ダニエル・L・エヴェレットのレビュー一覧
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言語学を専攻して一番身にしみるのは、いかに自分の価値観を押し付けてものを考えているかということ。ピダハンが優れているとか劣っているということではなく、お互いの違いの中から何を得るかが求められる。Posted by ブクログ
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面白かった。学術的なこともそんなには多くない。
言語と文化などについて、考えさせられた。
世界で一番幸せな、絶滅危惧種の人々。Posted by ブクログ -
いゃあ 面白かった
「読書」の楽しみを満喫させてもらいました
地球上には
我々が
行ったことがない
逢ったこともない
見たこともない
聞いたこともない
触れたこともない
ものが
それはそれは どっさり
あることでしょう
私たちの文化というモノサシが
単なる 一つにすぎない
ということを
改めて ...続きを読むPosted by ブクログ -
赤ちゃん言葉がなく子供も大人も対等に扱われ、親族が死にかけていてもそれが運命と助けることをせず、自分の目で見たものしか信じず、それでいて先進国の我々よりは精神的に豊かで幸せな民族。
常に進化や物質的な豊かさを追い求めることが本当の幸せかを考えさせられる。
ただし言語学的な考察がしっかりしている分...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は作者のエッセイのような冒険記。後半は言語についてだった。
言語学者なのもすごいけど宣教師もすごいな…。作者の熱意とタフさにずっと感心していた。
面白い。ドキュメンタリーの方も見てみたいな。長期的な視野はなく今この瞬間を大事にしていて無理に人を助けない。死ぬべき人は死ぬべきという受け入れ方は世...続きを読むPosted by ブクログ -
2/3はピダハンとの暮らしを綴ったもの。
残りは言語/文法/文化がそれぞれに与える影響の考察と、著者の考え(信仰の変化)について述べている。
若干冗長。Posted by ブクログ -
著者を伝道師から無神論者へと変えることになったピダハンの人々は実に興味深い。
"西洋人であるわれわれが抱えているようなさまざまな不安こそ、じつは文化を原始的にしているとは言えないだろうか。そういう不安のない文化こそ、洗練の極みにあると言えないだろうか。"
言語学の説明の部分がちょっと難しすぎたかな...続きを読むPosted by ブクログ -
言語の起源を考察する論考。
背景となる知識が足りな過ぎ、少々消化不良だった感じもするが、言語は、単に口から発せられるものということだけでなく、しぐさやジェスチャーも含めて捉えられるべきであるという主張には、頷けるものがあった。Posted by ブクログ -
●要約すれば、言語は文化から徐々に出現し、文化は脳を利用してコミュニケーションをとった人類によって形成された、というのが本書に主張である。Posted by ブクログ
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今日深く読んだ。後半はより言語学の話になっていくので難しかったが、特に前半はドキドキわくわくしながら読んだ。Posted by ブクログ
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言語に未来形、過去形が存在しない、というキャッチーさから惹かれた民族、ピダパンについて長年言語学者が研究したところが記されている本。神話とうものもなく、食べ物も貯蓄しない。実在する、今見たものを信じる。能力がないわけではない。でも、とにかく、今日1日を、今を楽しむことに生きる意味を見出しているという...続きを読むPosted by ブクログ
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宣教師に棄教させる!
遠藤周作ならどう読むのだろう?
棄教した宣教師の記述するピダハンの世界。
そして、そのピダハンの世界はアルコールと生活習慣病で破壊されようとしているらしい。
神は居ないのか?
偏狭な神が支配しているのか?Posted by ブクログ -
言語は、コミュニケーションにおける一つの手段でしかない。コミュニケーションには、相手の文化に対する知識が必要不可欠。Posted by ブクログ