降矢大輔のレビュー一覧
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惜しい漫画っ!
世界観は独創的で、ジャンプスクエア連載されてることもあり、主人公の成長を描く王道の漫画。面白い部類ですが、ストーリーが回りくどくて少し飽きてくるのが残念。
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Posted by ブクログ
内容としてはかなり大人しいものになっている巻。前半は鬼呪装備の中に潜む鬼を制御する話であり、後半はほぼ会話パート
それでもつまらない内容にならないのは、前半において鬼との対話で行われるのがこれまでに蓄積された精神の強さを温めて感じさせるものであり、後半で描かれるクルルや暮人の発言が物語の核に通じるようなものばかりだからだろうね
割とあっさり鬼を制御できた優一郎に比べて、君月はかなり苦戦したね。優一郎はミカエラの生存を知ったことで自分のするべきことがはっきりした。だから鬼の精神攻撃にも耐えられたけど、君月は自分のやるべきことはしっかり見えているけど先が見えない事まで見えてしまうからそれが負担になってしまう。それは鬼からすれば格好の攻撃材料となってしまう
ここで君月が精神攻撃を乗り越えるために優一郎がきっかけとなる展開は良いね。優一郎に負けたくないと思うから、優一郎が出来ることで遅れを取りたくない。冒頭でシノアと三葉が茶化した点が案外当たってるんじゃないかと思えるような展開だったね
第二十三話。柊家は信じられないし、グレンも何処まで信用していいか判らない。更には優一郎の中には謎の力が眠っている。何を頼りにすればいいか判らない状況であっても仲間を大切にしたいなら何かしらの方針は必要となる
そこで優一郎が心の内を全て明かすようにして絞り出した言葉は彼の成長や物事への向き合い方をよく表しているね
「家族を大事に」。とても陳腐で在り来りかもしれないけど、壊れかけた世界においてこれ程までに大切な考え方は他にないかもしれないなと思えるものだった -
Posted by ブクログ
この作品って登場する女の子が悉く可愛らしい辺りが非常に好みなんだよなぁ、なんてこの巻から登場する三葉を見ながら思った
5人組チームとして行動することになった優一郎、シノア、与一、君月、三葉。チームは仲間であり、グレンに言わせれば家族以上の存在。なら、自分の独断専行で仲間を失ったことが有る三葉にとっては家族を失ったようなものであり、それであるなら、家族を失うことに対して強い忌避感を持っている優一郎を前にすればイチコロなのはある意味当たり前か。
登場して早々にシノアからヒロインの座を奪いかねない三葉半端ない。特に「ありが…」を言えなくて「嫌いだ!!」になってしまう辺り既にちょろそうとしか言いようがない
以前は友達なんか要らないと協調性のない行動ばかりだった優一郎。それが与一や君月と出会い、そしてチームを組むことでその感覚が少しずつ変わっていったようで
誰かを見捨てて生き残ることなんて出来ないと突っ走る点は軍人としては非常にアウトなものだけど、主人公としては充分合格と言えるもの。
誰も失いたくないから誰とも繋がりを持たなかった少年が、誰も失いたくないから強さを手に入れていく描写はやはり素晴らしいね -
Posted by ブクログ
友達なんか要らねぇと言いつつ、情けなくビクつく与一の面倒を見てしまったり、君月に妹の命を諦めるなと発破をかけてしまう優一郎が面白可愛い
優一郎がそうなってしまうのは一度全てを失った後に孤児たちを家族として守ると決断しておきながら守れなかった過去があるからなんだろうね。だから他人の家族に関する問題にも首を突っ込まずには居られない。その在り方は家族を目の前で失ってしまった与一や今にも家族を失いそうな君月からしたら、とんでもなく迷惑だけど離れがたいものなんじゃなかろうか?
鬼と化し処分するしかなかったはずの与一をその言葉と態度で助けた優一郎は大きく成長したね