イルセ・サンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間関係というと、自分から相手を見る視点になりがちだと思いますが、本書では自分の心にも視点を向け、いま自分は関係についてどう感じていて、どうしたいのかを明確にすることを勧めています。
また、関係を変化させるために必要なことを実行するべきで、自分が固執していることや、一般的な理屈などは脇に置いておくこともときに必要と説いています。
私自身、父親との関係に問題があり本書を手にしましたが、今後どう対応したら良いかについて、選択肢の幅が広がりました。
翻訳本なので、事例の手紙などはいかにも海外という感じなのが少し残念ですが、十分参考になると思いました。 -
購入済み
共感できるところはあった
共感できるところ、なるほどと納得できるところがある反面、やはり海外の方の事例や言い回しが馴染みがなく、スッと入ってこないところもあった。
いろいろなパターンに分けて書いてあるので、とても読みやすかった。 -
Posted by ブクログ
内向的な人、HSP(とても敏感なひと)が生きやすくするにはどうするか。を平易なエッセイ的な文章で説明。
自分自身に内向的な部分やHSPにあたる部分があるかをよく理解して、社会から求められる、こうあるべきという部分に無理に合わせる事なく、折り合いをつけていくのが良いということ。
自分のことが内向的、HSPと気付いていない部分もあり、性質としてきちんと自覚することが大事なのだと思った。
●言葉の定義
外向的、内向的
ユングの定義
外向的な人の特徴
外部の物質的なせかい、つまり外の世界の人や活動に興味がある。
内向的な人の特徴
自分や他の人たちの内面、つまり、体験・思考・ゆめ・願い・空想に興味がある。
HSP
エーレン・アーロンの定義
刺激に対する特別な感受性を持ち合わせている。
●気になった部分
最後の
「否定的な言葉で自分にレッテルを貼らない」
というのが、偏ったマイナス思考にならないために有効だと感じた。
「社会性がない」
外向性がないだけで、社会性がないわけではない
「外向性」は、社交の場に行きたがること。
「社会性」は、社会や福祉について我が事のようにかんがえられること
「自己防衛しすぎ」
痛みを感じやすいだけ
「過敏」
とても敏感なだけ。「過敏」は大袈裟なニュアンスがある。感じ方は十人十色
「怠惰」
充電中、省エネモードなだけ
「他人と違う」
いけないことではない
「諍いが嫌い」
対話と交渉を好むだけ
「弱い」
繊細ではあるが、弱いわけではない
「退屈」
物事を深く考えているだけ
「斜に構えている」
エネルギーが限られているだけ
「女々しい」
力だけが強さじゃない。別の類の有機を持っている。
「自己中心的」
内省的なだけで、他人の複利を慮る意識は強い
「他人に興味がない」
功績に興味はないが、福利(幸福に過ごしているか)には感心を持っている
「深刻にとらえすぎる」
物事を真剣に受け止めているだけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の言いたいことはおそらく自己認識能力の向上が人生をより良くするということだと理解した。
自己認識をするにあたってトラウマや認知が歪んでいる人向けのセラピストとしての目線で書かれている印象で、メンタルの弱さを自覚している人や、トラウマ持ちの人には良い教材になると感じた。
著者の意見としては自己防衛戦略を知り、自分の人生を生きることが目的であり、その方法として自分を大切にし、自分を許し受け入れる…セルフコンパッションスキルの重要性を説いているのかなぁと私は感じた。
ただし、セルフコンパッションや自己認識や自己受容といったスキルの向上の具体的な向上を目指すという本とは言えないと感じた点が、私にとっての評価を悪くした。
前述の通り、自己認識のとっかかりとしてはとても良い本だと思う。 -
Posted by ブクログ
仕事をしてると「ただそこに居るだけ」というスタンスをとるのが難しい時がある。その会社のカラーにもよるんだろうけど。雑談とか常に明るい雰囲気を求められるのがしんどいという人は結構居るんじゃないだろうか。傍目に見てても「この人無理して会話に付き合ってるな」という場面によく出くわす。
おしゃべりが好きな人からすると、ずっと黙ってる人は何考えてるかわからないとか、無愛想とかに思えるんだろうけど、みんながみんな明るくおしゃべりな訳じゃない。それぞれ違うというだけで、どっちが良いかとかそういう問題じゃない。だから黙ってるのが好きだったり、人付き合いをしたくない人は罪悪感を持つ必要は全くないよという内容だった。一定の社会性を持っていれば、それ以上無理して相手に合わせる必要はないのだ。 -
Posted by ブクログ
流行りのHSP(High sensitive person)についての本。
この本では敏感であること(HSP)と、内向的であることを別個に定義しており、HSPの人にも外向的な人がいることを説明している。見落としがちだが大事な視点だと思われる。
ただその話はあくまでも冒頭で、途中からのアドバイスはあまりその点が活かされていないように思うのが残念。
それと"HSPの人はクリエイティブ" "リーダーに向いてる" なんて書かれているのは、結局人の価値がそういった生産性で評価されるのかという気持ちになってしまう。ちょっと欧米の自己啓発っぽい感じがして気になるところ(作者はデンマークですが)。