あらすじ
セ・パ両リーグ日本一監督による、日本野球への愛の鞭
セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。
新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。
もくじ
巨人・高橋新監督の課題 ――まえがきにかえて――
第1章 名監督の条件とは?
原・巨人の敗因/清原を責めるだけでいいのか/ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ/プレミア12の小久保監督は悪くない ほか
第2章 選手指導の神髄
阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ/繰り返されるオリックスの悲劇/メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ/松井は巨人に帰ってくる ほか
第3章 日本野球よ、それは間違っている!
日本ハム・大谷の二刀流はやめろ/誤審問題の再発防止は機械化より人を生かせ/バントをしない監督/監督はマウンドへ行け ほか
第4章 頑張れ! 日本のコミッショナー
正力松太郎が泣いている/巨人の賭博事件は氷山の一角/外国人選手の扱い方/プロ野球改革5つの注文 ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
広岡さんは、野球がわかってるなぁと痛感させられる内容。
今の巨人の波が激しいのも、若手の育成や守備、打撃の基本がなってないから。。。
100球ルールも結局は練習不足の賜物。
大リーグから帰ってきた人間は一年契約出来高にすべき!
川相を巨人の監督に!
ピッチャーは筋肉をつけるのではなく、走り込め!
Posted by ブクログ
往年の名監督の広岡達朗による、巨人軍のみならず、プロ野球全体への提言集。
言ってることは至極まともで、奇をてらう提言はないものの、その分説得力があった。
Posted by ブクログ
タイトルが巨人に限定しているが、内容は巨人に限らず日本のプロ野球に言いたいことだ。日本一になんども導いている名監督であるので、それなりに説得力はある。いずれにしても厳しい世界である。