カル ニューポートのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んだあとスマホの使用時間を調べてみた。
休みの日は多い日は最低1日8時間、平日でも3時間ほど使っていたと思う。(アプリを消したと同時に使用時間も消去されたので覚えているのは、おおよそだ)
著者は、必須でないアプリ、特にSNSアプリは全て消すのをお勧めしているが私は必須ではない長時間使用しているアプリを消した。なのであまり1週間に30分以下しか見ない漫画アプリなどは残してある。
実際にSNSとYouTubeとニュースアプリを消したあと、スマホの使用時間を見てみると過去3週間のうち1時間を超えていたのは1日(1時間40分)だけだった。それも筋トレ記録のアプリに52分を使っていた。
筋トレ -
Posted by ブクログ
豊富な人脈に支えられた多くのエピソードが本書の醍醐味。リアルが伝わる一方で少し説明が冗長に感じられる部分もあるがデジタルミニマリストを標榜する著者の解決策は至ってシンプル。
接続よりも会話を重視しようということ。
(勘違いしやすいがデジタルや仮想がダメなのではなく例えばオンライン通話は会話として許容している)
そのための優先をつけること。
(テクノロジーの断捨離。時間泥棒のSNSと距離をとるなど。具体的にはスマホアプリを消す)
また手持ち無沙汰にならぬためにも良質な余暇活動をプランせよ。
孤独に向き合い自身との対話を深めよ(マインドフルネス、散歩のすすめ)
わたしとしてはまずはデバイスを見 -
Posted by ブクログ
世の中のほとんど全ての人がスマートフォン・SNS中毒となっていて、必要以上にネットワークに繋がっている時間が多くなったことにより、自分自身と向き合う時間がなくなった弊害が大きいから、
意識的にネットワークから距離を置き、自分にとって本当に大事な物事にフォーカスしよう、という内容だ。
自分はその内容に共感し、読み始めてすぐにX、Instagram、Tiktokを削除(アカウントは消していない)し、iPhoneのホーム画面を整理して一頁目に最低限のアプリしか配置しないようにした。
今後考えるべき問題は、ほとんどすべてのヒトがSNSに毒されている状態の中、産まれたばかりの息子を今後どのように育て -
Posted by ブクログ
デジタルなツールから離れ、自分にとって本当に大切なことに集中するための考え方を説いた本。断捨離のデジタル版とも言えるが、筆者はすべてのデジタルツールを削除するように主張しているわけではない。「惰性でSNSを見てしまう」というような状況を避け、もっと主体的に人生をコントロールするための一つの方法としてデジタル・ミニマリズムを提唱する。基本的な考え方やポイント、それらを踏まえた具体的な演習案なども提示してくれているので、本を読み進めながらデジタルの片付けを実践できるのはとても良い。デジタル・ミニマリストになれれば、デジタルツールやSNSに振り回されることなく、自分らしい生き方をすることができるだろ
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Posted by ブクログ
デジタル・ミニマリストというとデジタル技術を全く使わないで暮らしていくことなのか。
そうではなく、自ら目的を持ってデジタル技術とほどよい距離感で暮らしていくための手段や実践例などが書いてあります。
私もデジタル技術を全く使わないで暮らしていくことは難しいですが、使い過ぎてしまってもう少しデジタルから距離をとりたいなと思うことがあります。
デジタルを使わない時間、離れる時間をどのように活用していくのか、その方法も記述されています。デジタル技術で多くのことが知ることができる今だからこそ読む価値のある本だと感じました。
時間を空けて何周か読んでみたいです。 -
Posted by ブクログ
タイトルにミニマリストって書いてあるとつい読んじゃう。「スマホを手放してネットから離れよう」みたいな説教くさい本だったら嫌だなと思ったんだけど、「スマホやアプリなどの便利なツールを戦略的に使おう」って内容なのが良かった。
本当に自分がやりたいこと・質の高い生活や趣味を楽しむために、SNSの使用を止めるか、時間を制限しようというのが筆者の主張。確かに、当初は映画や本の情報・ニュースを追うためにチェックしていたSNSを見る時間が増えて、最近は逆に映画や読書の時間が削られていることには薄々気付いていた。
自分も隙があれば何か面白い情報が無いかとスマホを触っていることがあって、本で紹介される「スマ -
Posted by ブクログ
現代の生活に必要不可欠なものになったデジタルツール。便利になった一方で、私たちの生活、貴重な時間を脅かしていることをあなたは考えたことがありますか。
この本では、あなたが何気なしに使っているデジタルツール(特にスマホ)の悪影響について書かれており、それを今後どのように、使いこなしていくかの哲学が書かれてあります。
昨今、さまざな本でスマホの悪影響が書かれていますが、スマホ依存から抜け出すためのヒントがたくさん紹介されています。
私も、この本や、「スマホ脳」を読んで、自分なりのデジタル・ミニマリストを実践し、効果を実感しています。
スマホが片時も手放せないと感じている人にぜひとも読んでいただきた -
Posted by ブクログ
テクノロジーに生活を奪われないための方法を学ぶことができる。
ズバリその答えが本書のタイトルにもあるように「デジタルミニマリストになり、本当に大切なことに集中する」である。
具体的に
・30日間SNSなどのマストではない時間を奪うテクノロジーをリセットする
・楽しくてやりがいのあることを探す
・30日後、テクノロジーを元通りにし、メリットを再考する
試しにInstagram、Facebookをスマホ画面から消し、Youtubeをホーム画面から離れた場所に移動させ、生活してみた。
最初はいつもの癖で、スマホ画面を開くがいつも触っているアプリがないことに気づく。
それを続けると別にSNSがなく -
Posted by ブクログ
無意識に、ほんの少しの間があれば携帯を手に取り、SNSを漁ったりソシャゲに夢中になる毎日。携帯から離れられず時間がないと嘆き、溢れる広告や情報に疲れていた時に出会った本。
かなり極端な考え方、デジタル離れの方法が書かれた本ではあるけれど、考え方には大いに賛同できるし、そのまま実践はしなくとも、一部だけでもかなり効果はあると思う。
学術的な部分が多いので、そこはさらっと目を通して、実践方法を真似ている。
まだ実践して間もないが、SNSとソシャゲの時間を大幅に削減でき、本を読む時間が確保できている。また、「SNSで情報を無理に追わなくていい」というのは、思った以上に心が軽くなるのでおすすめしたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスマホ脳を読みながら、自分のスタイルを変えた。ただ、それって意味があることなのか、家族や友人も巻き込むような大きな問題になるのだろうか。自分がデジタルから遠ざかる時間を作るようになると、逆にそこに依存している人が目立つ、正直気になるように変化してしまう。決して否定してはいけないし、それはそれでスタイルだ。しかも、レストランやホテルで、ずっとスマホを見ている子供たち。すごく集中力をそこに取られていて、逆にスマホがないとストレスを感じるようになってしまっている。スマホがあれば、大人しくしてくれるし、それがなければレストランになんていけない、という親の悲痛な叫びも聞こえてくるような気もする。
本書の