あらすじ
・若手を育てられない原巨人
・3割を打てない岡本に4番はまだ早い
・中田翔は巨人にいらない
・佐々木朗希は中4日で完投を目指せ
・新庄は意識革命を起こせるか
最長老の名将が巨人&球界を叱る!
「私が20歳若かったら、また監督をやりたい。そして巨人を再生させる」
【もくじ】
まえがき 私が巨人に厳しい理由
第1章 巨人が勝てない7つの理由
1 原辰徳は巨人を離れて弱小チームの監督になれ
2 2年連続二冠王も3割が打てない岡本和真
3 基本ができていないチームリーダー・坂本勇人
4 投壊の元凶・菅野智之の誤算
5 新チーフコーチ・桑田真澄は先発完投できる投手を育てろ
6 中田翔の巨人入りでわかったこと
7 炭谷銀仁朗のトレードが象徴する金権野球の破綻 ……ほか
第2章 佐々木朗希、佐藤輝明、田中将大、大谷翔平……球史に残る名選手になれ
●完全試合達成の佐々木朗希は中4日で先発完投をめざせ
●阪神の新主砲・佐藤輝明は三振を恐れるな
●楽天復帰するも勝てない田中将大
●それでも大谷翔平の二刀流に反対する
●筒香嘉智、山口俊、秋山翔吾……メジャー挑戦3選手の蹉跌 ……ほか
第3章 プロ野球が危ない!
●監督は最前線で指示を出せ
●タブレット端末の投手データは百害あって一利なし
●コロナ禍を機にCSを廃止せよ
●人材流出の元凶・ポスティング制度はやめろ
●大リーグの「変則投法」「2番強打者論」が日本野球をダメにする
●アメリカ野球の戦力均衡を図る「ぜいたく税」と「収入分配制度」に学べ
●プロ野球年金制度を復活させろ
●コミッショナーは指導者育成の制度を作れ
●高野連は強豪校の越境入学を禁止しろ
●東京オリンピック野球金メダルは当然だ ……ほか
第4章 次世代のスターへの遺言
必勝法と必敗法/常にベストコンディションであれ/私の野球人生を支えた中村天風の人生哲学/気の持ち方ひとつで人生が変わる/消極的な感情が活きる力までを弱め、病気の原因を作る/「君は病気だ」の暗示で本当に寝込んだ牛乳配達員/“How to say"より“How to do" /投手も打者も重心は「へその下」/王の一本足打法ができるまで/怒らず、恐れず、悲しまず/自然食で西武ナインの体質を改善/田淵の変化がもたらした2年連続日本一/寝る前の悩みは明日の宿題に/暗示の天才・長嶋/グラブに頼らず、自分の手で球をつかめ/人差し指をグラブの外に出すな/高校野球や少年野球もすぐまねるプロの流行/イレギュラーを捕ってこそプロ/タッチと送球の極意/特守・特打は無心の境地で/V9時代の神業ノッカー/早大に残る特打の洗礼
新庄剛志はプロ野球に革命を起こせるか――あとがきにかえて
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Posted by ブクログ
読む前に私の考え4つは、選手を育てない、トレードで強打者ばかりを、躾ができていない チームになっていない です。広岡達朗さん、1932年生まれ、今年91歳です。「巨人が勝てない7つの理由」、2022.9発行。広岡さんの理由は: ①若手を育てられない原巨人 ②2年連続2冠王も3割が打てない岡本和真 ③坂本勇人の相次ぐ故障は練習不足と体力減退が原因 ④折れた大黒柱・菅野智之の誤算 ⑤不安が現実になった桑田投手陣の崩壊 ⑥中田翔の巨人入りでわかったこと ⑦炭谷銀仁朗のトレードが象徴する金権野球の破綻。
Posted by ブクログ
広岡さんももう90なんだな。それでも、古巣の巨人、そしてプロ野球全体に対しての愛情というか熱情というかが、すごいよな。確かに大谷だって、引退まで二刀流をやるなら、後10年持たないだろうし、食事だって西武の時は色々揶揄されたろうけど今はわかるしな。言ってることは本当に正しいのだから、この本に書かれてる内容の一つでも二つでも実践できれば、野球は変わるよな。やっぱり将来を考えないと、かつてこの国には野球というスポーツが盛んだった、なんていうことになってしまいそうで…
Posted by ブクログ
おう 金だ 拾おか
って知ってる世代としては、広岡さんが頑張ってるのは嬉しい。
一方で、2023WBCて二刀流の大谷翔平が大活躍をしたのを目の当たり、テレビだけど、にした。
広岡さんの言うところとは違うレベルで大谷翔平は、活躍している。
原監督の采配に嫌気を指して、巨人ファンを卒業した身としては、原に対する批判はごもっともと思う。
原で巨人ファンを辞めた人は多いと思う。
テレビで巨人戦の中継がほとんどなくなったのがその証拠。
NHKのニュースでも大リーグの日本人選手の話題から始まる。
村神様を知ったのも、昨年の秋だった。
王 金田 広岡
だよ。