広岡達朗のレビュー一覧
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愛の在り方についての考察を必要とする。長嶋茂雄は野球への愛・・・原辰徳はジャイアンツ愛を言い・・・よくわからない愛に対し・・・野球を改善する・・・すべての改善論がリハビリテーションの理屈でもあり、そうあるための理を持った稀有な野球人である。それが実践を伴ったかなり面白い存在である広岡達朗とはダビデであり愛の人でもある。結果だけ出してドラフトを穢していく監督もあれば、善のドラフトの在り方を真剣に考え怒っている人物もある。この人は後者である。結果だけ出して愛を語るのは偽物であると気づかせてくれる人物でもある。結果が優勝の二文字であるが・・・愛を感じない優勝がある。ただ愛だと主張するだけで空っぽの愛
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購入済み
巨人低迷の原因がよく判ります
華麗な守備の広岡さん、取れないと判断したら守備位置から動かなかったと聞きました。
体力を温存したのだと思います。
監督選任ミス、・・・・・・・・。 -
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ネタバレ巨人の強さの原点は、合氣道にあったとは!
以下、メモ
臍下の一点に心を静める
臍下の一点に水を張って、波立たせないようにスーッと動く
眠れない時は足の指の先から、氣がビューッと外に向かって出ているイメージを持つ
ボールをよく見えるようにしようと思ったら、自身が静かな池になればいい
心身統一の四大原則
臍下の一点に心をしずめ統一する
全身の力を完全に抜く
身体の総ての部分の重みをその最下部におく
気を出す
マイナスの観念がよぎった瞬間に、ふっと息を吹いて吹き飛ばしてしまう
「潜在意識をプラスにする」潜在意識にマイナス感覚をため込まないで、プラス思考を、プラスの観念をためておく。
よく笑うこ -
Posted by ブクログ
広岡氏の生き方、健康長寿の秘訣等が書かれていて参考になりました。
【印象に残った言葉】
静かな湖面が天空の月をきれいに映すように、心が静まれば、目の前のボールもきれいに映る。しかし、湖面が波立っていると、月は歪んで映る。同じように、心が上ずっていると、ボールも歪んで見えるのだ。
80歳から、酒は飲まない。薬も飲まない。そんな生活がもう13年も続いています。
天地自然の法則に則って生きる。
人と交流するとエネルギーが湧いてきます。
人間は自然の一部であり、天地自然の氣と交流している。
私は数千、数万の方々との交流を通し、多くの学びを得ました。 -
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Posted by ブクログ
王さん、広岡さんの元プロ野球選手と合気道の藤平さんの鼎談が収録された書籍。
個人的には、ゆとりを持つ事が全ての物事において重要であるという考えであったので、そういうところの琴線に触れたのか、読んでみた。
内容の抜粋がとてもいいので、メモ
・力に頼るのではなく、力の抜き方を知る
・最も望ましい形を先に作り、一瞬で移る
・どんな球が来ようとも「知らんぷり」して待つ
・無意識にできるまで正しい練習を繰り返す
・無心で物事に取り組む人こそ「伸びる人」
・「氣の呼吸法」で深く静かな呼吸を身につける
・プラスの言葉で潜在意識をプラスに保つ
・猛練習で疲れ果てたときこそ、わかるコツがある
・優れた指導者 -
Posted by ブクログ
今から22-3年前に読んだ「氣の威力」の著者、籐平光一先生のご子息、信一氏と王貞治氏、広岡達朗氏の3氏の対談形式の著書。王氏は2006年第1回WBC日本代表監督として日本を優勝に導いた、かつての世界のホームラン王。広岡氏はプロ野球界でヤクルト、西部を日本一にした名監督。
素晴らしい成果の裏にある不断の努力の凄さを教えられた。理論に裏付けられた正しい練習をとことん反復練習するということがいかに重要か。王氏は言う。「普通のことをやっていて特別になろうなんて甘すぎます。特別なことをやったって特別になれるとは限らないんですから」
それに伴う日頃の正しい姿勢が大事。「意識を下ろす」つまり「臍下の一点