【感想・ネタバレ】三軒茶屋星座館1 冬のオリオンのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年02月23日

私の大好きな作品です。高校生の時にずっと読んでたけど3.4巻はまだ文庫化されてなかったので整理整頓する時に捨ててしまったけど全部文庫化されてからまた揃えました。
ギリシャ神話もすごくわかりやすく面白く書かれてるし、ストーリーも面白いのでスラスラ読めると思います。
星が好きなのでタイトルに惹かれて購入...続きを読むしましたがもっと星を見ることが好きになれるそんな作品です

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購入済み

もっと知りたい

2021年08月29日

4つめで話が終わりでしたが、まだまだ読みたいと思えました。星座にまつわる神話がすごく面白かったし興味深かったです。

#笑える #感動する #タメになる

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Posted by ブクログ 2018年11月18日

実は書店で手に取ったときは、
面白くなかったらどうしよう、と思い、
一巻しか買いませんでした!

読み始めたら…ページを捲る手がとまりませんでした。
急いで二巻も買いにいきました。

三軒茶屋の路地裏に、プラネタリウムのバーをオープンしている和真。
ある日突然、和真の弟 創馬が、小学生の娘 月子を連...続きを読むれて、星座館を訪れるところから物語は始まります。

オムニバスのような形で、一話ずつ一つの星座と神話をモチーフに物語は進みます。

和真、創馬、月子の過去や秘密、
星座館に訪れる魅力的な人物たち、
どれも本当に素敵な話ばかりです。

神話も堅苦しくなく、和真が語る神話は激アツです。笑
ゼウスの破天荒には笑えますし、人間臭い神様たちに笑ったりホロリとしたり。

仕事帰りの電車で読みましたが、
帰り道に夜空を見ながら帰りました。

大切にしたい一冊です。

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Posted by ブクログ 2017年12月13日

神木くんが帯書いてるよ〜と言って先輩が貸してくれた本。

どストライクな内容でした。

好き嫌い分かれると思いますが、星座の話の話し方が私はめっちゃ好き!面白い!
テンポも良くて、たまにホロリとくるのがまたツボ。


こないだ読んだ「生きるぼくら」もそうですが、人とのつながりが人を変えていくって話が...続きを読むやっぱ好きです。

続きは自分で購入します!

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Posted by ブクログ 2016年07月27日

久しぶりに問答無用に面白い小説に出会いました。

登場人物は一癖も二癖もあるキワモノ(!?)ばかりなのに、みんな憎めなくて個性的。
そんな彼らが、主人公の営むプラネタリウムを中心に織りなすドラマはアットホームであり、笑いあり涙あり。

個人的には主人公の和真が語る和真訳のギリシア神話が面白くて、電車...続きを読むの中で読んでて何度も笑ってしまいました。

読みながら頭の中ではドラマのような映像が浮かんできて、こういう小説をドラマ化したらエンターテイメントとしては最高に面白いんじゃないかと思いながら読んでました。

個人的には、男性や父親が主人公の話はどこか色に欠ける気がしてたんですが、この小説のメインはお父さんとお父さんと娘。
なのにこんなに面白くてすごいなぁと感嘆してます。

続編が楽しみで仕方ありません。

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Posted by ブクログ 2023年10月05日

プラネタリウムがアルバーで
星座を題材に
広がる人達のストーリー
テンポ良く読めて
ほっこりさせられました^^

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Posted by ブクログ 2023年04月20日

話が進むに連れて、”家族”の絆が深まっていく感じで、良い読後感。
「星」がテーマということで、満月珈琲店シリーズのようなファンタジックな話を想像していたが、登場人物がクセあり・事情ありだったり、少々キナ臭い部分もあったり、割と現実的な感じ。
前述の通り、読み進むほどにハマる感じがあった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月25日

冬から始まって、四季ある。
星好き、星座好き、プラネタリウム好き、ギリシャ神話好きさんにはもちろん、ハートフルなお話しが好きな人にオススメ。
私は星好き、プラネタリウム好き、美術好き(ギリシャ神話)好き。

ココロに残るセリフもたくさん。

いつだって、客観的事実は主観的事実の前に歯が立たない。

...続きを読む大人の男っていうのはさ、自分の人生でいちばん誰が好きだったのかを、決められた奴のことだから

人はそれぞれ、自分ではどうしようもない条件を背負って生きてる。

自分の幸福を壊すのに、必要なのはたったひとつ。幸福を、試せばいいんだ。
すぐに壊れる幸せなんて、そもそも幸せって呼ばないでしょ。
違う。すぐに壊れるから貴重なんだ。幸せが試されるまでの記憶を、僕らは幸せな時間っていうんだ。

足りないものはあっても、必要なものはそろってる。それが、自分の幸せだってね。

自分の愛情の注ぎ方が正しいなんて、いったい誰にわかる?

読んでみたくなりませんか?

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Posted by ブクログ 2021年10月02日

表紙が可愛いからほっこり青春ものとか星座館のラブストーリーとかかなと思ったら…

星座館のオーナーとそこに集まる人とのストーリーなのですが面白い!

徐々に明かされていく登場人物の秘密だったり
星座の話ももちろん出てくるんですが
この星座の話がわかりやすく噛み砕かれた描かれてるからすんなり入ってくる...続きを読む

そこに絡めた本編の人間模様も面白くて
早く続きが読みたい!

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Posted by ブクログ 2021年05月02日

プラネタリウムがあるバー、三軒茶屋星座館を舞台にした連鎖鵜短編。短期的には持ち込まれる悩みやトラブルの解決。長期的には主人公の過去や、弟とその娘とのかかわりを描いていくお話のようです。
ギリシャ神話の説明がめちゃくちゃで面白い。ギリシャ神話が好きって人には、ちょっと違和感かも。

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Posted by ブクログ 2020年12月11日

柴崎竜人さんの「三軒茶屋星座館1 冬のオリオン」
連続巻あるものは面白いはず!それで選んで買った本。

星座とギリシャ神話にまつわる話を織り交ぜながら、三軒茶屋界隈の人情で進んでいくハートウォーミングストーリー。次巻を読み進めるのが楽しみ

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Posted by ブクログ 2020年05月03日

星座館に来る人の物語に絡めて話される星座の話(ギリシャ神話)が面白かった。特にオリオン座と蠍座が常に追いかけっこをしていて同時には見られないストーリーが良かった。
主人公の話し方はちょっとキザな感じ。月子はいい子で可愛い。

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Posted by ブクログ 2020年02月19日

自分が近辺に住んでいるからだろうか
登場人物の近影を探す
あれ、あれ、といつでも探す
もし自分が物語の中に登場していたら、どのような役だろうか、今持っている苦しさやもどかしさを全て忘れさせてくれるのだろうか
そんなことはないけれども、ちょっとだけ、知らない誰かとの出会いに希望が持てる気がした

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Posted by ブクログ 2019年05月31日

星好きだけど神話に詳しくない人におすすめしたい。
小学生の頃に星座や神話の本を読んでいたけど大部分忘れていて、この本を読んでまた神話って面白いなと感じました。

和真が現代風?小噺風?に神話の話をするのがおもしろくて、電車の中で読むと笑いそうになる口元を堪えるせいで薄らニヤつく不審者になります。
...続きを読むリシャ神話の神様達が人間臭いのもギリシャ神話の魅力ですね。
神話を知らない人には堅苦しくなくて取っつきやすいし、神話を知っている人だと神話の神秘的な世界をぶっ壊しにかかってる感じがおもしろいかと思います。神秘的なままでいいと思う人には向かないかも。

星座館に訪れる人の悩みに絡む星座の話と、それを聞いてる奏太達のツッコミとか合いの手のテンポがいいです。
泣けるとありましたが、うるっとくる部分があるものの泣けるとまではいかなかったかな。
感動目的より自分の星座がそのうち出てくるかも、と楽しみになる本です。
続編があるようなので購入したいと思える1冊でした。

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Posted by ブクログ 2018年08月31日

知っている場所が舞台なので、風景を想像しながら楽しんだ。話の中で主人公が星座の説明をするのだけれど、その時のギリシャ神話の解釈がかなり斬新。登場人物も、それぞれ魅力的なのでシリーズの続編が楽しみ。

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Posted by ブクログ 2017年08月01日

大坪和馬が好きだ。時代遅れの金髪、ひょうひょうとした話し方、他人の業を受け入れる懐の深さ……主人公の存在そのものがわたしの思う三茶のそれでした

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月02日

プラネタリウムがあるバーを経営する和真。そこに10年ぶりに弟の創馬とその子供月子が外国から居候しにころがりこんできた。そんなところに様々な人々が集まってくる。人々の悩みを聞き解決に奔走する和真。月子に対する愛情もはぐくまれてきてうるっとくるところもあり、なんといっても星座の話が現代風のガサツな言葉で...続きを読む語られていておもしろい。これは続きが読みたい。

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Posted by ブクログ 2017年03月09日

■この星座館には、家族の夢が詰まっていた――。

「和真は俺の兄貴で……そして今日から、月子のもうひとりのお父さんだ」
三軒茶屋の裏路地にひっそりと佇むプラネタリウム(兼バー)。酔客たちに星座の講釈を聞かせる店主・和真のもとに、10年ぶりに弟・創馬が帰ってきた。娘だという美少女・月子を連れて。18歳...続きを読む年上に夢中な高校生、彼氏の浮気を疑うキャバ嬢、筋肉フェチのオカマ、ウーロン茶一筋の謎の老人、不思議な客たちが集まる店で、”親子3人”の奇妙な共同生活が始まるが……。辛いことがあったら夜空を見上げればいい。僕たちよりもずっと昔から悩んできた、星たちの物語が広がっているから――。読めば心温まる、人生讃歌エンターテインメント!

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Posted by ブクログ 2016年11月22日

多様なタイプの登場人物とその人の星座や神話の話を面白おかしく噛み砕いて説明されていて読んでいて飽きない物語

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Posted by ブクログ 2016年08月27日

三茶が舞台ということで面白く。

ギリシャ神話が小難しい言葉でなく平易な言葉で語られていて、とても分かりやすかった。星座にはあーいった話の理解が必要ですしね。

それにしても自分の星座のお話も知らなくて、今回分かったのはいいんだけどw、まさかアフロディーテとエロスだとは思わなかったww。

話も星座...続きを読むだけにとどまらず、家族やらなんやらの物語もあり楽しめた。

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Posted by ブクログ 2023年09月17日

プラネタリウムで星座の話を聞いても、入ってこなかったけど、この本で、ようやく星座の成り立ちや詳細を知れた。ストーリーも登場人物と星座を絡められてて面白かった

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月03日

店主和真が、悩める客に星座の話をするのだが、そのギリシャ神話の「超現代語訳」がすごい。元々ギリシャ神話自体、人間臭さを感じることもあるが、和真の語るギリシャ神話は比ではない。めちゃくちゃ軽くて、チャラく、ぶっ飛んでる。でもだからこそ、面白い。思わずクスリとしてしまう。 

それでも和真が語るギリシャ...続きを読む神話は、それぞれが前を向く一歩になる。その点がすごく好き。
正直「星」や「ギリシャ神話」というワードから連想される綺麗でロマンティックな雰囲気は皆無で、シリーズを通せばキナ臭い場面も多い。でもだからこそ、この「超現代語訳」が物語と合っていて、面白いのだと思う。

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Posted by ブクログ 2022年02月08日

周りの人間がとにかく暖かい。
2巻から読んでしまったせいで、いろいろネタバレは知ってだけど、それでも感動の涙。
前を向く力をくれる小説

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Posted by ブクログ 2022年01月26日

私がフォローさせてもらっている「マロロンさん」の感想を読んだ事と、目次に自分の星座のタイトルがついてたのが読んだきっかけです。

読み始めは若者口調の会話文章が読みづらく、33歳の男性主人公が星座の説明をするシーンでは「いや、大人の男性がそんな女子高生みたいな言葉使わんでしょ」とちょっと引きました。...続きを読むなかなかページが捲れなかったのですが、話しが進むうちに登場人物達の魅力と、ストーリーにハマっていきました。
プラネタリウムが見られるバーを経営する主人公とその家族。主人公に話しを聞いてもらいにくるお客。
主人公は星座の話しをしながら大切な事を気づかせてくれます。
各話で聞き役だった主人公が最終話では聞いてもらう側になり、ぎこちなかった家族関係が強く、そして暖かい唯一無二の家族になっていくさまはとても清々しかったです。

飄々として、どこか悟ったような、そして本人は気づいてないかもしれないけど、ふわりとした優しさを持った主人公をはじめ、登場人物がみな魅力的です。
まだ語られていない主人公の過去も気になるので、続きを読みたいなと思います。 

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Posted by ブクログ 2021年06月18日

内容は星座に記された神話を現代に落とし込んだもの
着眼点はとても面白く、主人公によってギリシャ神話が分かりやすく話されることで、ギリシャの神々について少し詳しくなれる
それでいて、登場人物にきちんとバックグラウンドがあるので星座紹介小説+αぐらいの面白さはある
ドラマになったら見るかもしれないと思っ...続きを読む
完全に好みの問題だが自分は一話完結が好きじゃないと改めて感じた

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Posted by ブクログ 2019年11月24日

裏表紙のあらすじをざっと読んでジャケ買いしたような感じで手を伸ばした本。

主人公の、星座にまつわるストーリーは面白かったけど、とにかく現代風の口調で読みにくい印象があった。
星座の知識をつけるにはいいかもしれない。

続編を読むのは、少し迷う。

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Posted by ブクログ 2019年09月14日

都心のビルでプラネタリウムを経営する男性の話。星座の話が全体的にギャグで口が悪い。
2019/9/14

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Posted by ブクログ 2017年10月29日



三茶にあるバー併設のプラネタリウム。
館の店主の弟が10年ぶりにやってくる。小学生の娘を連れて。

星座で語られるギリシャ神話が心温まる物語を運んで行く。

誰しもが送る日常に、仄温かい小事件が、心を和らげる。
時には心のストレッチも必要ですね。ほんのりした一冊でした。

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Posted by ブクログ 2017年09月10日

星座とギリシャ神話が現代風?にアレンジされててとてもわかりやすかった。俺らは運命にょ、あかんだ、で吹き出してしまった。神様親しみやすい笑

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Posted by ブクログ 2017年06月12日

世田谷区三軒茶屋、というとちょっとおしゃれな、でも商店街も残る新旧混ざった落ち着ける場所というイメージだ。
そんな場所に一軒の星座館がある。
店主は金髪がトレードマークの和馬。
そこにやってきたのは、マッチョの物理学博士で弟の創馬。
と、娘の月子。

この星座館にやってくる人たちと星座の物語。
星座...続きを読むの話なんて、ちょっととっつきにくいと感じる人もいるかもしれない。
しかしそんな伝説、神話も和馬の手にかかればこうだ。
「プロクリスが美人なら、他の男がほっとくわけなくね?」
......。なんだこれは。
桃尻語訳枕草子もびっくりだ。
まあ、それはそれとして、元々の神話に出てくる神々も人間に常に人間的、つまり欲求に正直であけすけで考えの至らない(なんて言ったらゼウスの怒りが飛んでくるかも)ので、意外とこれはこれではまる。

母と子のすれ違い、年上女性に転がされる男子高生、子供の心を封印する少女。
神話を通じて彼らの心は少しずつ溶け、自らはめた枷を外す。

第一巻は冬の星座。
誰もがよく知る星座ばかり。
星を結んで物語が生まれたように、人の心も結びつくことで世界を作り出すのだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月05日

三軒茶屋、太子堂、遊歩道、世田谷通り、茶沢通り……大好きな街が物語になるのはうれしい。
石田衣良、 伊坂幸太郎あたりが好きな人はハマるんじゃないかと。
主人公やその弟とつれ子の月子ちゃん、みんながみんな訳ありで、一生懸命生きている。
特に主人公が実は前科者だったりヤクザ出身だったり、なかなかヘビーな...続きを読む展開に、あらあらあら……という気分。三茶の街とプラネタリウムっていうからもっとほのぼのした物語を期待していたので。
続編あるみたいだけど、多分読まないかなあ。
恋愛話も何話かあったけど、特に心惹かれるようなものじゃなかった。

作者がドラマの脚本家ということを知って、そんな感じだなあと納得。

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