posted by ブクログ
すぐにスマホを触る、無駄にネットサーフィンをする時間を無くしたいという思いからこの本を手にとった。やっぱり、常時ネットにつながっている状態は脳に負担をかけるばかりでなく、集中力も低下するというのはその通りだと感じる。
なんとなくスマホをいじるのではなく、目的を持って、手段として使うということを意識したい。意識的にデジタルから離れる時間を持つようにしたい。
◆試してみたい事◆
◎スマホを置いて散歩にでる
◎週に何か一つ、修理するか作るかしてみる
◎ネットを見る、動画を見る、などはあらかじめ時間を決めておく
◎自由時間に何をするのか、計画を立てる。自由時間の過ごし方に意識的になるほど、生活の中に -
Posted by ブクログ
【背景】
①なぜ読むか
デジタルデバイスとの関係について考え直す。
②何を得たいか
デジタルデバイスに利用されず、上手く利用するためのテクニックを得る。
③読後の目標
本当にやりたいことに注力できるようになる。
【著者】
カル・ニューポート(ジョージタウン大学准教授)
【出版社】
早川書房
【重要語句】
テック企業、依存性ビジネス、Facebook、Google、集中力、時間、孤独、つながり、ソーシャルメディア、いいね
【要約】
テック企業の多くは、私たちの“注意”を引くように商品を開発している。それゆえ、私達は無意識のうちにそれらの使用時間が増えてきてしまっている。そして、現在においては、デ -
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自分はネットに依存していないと思っていたが、この本を読んでいる途中に頻繁にスマートフォンを閲覧している自分に気が付いた。今まで無意識にスマートフォンを観ていたが、この本を読んでいるときにその頻繁さに気づかされた。それだけでもこの本を読んだ値はあったと思う。
スマートフォンで目的を達成しようと開いて、その目的を達成することなくほかのことに関心が向き、結果もう一度開くという体験を今まで何度も経験している。本書でも紹介されていたが、スマホを観ないよう、腕時計を購入したという方法にとても納得した。アップルウォッチを持っている人はスマホのヘビーユーザーと思っていたが、逆にスマホから逃れるツールとして使っ -
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デジタル依存気味なのでデトックスをしたくて読みました。
できそうにないと思ってしまうが、覚悟を決めてやった方がいいとは思いました。(できるかどうかは別として)
以下本書まとめ
30日と期間を決めて、かならずしも必要のないテクノロジーの利用を休止
その30日間に楽しくてやりがいのある活動や行動を探す、発見する。
休止期間が終ったらまっさらな状態の生活にし、休止していたテクノロジーを再導入する
1人ですごす時間(孤独)が必要
スマートフォンをおいて外出、長い散歩、自分に手紙を書く
ソーシャルメディアのいいねをしない
余暇の行動、趣味を取り戻す
受け身の消費より体を動かす活動を優先する
スキ -
Posted by ブクログ
やりたいこと、が仕事になることなどめったにない。
仕事になるやりたいこと、が見つかるのには時間がかかる。
仕事になるやりたいこと、はスキルアップすると見つかる。
スキを仕事に、は危険。
仕事をする中で、キャリアを貯める。
1万時間の法則。1万時間やってもプロとアマが存在する。意図的な練習をしたかしていないか。
自分にふさわしい仕事を探すより、今の仕事にふさわしい働き方をする。それによりキャリアが積み上がり、ふさわしい仕事が見つかる。
同じような発見は同じ時期に現れる。すぐ隣にイノベーションはある。
時間管理=時間を決めて、その間はとにかく頑張る。
情報管理=勉強の成果を関連性を表す証