柴崎竜人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★★★★☆
連ドラのような小説
【内容】
君嶋大地(元恋人と不倫中)と益岡恭司(女大好き恋愛小説家)は、一晩で背負った二千万の借金のかたに、ヤクザの御令嬢・三船日子の政略結婚の成功を請け負うハメに。しかも相手は御曹司のイケメンだった。
【感想】
純粋に面白い!
娯楽作品として単純明快なのでオススメ!
作者は映画とかTVドラマとか好きなんだろうな。
チャプターでのきり方が巧みで、第○話ってしやすい。登場人物の心理描写の極力抑えられている。キャラクターもわかりやすいし、ドラマ化でお願いします。あっ、オチが。。。。うーん、深夜帯で。
大地・・・松田龍平
恭司・・・綾部(ピース)
央・・・・・小 -
Posted by ブクログ
主人公は30歳超え、テーマは結婚、なのに少年漫画のような雰囲気。
表紙だけ見たら漫画にしか見えないのも敢えてでしょうか?
ぐさぐさと心に刺さるような言葉がたくさんありました。
“安定した仕事に就けなくて、貯金するような計画性もなくて、異性とはコミットできず、それでも自分を保つ自意識だけは高い僕らが、惨めじゃないか”
“ひとりで生活していくのがやっとの年収しか稼げない、まともな友人のいない、誰も信用することができない下層社会にいる君のような人間”
胸を突かれるような言葉が本当にたくさんありましたが、
自分に響いたのは男性向けの言葉なのが意外で面白かったです。
著者がカッコイイので調べて -
Posted by ブクログ
約1ヶ月ぶりの投稿。
会社の研修の試験のため、本断ち。
久々に読むと、やっぱりいいなぁ~と感動。
シリーズ3冊目だけど、あんまり過去の内容を覚えてない。
試験を記憶に残すために必死だったから、色々飛んでいってるかも。
でも読んでいくうちに徐々に思い出してきた。
星座の話は、結構知らないことが多くて、面白い。
星座界隈でも下心みたいなのがあって、というか今回はほぼそれで、凄くロマンチックか感じで見ているけれど、そういうところもあるんだと、面白くも感じた。
「好きな女の子に、会いに来たんだ」という台詞があるんだけど、深くにもキュンとしてしまった。
なんかもうそういうの良いよね。
まだそういう -
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ネタバレ店主和真が、悩める客に星座の話をするのだが、そのギリシャ神話の「超現代語訳」がすごい。元々ギリシャ神話自体、人間臭さを感じることもあるが、和真の語るギリシャ神話は比ではない。めちゃくちゃ軽くて、チャラく、ぶっ飛んでる。でもだからこそ、面白い。思わずクスリとしてしまう。
それでも和真が語るギリシャ神話は、それぞれが前を向く一歩になる。その点がすごく好き。
正直「星」や「ギリシャ神話」というワードから連想される綺麗でロマンティックな雰囲気は皆無で、シリーズを通せばキナ臭い場面も多い。でもだからこそ、この「超現代語訳」が物語と合っていて、面白いのだと思う。 -
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私がフォローさせてもらっている「マロロンさん」の感想を読んだ事と、目次に自分の星座のタイトルがついてたのが読んだきっかけです。
読み始めは若者口調の会話文章が読みづらく、33歳の男性主人公が星座の説明をするシーンでは「いや、大人の男性がそんな女子高生みたいな言葉使わんでしょ」とちょっと引きました。なかなかページが捲れなかったのですが、話しが進むうちに登場人物達の魅力と、ストーリーにハマっていきました。
プラネタリウムが見られるバーを経営する主人公とその家族。主人公に話しを聞いてもらいにくるお客。
主人公は星座の話しをしながら大切な事を気づかせてくれます。
各話で聞き役だった主人公が最終話では -
Posted by ブクログ
……なに死んでんだよ
【感想】
・苦しいことのあとにこそ祝福はまぶしい。
・この登場人物たちとは再会したいものだけど?
【内容】
・月子の絵のひみつは?
・他者の痛みを修復することができる和真自身の痛みはどうすれば修復される?
▼三軒茶屋星座館についての簡単なメモ
【藍/あい】山本藍。山本有紀乃の娘。奏太のは小学校での同級生。十八歳。フルートをやっていて演奏家を目指す。
【相澤/あいざわ】葵のマネージャー。古いタイプの業界人でノリだけで生きているタイプに見える。
【葵/あおい】宇川葵。新規の常連客。ミネラルウォーターだけ注文して何時間も眠っている。男子高校生のような格好をしている素っぴ