松田卓也のレビュー一覧
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間違いだというわけではないだろう。考え方の違いとそこに導かれるプロセスの違いそれをどう解釈するかの違いだと思う。
太陽にごみを捨てられるは間違い
遠心力の間違い
潮潮力の説明の間違い
飛行機が飛ぶ仕組みの間違い
曲がった川の内側の流れが遅いから蛇行するの間違い
電流のエネルギーは電線のなかを流れるは間違い
電流の速さは、光の速さ程度である。もっとも光の速さとは真空中を走る電磁波の速さ。電流の速さは真空中の光の速さの6割とか9割程度
電流とは電子の流れ 電子の動くスピードはとても遅い。具体的に電流の強さと電線の太さなどで変わるが秒速1ミリメートルとか0.1ミリメートル程度。
電線のなかを流れる電子の速さはドリフと速度という。
計算は簡単で、電流÷(電子の電荷×電子の数×電線の断面積)
電流の速度が仮に秒速1ミリメートルだったら、一時間で3600ミリメートル、つまり3.6メートル。10センチ先にある電球でもなかなかたどりつけない。だから電流の速さは電子の速さではない。 -
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カーツワイルの「収穫加速の法則」に従えば、このままテクノロジーが加速的発達を遂げて2045年には人類を凌ぐコンピューターが出現する。これを「2045年問題」と呼ぶ。
最近、耳にすることが多くなった「2045年問題」の入門書として購入。興味深く読んだ。
ただ、よくわからないのは「知性」というものの取り扱い方。「知性」とは目に見えるものでもなければ実在するものでもない。養老猛司先生の著書に出てくる比喩だが……心臓をいくら解剖しても「循環器」というものは出てこない。なぜなら、循環器とは機能だからだ。肛門も同じである。お尻の穴の周りの皮膚のことを肛門と勘違いしがちだが、あれは肛門ではない……
つまり、知性というのもひとつの機能である。この機能の一部分を我々はコンピューターに依存している。例えば計算や検索をパソコンにさせているように。
我々は自分自身の「知性」すら把握できていない。この状態でそもそも2045年問題を理解できるのか?という根本的な疑問だけが残った。
付け加えるならば、私の中にも「2045年問題」に対する漠然とした不安がある。ならば、私は何を恐れているのだろう。
それはパラダイムシフトに対する恐れなのだろうか。
かつて鉄道が初めて敷設される地域には、激烈な反対運動が起きたという。今から見れば笑い話だが、当人たちは必死だったろう。「今間にないもの」で「生活や考え方を根本から変えてしまうようなもの」に対して、人々は恐怖をいだくのは当然なのだ。
2045年問題もその類なのだろうか。 -
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新たな知性が人類を超える・・・
そのはじまりが2045年、人工知能が全人類の知性を超える年である。
本書ではこのコンピュータが人類を超えるということについて語っており、人工知能とはどういうものか?ということやその進化のもたらす未来を紹介しています。
著者の研究や意見というよりは、カーツワイル氏など2045年問題の論者の意見を紹介していくという感じです。
著者は、欧米ではこの問題は真剣にろんじられているが、日本では全く話題にならないことに対する警鐘をならしている。
目の前のことだけでなく、起こりうることに真剣に目を向けよと。今世紀中にこの大変革はおこるのだからと。
SF好きはぜひ読んでみたほうがいいです。 -
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攻殻機動隊にあるような、人体の機械化とネットとの接続。ターミネーターにあるような、機械が意識を持って人間を排除し始める世界。人間の総体を、コンピュータが超え、独自の進化を始めるのが2045年と言われている。特異点を超えるとき。それを超えなくても、コンピュータは秒進月歩の勢いで進化し、我々人間にしか無理だと思われていた仕事の分野に進出し、人間の仕事を奪っていく、間近の未来。
SFはすでにSFではなく、そのような時代に自分たちはどういう風に生きていくべきか、真剣に考えさせられる一冊。
それ以前に、この世界は進歩と成長を止めることになるかもしれない。永遠の成長などありえない。
しかしそれにしても、どちらに転んでも、人間にとって、今日と同じ明日はありえない。平穏で退屈な毎日は、もう終わったのだろう。 -
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「コンピュータが人類を超える日」という副題。
本書では2045年(2099年という学者もいるそうだが)にコンピュータが人類の知能を超えるという予測と、それが起こった場合の影響を考察している一冊である。
しかし、そもそもコンピュータの知能とは何だろうか。本書がそれに回答しているのは、本書の後半であり、読み手にとってはイライラします。
だって、本書の前半では、計算のスピード=知能の高さという説明が100ページ続くのですもの。
スーパーコンピュータといわず、一般の家庭用のPCでも今はCPUクロック数が2GHz程度あるのだから、1秒間に10^9回程度計算ができるわけだ。
つまり、人間が10秒に1回程度とすると、PCは人間と比較して10^10倍知能が高くなるというロジック。
少し考えればわかるが、それは知性とはいわない。
計算能力に物を言わせ、人間よりも計算が早く頭が良いでしょ、というのは違う。
一般には、PCの知性とは、Alan Mathison TuringのいわゆるTuringテストをパスできることを判断基準として使用するのが普通であり、必ずしも計算能力は必要ではないように思える。
本書では、むしろ過去の研究結果と現在の進捗を説明して、2045年にはこれくらいの能力までになるでしょう、というやや消化不良気味の説明。
さらに一歩進んで、計算にものをいわせるPCではなく、知性をPCに持たせるための具体的な研究状況と課題を詳細に説明し、それを踏まえ、2045年に人間以上の知性を持ったPCが誕生したときに我々の生活にどのような影響を与えるのかを考察してほしい。
前者は、ニューラルネットワークによる実装という古典的な方法を簡単に説明するだけで、冗談だろうと思ってしまいます。
後者は、ロボットが仕事を奪うとかこれもありきたりなことしか書いていないです。
もう少し、実現可能性と実現した場合の影響評価をまとめて欲しかったです。
しかし、PCの知性とはという問題意識を提起する上では良い一冊であると思う。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
すべての力を幾何学化しようとしたアインシュタインの大いなる「非常識」―相対性理論。
その相対性理論が予測する、星の終末、ブラックホール、宇宙、超宇宙の我々の常識を遙かに超えた驚異の姿とは…多くの宇宙物理学者を生んだ名著の復活です。
[ 目次 ]
第1章 強い重力と一般相対論
第2章 星の終末
第3章 ブラック・ホールの時空構造
第4章 宇宙観の「膨張」
第5章 我々の宇宙の構造
第6章 我々の宇宙の進化
第7章 超宇宙―現代宇宙論の基本的諸問題
第8章 マッハ原理と物理法則の相対化
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
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共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
人類を超えるAIは日本から生まれる
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
他にもAIについて読んでいたが、それらのまとめ本で特に新しい知識は得られなかったが、まとめという意味では○。
・人工知能:人間のように考えることができるコンピュータ
・「トランセンデンス」という映画に、「人々は知らないものを恐れる」というセリフがある。ここに人間の真実があるのではないか?
※いろいろ人工知能の良し悪しの議論の本質があるのではないか?ということ。
・生身の人間の知能を増強するには、「外的な」方法であられる知能増強には限界がある。
より可能性がある方法としては遺伝子操作。
・「2001年宇宙の旅」人工知能の考え方は人間とはまったく違う。と考えるべき。人間中心主義で物事を考えてはいけない。
HAL9000は、与えられたミッションを達成するために、人間はむしろ邪魔と判断する。これは合理的な考え方。
「ペーパークリップマキシマイザ」。人工知能がペーパークリップをできるだけ創れと言われると、地球に収まりきらない量を創る。
・未来は総カルチャーセンター化すると私は予想している。将来の人間は趣味に没頭するだろう。茶道や華道などの趣味が増え、その先生が必要にある。
・自律的なロボットが人間の脅威にならないためには?
①必要以上の知識をもたせない、②馬力は必要最低限にする、③オートアップデートさせない、④いざとなったら電源OFFにできるようにしておく -
Posted by ブクログ
コンピューターが進化した世界を描いている映画として、「2001年宇宙の旅」「攻殻機動隊」「ターミネーター」「マトリックス」を紹介している。
コンピューター化が進むことによって生産性が上がるが、格差が拡大して大半の人々は貧しくなる。社会主義的な再配分の政策が必要だという主張もある(マーティン・フォード)。
「成長の限界」は、ライオンとシマウマの関係を表すロトカ=ヴォルテラの方程式を人間と資源に当てはめたもの。1970〜2000年のデータを使った2008年の検証では、最初に計算したモデルと驚くほど一致した。用いた方程式はカオスではないため、条件が多少違っていても結果は大きく変化しない。「成長の限界」の重要なポイントは、現在の科学技術文明が石油や鉱物資源などの再生不可能資源に立脚していることを明らかにしたこと。
アメリカでは、兵士の補償額が高額になっているため、兵器をロボット化している。無人飛行機を自動化する研究も進められている。
未来のシナリオとして、意識を持った人工知能が人間を支配する、意識をコンピュータにアップロードして肉体を失った人類がコンピュータの中で生き続ける、コンピュータが人間の知能を増強した明るい寝たきり生活を上げている。
<考察>
論議はあっても人工知能の開発は進むだろうが、問題なのは出力インターフェイスであると理解した。その意味で、兵器のロボット化を進めているのは、ロボットに人間を支配させる道を開いていることにほかならないように思う。核兵器が冷戦と人類滅亡の危機を招いたように、人工知能を持った兵器が新たな軍拡競争を招き、新たな危機に追い込むように思えてならない。 -
Posted by ブクログ
このままの速度で上昇カーブを描きながらコンピュータが進化していくと、
人工知能は2045年に人類すべての知能を超えることになる、という、
レイ・カーツワイルというMIT卒業の発明家で企業家の人の未来予測を主軸として、
コンピュータと人類の関係の今後を考える本です。
著者はSFに詳しい宇宙物理学者で神戸大学名誉教授の方でした。
コンピュータの進歩はユートピアを招くかディストピアを招くか?
どうも、進化した人工知能は、人類に隷属することなく、
その優れた知性によって、人類を敵視しせん滅してしまう可能性があるとのこと。
このあたりは、ディストピアSF小説から多大な影響を受けているなあという
印象を受けましたが、だからといって、そんな可能性はさらさらないと
一方的に否定することは難しくもあります。
環境を破壊したり、戦争したり、人類が人類程度の知能でもって
やっていることは危なっかしくてしょうがない、と
人類以上の知能を持つ人工知能は考えるかもしれない。
そして、『ターミネーター』のスカイネットのように反乱を起こすことだって
考えられるというわけです。
また、進化した人工知能との共存の道はどうなるか、という可能性についても、
いくつかの方向が示されていました。
なかには『マトリックス』のように、意識をコンピュータ内に取り込んで、
仮想現実内で生きる存在になるという見通しも。
これは、「シミュレーション現実」というそうです。
ところで、本当に近い未来、それは5年後だとか10年後だとかで考えてみて、
コンピュータの進歩による人類への影響はあるのでしょうか。
それについては、大きくあるだろうということでした。
どんどん、人間の仕事をコンピュータが取って代わるようになる、と、
現在でも100万人規模のiPhoneなどの工場がロボットを採用して、
雇用人数を半減させるという話なども併せて載っていました。
中間的な職業の求人の無さはますます増えていくだろうとのことです。
社長やその取り巻きの高度な技術を必要とする職業や、
ロボットが得意ではない家事などの労働、介護などの「気持ち」を使う仕事は
生き残っていくとは言われていました。
工場勤務だとか、オフィスでの仕事だとか、そういうのはどんどん減っていくと
考えられるということでした。
どれだけの規模でそうなっていくかはわかりませんが、
傾向としては間違いないのではないかと、僕も考えたところです。
と、暗い話ばかりになりますが、本書のトーンとしては落ち着いていて、
危機をあおることもありません。
あとがきでは「明るい気持ちでいましょう」などと書かれているくらい。
現在、アメリカでは国防相が主導してシナプス計画を、
EUでは10年1000億円規模でヒューマン・ブレイン・プロジェクトを始めました。
脳を解明しコンピュータで再現するおおきな計画がすでに発動されているのです。
これらがもたらすものの行き着く先がどうなるのか、
本書で読んできたことなどを踏まえるとけっこう不安もあります。
しかし、きっと打開策や共存策はあるはず・・・。
そんなわけで、頭の隅っこででもいいからこういう案件を置いておいて、
それでいて各々みんなが自助努力と利他の精神で意識を変えていければ、
それが未来に繋がっていくのではないかと考えるところでした。
わかりにくいまとめですが、すべての道はローマに通ずということで。