三田村信行のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「風の陰陽師」気になっていた続きを読んだ。ますます面白くなってきた。
都の夜に不吉な兆しが現れた。闇の孕み子は道満に操られ人を襲い、黒主の妖術で都の夜は悪の跳梁する闇に包まれた。
気配を感じると清明は赤眉とともに退治に出て行ったが、闇は増すばかりだった。
清明は中納言邸に結界を張って咲耶子を守ってきたが盗賊袴垂保輔は、咲耶子を隠れ家から連れ去ってしまう。
咲耶子は五条堀川に連れ去られていた。黒主と道満は 咲耶子が帝の后になるのを妨害する。加茂忠平が娘を宮中に入れたいと思っていた。二人はそれに加担し、咲耶子が永久に眠ってしまう術をかけた。
清明は祖父が亡くなり、都を留守にしてい -
Posted by ブクログ
ネタバレ全体的には、すっきりさっくり飛ばし飛ばしといった印象。
警部殿の自殺の理由をどう解釈・表現するかは難しいですが、この本での書き方は誤解が生じやすそうではと思う。
◯飛ばされているエピソード例
・プティ・ジェルヴェの銀貨
・警部殿の生い立ちの記載(「若い頃に監獄で働いていた」旨はあります)
・ファンティーヌが娼婦になったこと
・棺に隠れるエピソード
・ABCの友の名前(「マリユスの友人たち」で一括り)
ほか多数
・ファンティーヌの感情
この本でのファンティーヌは工場を追い出された直後から、「なんて冷たい人なんだろう」と市長を恨んでいます。
ユゴー先生の原作だと、最初は自分自身を恥じるばか