カル ニューポートのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書の内容は、
SNSを見たり、スクリーンから提供されるものを漫然と受け取る行為について、我々は本当にそれをしたいからしてるのではなく、facebook等が売上をあげるための様々な策略にはまり、支配されているからであると気づくべきで、
その支配から脱却することで、もっと主体的で豊かな日々を送れる、というもの。
その根拠を示す様々な研究結果やこれを実現するための手法がいくつか述べられている。
確かに、youtubeを一日中見ていた日などは、リラックスできたようでできておらず、結果的に得られる幸福感、満足感は低い気がする。それをしたいからしてるというよりかは、もっともっととドーパミンに駆り立てられて惰性的に見てるだけで、本当にしたいことではないような気がする。
"質の高い余暇活動とは、スキルを活かして価値のあるものを生み出す活動である。
人との交流を伴うものであれば、なおよい。"
と本書でも述べられているように、
DIYをしたりだとか、アプリを作ったりだとか、文章を書いたりだとかしてる時の方が充実感があり、事後の幸福度も高い。
キャンプなどが流行る理由もそれだろうか。
これらは確かに、youtubeをだらだら見るといった受動的な余暇活動に対して、スキルを活かした生産的な余暇活動と呼べるものかもしれない。
実践的な手法も多く述べられていた点もよくて、私自身もいくつか実生活に応用してみようかと思った。 -
Posted by ブクログ
するべきことがあると分かりながら、幾度となくスマホを手に取りSNSを見てしまう自分に危機感を持ったことから手に取った一冊。
SNSを代表する現代のインターネット環境により、各人がセルフコントロールを失い、主体性をなくすことに警鐘を鳴らす。それを「魂を抜かれる」と表現する。
本書では、インターネットから離れるための具体的な方策を提示しているが、個人的にはドラスティックであり若干非現実的と感じた。(世論でそこまでSNSのデメリットが共有されていないためとも思う。社会全体として、懸念が顕在化してくれば、そう思わないかも。)
むしろ本書での気づきは、SNSを辞めた時に生まれた時間を、いかに有意義に使うかを合わせて考える必要性を問うていること。それがなければ、結局最高の暇つぶしであるSNS、ネットサーフィンに戻ってしまう。
インターネットという、受動的な娯楽に慣れ切ってしまった中で、なかなかの難問であるが、心に留めながら生活していきたい。 -
Posted by ブクログ
デジタル情報、機器の洪水に溺れてしまう現代をいかに生きるか。携帯をチェックするのはスロットマシンと同じ。次に自分の満足するものに出会えるか、タップ、スクロールを続けてしまう。一種の依存症。
「デジタル・ミニマリスト」はその依存状態を克服し、自分の主体性を取り戻す。
「アテンション・エコノミー」に飲み込まれないため、何に注意すれば良いか。いつでも手元にあるスマホは人の主体性を容易に奪う。それにより時間の使い方、注意を向ける先を決定する権利を一葉手放してしまう。自分が主体的に取り組める為の余暇を以下にして取り戻すか。様々な実践者の経験なども紹介しながら、著者のデジタルミニマリストとしての基本的な考え方が述べられている。 -
Posted by ブクログ
すぐにスマホを触る、無駄にネットサーフィンをする時間を無くしたいという思いからこの本を手にとった。やっぱり、常時ネットにつながっている状態は脳に負担をかけるばかりでなく、集中力も低下するというのはその通りだと感じる。
なんとなくスマホをいじるのではなく、目的を持って、手段として使うということを意識したい。意識的にデジタルから離れる時間を持つようにしたい。
◆試してみたい事◆
◎スマホを置いて散歩にでる
◎週に何か一つ、修理するか作るかしてみる
◎ネットを見る、動画を見る、などはあらかじめ時間を決めておく
◎自由時間に何をするのか、計画を立てる。自由時間の過ごし方に意識的になるほど、生活の中に時間は生まれ、充実したものになっていく。 -
Posted by ブクログ
【背景】
①なぜ読むか
デジタルデバイスとの関係について考え直す。
②何を得たいか
デジタルデバイスに利用されず、上手く利用するためのテクニックを得る。
③読後の目標
本当にやりたいことに注力できるようになる。
【著者】
カル・ニューポート(ジョージタウン大学准教授)
【出版社】
早川書房
【重要語句】
テック企業、依存性ビジネス、Facebook、Google、集中力、時間、孤独、つながり、ソーシャルメディア、いいね
【要約】
テック企業の多くは、私たちの“注意”を引くように商品を開発している。それゆえ、私達は無意識のうちにそれらの使用時間が増えてきてしまっている。そして、現在においては、デジタルタイムが増加しすぎたせいで人間関係が希薄になったり、不安感にかられたりとデメリットを感じる人も増えている。
私たちは今一度、デジタル機器を使う立場に立たなければならない。もちろん、デジタル機器を使うメリットも大きいが、デメリットにも目を向けて功利主義的に検討しなければならない。
【感想】
学校では1人1台のタブレットが配布された。その弊害について十分な議論が成されたか、私は不安に思う。包丁は便利な反面、人を傷つけることがある。だからといって使用を禁じるのは賢明でない。デジタル機器も同様だ。リテラシー教育に力を入れようと思う。 -
Posted by ブクログ
自分はネットに依存していないと思っていたが、この本を読んでいる途中に頻繁にスマートフォンを閲覧している自分に気が付いた。今まで無意識にスマートフォンを観ていたが、この本を読んでいるときにその頻繁さに気づかされた。それだけでもこの本を読んだ値はあったと思う。
スマートフォンで目的を達成しようと開いて、その目的を達成することなくほかのことに関心が向き、結果もう一度開くという体験を今まで何度も経験している。本書でも紹介されていたが、スマホを観ないよう、腕時計を購入したという方法にとても納得した。アップルウォッチを持っている人はスマホのヘビーユーザーと思っていたが、逆にスマホから逃れるツールとして使っているのではないかと感じる。天気予報をみるためスマホを開くと必ずほかのこともしてしまう自分を発見する。
細切れだけど確実に消費する無為な時間に意識を向け、有益なことを探す意識を醸成するうえで意義のある本だと思う。 -
Posted by ブクログ
デジタル依存気味なのでデトックスをしたくて読みました。
できそうにないと思ってしまうが、覚悟を決めてやった方がいいとは思いました。(できるかどうかは別として)
以下本書まとめ
30日と期間を決めて、かならずしも必要のないテクノロジーの利用を休止
その30日間に楽しくてやりがいのある活動や行動を探す、発見する。
休止期間が終ったらまっさらな状態の生活にし、休止していたテクノロジーを再導入する
1人ですごす時間(孤独)が必要
スマートフォンをおいて外出、長い散歩、自分に手紙を書く
ソーシャルメディアのいいねをしない
余暇の行動、趣味を取り戻す
受け身の消費より体を動かす活動を優先する
スキルを活かし、物質的な世界で価値あるものを作り出す
リアルな世界での交流が必要な活動を探す
週に何か一つ修理するか作る
質の低い余暇行動(ネットサーフィン、SNS、TV鑑賞など)をスケジューリングする
SNSアプリを全部消す
デバイスをシングルタスクな道具に戻す(コンピュータの使い道を限定させる)
SNSにログインするのは4日に一度、フォローする人を限定するなど
スローメディア(新聞、雑誌)を活用する