七川琴のレビュー一覧

  • ぼくの可愛い妊夫さま

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    産婦人科に勤める冴えない37歳童貞の弓削。
    そこに屈強な体つきでお尻から血を流す25歳岩本が診察にきたところから物語は始まる。

    正直に言ってタイトル、イラスト、このあらすじだから、コミカルでぽんぽん軽く読める小説だと思っていました。
    でも中身は違います。BLだけどBLじゃない。
    弓削の一人称の独白が昭和の純文学のように思えてそういう印象になったのかもしれない。でもその声に出さない心の中で語られる言葉が、激しいものから諦めが入った深い落胆や自分への失望、人を好きになる喜びと好きになったからこその自分の変化、だからこその深い暗い感情など、様々に弓削の世界に色がついていきます。

    反面いつもはしお

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    2022年09月17日
  • 誘惑のボディーガードと傷だらけの数学者

    購入済み

    圧巻の愛物語!

    七川先生の3作品のうち、早く読みたくてこの2作目だけ電子書籍で購入しました。
    相変わらず分かりやすくて読みやすく、驚くほど熱く滾る性欲が迸っている文章は圧巻の一言です。
    ハンサムで、実は見掛け以上にハートが強い、だけど身体はヒョロい攻めと、身体も心も屈強でガチムチ男前の受けが標準装備な七川先生の作品ですが、特に今作が一番好きです。
    上記ワードと作品紹介文に忌避感がない方は、一読の価値アリだと思います。

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    2022年07月18日
  • 祓い屋・木津恵信の荒ぶる性欲

    購入済み

    この作家さんの本

    3冊とも読みましたが、みんな面白いです。
    3冊ともガチムチ受けです。
    私はガチムチ受けが好きではありませんが、それでも面白おかしく読みました。

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    2020年02月29日
  • ぼくの可愛い妊夫さま

    購入済み

    衝撃作

    すごいですね。よくこんなお話を考え付くなと、衝撃を受けました。
    内容は突拍子もないのに、不思議と説得力のある文体で、すらすら読めてしまい、一瞬ほんとうにこんな病があるのかと納得してしまいそうになりました。危ない危ない。
    受けがガチムチで男性妊娠と、拒絶反応の出る方もいるかもしれませんが、チャレンジしてみて欲しいすごく面白い作品です。

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    2020年02月02日
  • 祓い屋・木津恵信の荒ぶる性欲

    購入済み

    続き読みたい

    続編書いてシリーズ化してほしい

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    2019年10月01日
  • 誘惑のボディーガードと傷だらけの数学者

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    読みやすい文章に目新しい表現、
    メインカップルだけでなく登場人物すべての細かな心理描写、
    何より文章に無駄も矛盾もなく、一貫したストーリー。
    とても面白かったです。
    強面のガチムチでも実は心優しい深見さんの受け攻めの立ち位置の選択権を好きになった南雲さんに譲る男気、
    ひ弱そうに見える学者の南雲さんがいざとなると野獣のようになるギャップ!!
    やっぱりこの作者さんのストーリーは面白いです。

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    2018年09月27日
  • 誘惑のボディーガードと傷だらけの数学者

    購入済み

    面白かったですが、途中でマジかっ!て叫びました。予測もできない展開のえっちになだれ込んでいきます。でも意外に良くて、グイグイとあっちゅうまに読み終えてしまいました。
    ナイスです!

    #スカッとする #カッコいい

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    2025年09月14日
  • 祓い屋・木津恵信の荒ぶる性欲

    購入済み

    作者買い

    今回は、本当におじさんのガチムチ受け。
    全く好みじゃないのですが
    何故か楽しく読めました。
    とっても独創的な世界観で
    攻めの癖ある呪いも最初は
    受け入れれず
    読むの止めようかと思いましたが
    何故か徐々に慣れて寧ろ面白く感じました。

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    2020年11月30日
  • 誘惑のボディーガードと傷だらけの数学者

    購入済み

    なかなか

    個性的で、今回も面白いです。
    ちょっと対人スキルの低い天才数学者の攻めと、ガチムチ受けの魅力的なボディーガードさんのお話。

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    2020年02月25日
  • 祓い屋・木津恵信の荒ぶる性欲

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    この作家さん、好きシチュに対してすごく誠実。どの本を読んでも、その嗜好に嘘はない感じ。
    なので、その嗜好の人にとっては最高のBLだし、違う人にとっては避けるべき本になる。
    読ませる力のある作家さんなので、そろそろガチムチ受だけじゃなく、ニッチでも構わないんで他の嗜好も書いて欲しいところ。あと、個人的には三人称も読んでみたいです。

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    2019年10月06日
  • 誘惑のボディーガードと傷だらけの数学者

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    ガチムチ受という嗜好の是非はともかく。
    全体的に面白かったです。心理描写に不足はなく、双方がどうして惹かれあったかも納得できて、しかもHは濃ゆいっていうね。
    ただ、説明や描写が多いので、もうちょっと心理描写を削ってもいいんじゃないかな…と個人的には思いました。
    もうほんと、好みですが。

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    2018年10月20日
  • ぼくの可愛い妊夫さま

    面白い。

    妊夫になるし、受けはガチム…で地雷な方も多いかもですが作家さん、文章の書き方が上手ですし最後まで楽しく読めました。デビュー作ということで今後もチェックしたい作家さんですね。

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    2017年02月13日
  • ぼくの可愛い妊夫さま

    Posted by ブクログ

    web小説からの書籍化。行間もなくみっちり埋まった文章量に最初は怯んだが、会話文とのバランスがとれていて気が付いたらサクサク進んでいた。新人にありがちな破綻する文章や説得力のない展開はなく好ましい点も多いが、いかんせんこれはBL。攻の一人称ということもあって、余すところなく書かれている心理描写が多少くどく感じられることも。
    でも萌えやキャラの人間的な魅力はあり、妊娠を扱っていながら異性間でのそれを彷彿させずにちゃんとBLしていたのは見事。この次、どんな話を書くのか楽しみです。

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    2016年09月25日