柴崎竜人のレビュー一覧
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私がフォローさせてもらっている「マロロンさん」の感想を読んだ事と、目次に自分の星座のタイトルがついてたのが読んだきっかけです。
読み始めは若者口調の会話文章が読みづらく、33歳の男性主人公が星座の説明をするシーンでは「いや、大人の男性がそんな女子高生みたいな言葉使わんでしょ」とちょっと引きました。なかなかページが捲れなかったのですが、話しが進むうちに登場人物達の魅力と、ストーリーにハマっていきました。
プラネタリウムが見られるバーを経営する主人公とその家族。主人公に話しを聞いてもらいにくるお客。
主人公は星座の話しをしながら大切な事を気づかせてくれます。
各話で聞き役だった主人公が最終話では -
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……なに死んでんだよ
【感想】
・苦しいことのあとにこそ祝福はまぶしい。
・この登場人物たちとは再会したいものだけど?
【内容】
・月子の絵のひみつは?
・他者の痛みを修復することができる和真自身の痛みはどうすれば修復される?
▼三軒茶屋星座館についての簡単なメモ
【藍/あい】山本藍。山本有紀乃の娘。奏太のは小学校での同級生。十八歳。フルートをやっていて演奏家を目指す。
【相澤/あいざわ】葵のマネージャー。古いタイプの業界人でノリだけで生きているタイプに見える。
【葵/あおい】宇川葵。新規の常連客。ミネラルウォーターだけ注文して何時間も眠っている。男子高校生のような格好をしている素っぴ -
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三軒茶屋と星座というキーワードに惹かれて購入。
読み始めてすぐ、プラネタリウムの解説をしている主人公の謎めいた人となりに引き込まれた。
池袋ウエストゲートパークの主人公に雰囲気が似てる気がする。
金髪でプラネタリウムを個人経営ってなんなんだ!?
とか、
久しく海外にいたマッチョな弟が子連れで居候を始めたり、同じビルのテナントで星座館の常連のトラブルに巻き込まれたり。。。
いろんな職種?というか境遇の人たちとのふれあいが、会社務めの人間にはものすごく新鮮に感じる。
そして、アルテミスをヤンキー女扱いした小説は初めて(笑)
主人公の言葉遣いは悪いけど、人間臭いギリシャ神話を現代風に説明すると -
Posted by ブクログ
夏。
美しく輝く星座が空に昇る頃、星座館に集う人々も熱さを増し、厚みも出てくる。
葵という名の女の子はいつも星座館で寝ている。
いったい彼女は何者で、何をしに来ているのか......寝に来ている、以外に。
この彼女、実は今後物語の大きな転換点となる人物なのだが、詳細はまたの機会に。
葵のいとこもまた面倒ごとに巻き込まれていく。
そこで語られるのは、ヘラクレスの物語。
やはりここでもゼウスは登場する。
大神ゼウスの色好みは、幼心にも一体この男はなんなんだと思ったが、大人になってもやはりイメージは変わらない。
そんなイメージの変わらないゼウスとは対称的に、イメージがガラリと変わるのが、ヤクザ同 -
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家族の大きな愛に胸を打たれる。それだけに現の行動の理由に興味があったのだが、何とも短絡的に思えた。
あらすじ(背表紙より)
著名な近代日本画家の来栖現と、一途に彼を支え続ける美しい妻・佳世。家族の枠を超えた大きな愛で人々を包み込む佳世のもとには、いつもたくさんの人が訪れていた。たびたび有名人と浮き名を流す現は、佳世が亡くなった際も旅先から帰らず、連絡すら取れないまま葬儀を欠席する。喪主を務めることになった娘の愛子は、それ以来父親を許すことができず、連絡を絶っていた。ある時、愛子の息子・春也が会ったことのないはずの現と手紙のやり取りをしていることに気づき―。孤独な日本画家と、それを支える一人の女