岩崎晋也のレビュー一覧

  • トレイルズ 「道」と歩くことの哲学

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    人間は好きな方向に行きやりたいことはなんでもやる。でも結局は自然があらかじめ描いていた道に必ず戻ってくる。ゲーテ
    Man may turn which way he please, and undertake any thing whatsoever… he will always return to the path which nature has prescribed for him. - Goethe

    何も知らない人達。牛の体重推測。話し合わせるよりも全体の平均が正解に近くなる。コンセンサスがあると惑わされて正解から遠のく。でも今までで一番近い正解を見せると、更に平均が高くなる。トレ

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    2018年07月04日
  • もうモノは売らない 「恋をさせる」マーケティングが人を動かす

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    『もうモノは売らない』

    【1章:マーケティングは感情分析だ】
    * ブランドに恋をしている人が増えるほど、その価値は高まります。人々は感情にはより高い金額を払うから です。 ブランドがなければそれは単なる製品 です。
    * ブランドは単なる商品名ではない。ブランドとは、マーケティングというプロセスによって製品に結び付けられる価値であり、それが欲望を生み出す。

    【2章:マーケティングを最適化するアプローチ】
    * 押さえておくべき5つのリサーチ:プレリサーチ、トレンド調査、追跡調査、予測調査、人類学
    * インサイトは消費者に求めてはいけない

    【3章:ブランドへの恋を生み出す対話】
    * カテゴリー

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    2018年06月06日
  • トレイルズ 「道」と歩くことの哲学

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    レベッカ・ソルニット『ウォークス』と姉妹のような兄弟のような1冊。…と思ったら、謝辞にレベッカ・ソルニットの名前が。

    人はなぜ歩くのか、道はどうやって出来るのか。
    面白かった。

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    2018年05月21日
  • アーセン・ヴェンゲル アーセナルの真実

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    「私は、自分でどうにかできることにだけ対処する。人の言うことはその範囲外だ。人の意見についていちいち語るのはエネルギーと時間の無駄だよ。意見を持つ権利を、私は尊重している。だが意見とは、たったひとりの人が何かを口にした、というだけのことだ。その内容がいつも正しいわけではない。生きていくうえで人の意見を排除することはできないし、そのことになんの異存もない。ただ、それほど重要なことだとも思っていない。」
    「もちろん成功した選手が必ずしも幸せとは限りません。しかし、成功者は意志が固く、成功するためなら自分を犠牲にする気構えがある。それこそが我々の求めているタイプなのです。自分にも仲間にも、長期間にわ

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    2017年03月21日
  • REENTRY: イーロン・マスクとスペースXの野望:2009-2023年

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    LIFTOFFに比べるとヒリヒリ感がトーンダウンした感は否めない。0→1ではなく、1→10、10→100の話なので試行錯誤の大変さが見えない(もちろんたくさんあったとは思うが多くは書かれていない)。
    従業員もたくさん登場するが、初期の有名な方々に比べると無名の方が多く、エピソードはリアルではあるもののなかなか興味を持ちづらい。
    いずれにせよ1週間だけSpace Xで働いてみたいものだ。1週間もつのか分からないが。

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    2025年12月18日
  • トレイルズ 「道」と歩くことの哲学

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    米国東部のアパラチア山脈沿いのアパラチアン・トレイルという約3,500kmの長い長い自然歩道を春~秋に歩き通す過酷なスルーハイクを完遂した著者の、「道」(というより、跡?)に関する様々な話。虫や動物たちが作り出し、巧みに使いこなす道や、はるか古代の原子生物の移動痕の化石の話まである。生き物が移動し、他の生き物がその後を追う(トレイル)。インディアンたちの場所に大きく依存した観念、現代のスルーハイカーたちの、余計なものを極限までそぎ落とした旅。そういう話たちがゆっくり混ざり合い、はるかな大きな道としてつながっていく感覚がある。
    生き物は人間も動物も、コンクリートでもなんでもみんな否応なしに地球に

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    2023年01月15日
  • 自然は導く――人と世界の関係を変えるナチュラル・ナビゲーション

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    全ての内容が自分向きというわけではなかったので星は3つとしています。

    自然をじっくりと観察して状況を推理するというのが骨子だと理解しました。
    この本が提示した問題提起から自分のアクティビティにどう応用できるのか考えていきたい。

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    2022年10月01日
  • アンダーランド 記憶、隠喩、禁忌の地下空間

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    死体が埋められ、秘密が埋められ、隠したい不都合な何かが埋められる地下空間。そんな地図には決して表出しない世界の地下空間を巡るノンフィクション作品が本作である。

    選ばれたのは大自然が産んだ洞窟や鍾乳洞や氷穴、パリの地下墓地(カタコンベ)、ニュートリノの観測装置、そして核廃棄物の貯蔵施設。我々の日常生活では決して出会うことがない地下空間の謎とその豊穣さ。

    もともと山岳ルポを得意とするネイチャーライターらしく、相当な技術が必要とされる大自然の地下空間をここまで詳細に描けるのは著者の特質によるものだろう。我々が見知らぬ世界の豊穣さを教えてくれる稀有な一冊。

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    2020年12月13日
  • トレイルズ 「道」と歩くことの哲学

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     人の意志あるところに道ができ、知識・知恵の伝承の証こそがトレイルだ。う~ん良くわからない。古代生物のずり動いた跡を最古のトレイルとして紹介されてもなあ・・・。賢い人の考えることは良くわからんというのが正直なところ。後半はアパラチアントレイルをめぐるお話に戻る。そう、これこれ、こんなお話を期待して本書を買ったんだよ。分厚い本なのに、何だか上滑った印象だった。

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    2018年06月24日