飯田実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
米国の作家ヘンリー・ソローが、マサチューセッツ州ボストン郊外のウォールデン湖のほとりで過ごした2年2か月の生活を綴り、1854年に発表した作品の下巻。
著者は、本書に以下のような様々な思いを記している。
「私は、一等船室に閉じこもって旅をするよりも、平水夫としてこの世界のマストの前に立ち、甲板上にとどまりたいと願っていた。そこにいると、山あいを照らす月の光がじつによく見えたからである。いまとなっては、もう船室におりてゆく気にはなれない」
「なぜわれわれは、こうもむきになって成功をいそぎ、事業に狂奔しなくてはならないのだろうか?・・・めいめいが自分の耳に聞こえてくる音楽にあわせて歩を進めようでは