ベン・メズリックのレビュー一覧

  • 世紀の大博打 仮想通貨に賭けた怪人たち

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    ・主人公はフェイスブックの創始者ザッカーバーグと確執のあるウィンクルボス(Winklevoss)兄弟を.フェイスブックをテーマにした映画ではザッカーバーグに敵対する悪役として描かれており,実世界でもそのイメージのせいで苦労したらしい.
    物語はシルクロード壊滅あたりを最後とする1.5年 2011〜2013年.

    ・兄弟はフェイスブックの誕生に際しザッカーバーグと衝突.裁判沙汰となり巨額の和解金を得た.その資金をもとにファンドを立ち上げるもフェイスブックと因縁ある彼らはシリコンバレーでは受け入れられず上手くいかなかった.立ち行かない中スペインで緩慢と過ごしていたときビットコインと出会う.さらにビッ

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    2022年02月20日
  • 世紀の大博打 仮想通貨に賭けた怪人たち

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    ビットコインの1%を持つと言われるウィンクルボス兄弟(映画ソーシャルネットワークに登場したfacebookの発案者?でザッカーバーグと裁判していた)が主役のこの本とても面白い。

    Facebookから勝ち取ったお金の大半をいかがわしい時期のビットコインにオールインって、なかなかできない。
    そして投資しただけじゃなく、自ら働きかけてアントレプレナーシップを持って動いた。ウィンクルボス兄弟も実力で暗号資産長者になったんだなぁとわかる一冊。
    そしてウィンクルボス兄弟の父が、炭鉱の現場から
    自動車整備工場(当時は馬車が主流の移動手段で、車が一時的な流行でユースケースが限られるので普及しないと思われてい

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    2022年01月16日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    面白すぎて一気に通読。

    現実は小説よりも奇なりというバイロンの言葉のごとく、SF小説を超えるリアルの面白さ。

    これが現在にリアルに起こっていることなのか考えると、ほとばしる高揚感と未来への想像。

    遺伝学世界のトップであるハーバード大のジョージ・チャーチを中心として、マンモス再生への軌跡。

    現在の遺伝子工学は数十年前では考えられなかった境地にすでに今の時点で達しており、さらに加速度的にあらゆるテクノロジーの進歩が今まさに起こり続けている。

    ヒトゲノム計画、マラリア撲滅運動、遺伝子移植による老化の逆行。
    デザイナーズベイビーから、不死の可能性までをも匂わせる。

    すでに、マンモスはハイブ

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    2019年01月13日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    ノンフィクションであるが、構成が工夫されており読み物としてとても面白く一気に読み通す事ができた。マンモスを再生する目的が地球温暖化の抑制の為である事には驚いたがもしそれが理論上本当に正しいのならぜひ実現してほしいと思う。

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    2018年08月21日
  • Breaking Twitter イーロン・マスク 史上最悪の企業買収

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    イーロン・マスクの経営改革が、今のフジテレビと重なって見えた。
    改革はざっくり以下の3点になると思う
    ・言論の制限より自由を重んじる(マスクの思うだが。)
    ・大手広告からサブスクリプションに舵を切る(1つ目の改革のために必然的に必要になる)
    ・大量の社員をリストラする

    フジテレビというか地上波テレビも、似たような問題をかかえていると思う。
    大手広告主のcm一本足なので、ちょっとした不祥事で経営が揺らぐ。
    広告主(視聴者クレーム)に弱く、どんどん制約を受ける。
    だから、サブスクリプションに舵を切るべきと言われている。

    この前提に立てば、イーロン・マスクが大鉈を振るったことも納得できる部分もあ

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    2025年06月20日
  • Breaking Twitter イーロン・マスク 史上最悪の企業買収

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    何もかも規格外。
    トランプ政権と何となく似ているところを感じるのは
    私だけだろうか?
    マスクの凄さと、それに振り回されるツイッター社員のドキドキの物語。
    あっという間だった。とにかく凄すぎ。

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    2025年06月08日
  • 世紀の大博打 仮想通貨に賭けた怪人たち

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    映画「ソーシャル・ネットワーク」が好きで、それのもとになったメズリック氏の「facebook〜」を読んでいたこともあって、「世紀の大博打」を読んでみた。
    仮想通貨という言葉しか知らない、みたいな自分でも興味深く読めた。
    ……のだけど。facebook〜と同じく、ノンフィクションだけれど、人物の心理描写など、本人しか知り得ない・(過去のことなので)細かく書くのが難しい部分が多かったと思う。facebook〜の前書きだったかで「読みやすさを考えて小説(物語?)仕立てにした」というような一文があった気がするのだけど、今回もそういう感じだったのかな?と。

    映画を観たり本を読んでも、自分はウィンクルボ

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    2021年04月23日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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     以前、「合成生物学の衝撃」という本を読んだのですが、その流れで手に取ってみました。
     ケナガマンモスを再生しようという俄かには信じ難いプロジェクトの話です。
     最先端の遺伝子学がテーマですが、専門的な解説書ではなくノンフィクションの物語の体裁なので、学術的な内容を期待していた読者の方は少々拍子抜けするかもしれません。

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    2020年09月09日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    ノンフィクションでありながら、近未来の描写をちょっと入れたり、ほんのり小説テイスト。
    全編通読後、結構重要なブリッジが端折られているんじゃ…といった感想を持ったりもしたが、遺伝子工学の大まかな現状とこれまでの過程がある程度分かり、また、永久凍土が失われてゆくメカニズムとそれがもたらすCO2排出の恐ろしさがヒシヒシと感じられ、スリリングでもあった。
    意図して種を滅亡させることも可能だという、遺伝子ドライブなる技術も然り…。
    科学者は"科学でできること"を際限なく突き詰めるのが本能であるし、その衝動及び恩恵と倫理がどこで折り合いをつけるのか、これはバイオテクノロジーを論じる時に

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    2019年08月26日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    シベリアに「氷河ワールド」を作る。
    マジなんですね。
    小説の形を取っていますけど実現可能な条件は整いつつあるのでしょう。3000年前はギリギリ絶滅種を再生出来るタイミングなのでしょうか。
    ケナガマンモスはもちろん見たいですが、ドードーやサーベルタイガー、ニホンオオカミも見てみたいですね。
    夢が広がる近未来ノンフィクションでした。

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    2018年11月19日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    マンモス再生計画に携わる研究者たちを追うノンフィクションである。
    類書に比較して読みやすい1冊である。研究者の人となりにもフォーカスし、彼ら彼女らがどのような経緯でその研究に携わることになったのか、人間ドラマとして読むこともできる。

    軸となるのはハーバード大学のジョージ・チャーチと彼が率いる研究室である。チャーチはヒトゲノム計画や次世代シーケンサー(遺伝子配列解析装置)の開発に携わってきた遺伝学界の「巨人」である。
    チャーチのグループは、永久凍土に残るマンモスから、クローンをつくることを目指しているわけではない。マンモスの特徴を持ったゾウを作り、マンモスを復興(リバイバル)させることを目指し

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    2018年10月22日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    マンモスを再生させるという発想が、フィクション小説を読んでいるのか、と錯覚してしまった。
    物語としても、とても読みやすい。
    でも、ノンフィクションなんだよな、それが、びっくり。

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    2018年10月20日
  • マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦

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    氷結マンモスなら、3−4000年前の隔離された島でのものが残っているらしくそれを、象のDNAをベースに特徴を組み替えてマンモスの特徴、ヘモグロビンがマイナス50度でも凍結しないなど、を出す。それをアジア象あるいは人工子宮を使って生み出す。というプロジェクトを追う。

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    2018年10月14日
  • Breaking Twitter イーロン・マスク 史上最悪の企業買収

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    イーロンマスクによるツイッター買収と、そこから起こったツイッターのゴタゴタをツイッター社員目線で書いた本作。

    文体に癖があるため、やや読みにくさはあったものの、社員一人一人にスポットライトを当て、社員目線で何が起こっていたのかを理解するのには最適な本。

    相当な混乱があだだことが伺える上に、イーロンマスクは蹂躙者であり、パラノイアであるという印象は、メディアで報じられていた通りである。ただ、その中でも懸命にイーロンを正しい方向に導こうとした社員もおり、そうした懸命な努力でいまのXがあると分かった。結果的に、イーロンマスクと人間なんだな、と思える部分も多かった。

    なお、彼が信じているシミュレ

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    2025年05月27日
  • Breaking Twitter イーロン・マスク 史上最悪の企業買収

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    Breaking Twitter/ベン・メズリック
    イーロン・マスク氏によるツイッター社買収の舞台裏を、買収された側から描く。ビリオネアの単なる気まぐれか、革命家による言論の自由を求める闘いか。次々と振り下ろされる大鉈。齎される大混乱。大量解雇と無理筋な仕様変更、炎上ツイートの鎮火。当事者たちには申し訳ないが、面白くないはずがない。天才の孤独と狂気に魅了された。

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    2025年04月02日
  • 世紀の大博打 仮想通貨に賭けた怪人たち

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    映画『ソーシャルネットワーク』の後日譚としてビットコインの創世記を描いた本。テッキーな人を中心に広まり、マネー・ロンダリングなどへの悪用が当局に指摘されていた当時の状況が描かれており、ビットコイン初期の動向が描かれていた。マーク・ザッカーバーグと対立したウィンクルボス兄弟の葛藤や世間からの風当たりを描写されており、物語としても読み応えがあった。

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    2022年05月12日
  • 世紀の大博打 仮想通貨に賭けた怪人たち

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    ビットコインの発展の経緯についてよくわかったが、登場人物の人間模様や場面の情景描写が長くていささか読みづらいし、どうでも良いことをたくさん読んでしまった気にもなる。

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    2021年01月21日
  • イヴの聖杯 下

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    ネタバレ

    この手の小説って、途中まではすっごい面白いしワクワクするんだけど、終わり方がどうしてもイマイチ。
    これも例にもれずって感じ。。。
    でもシリーズっぽいのでまだモヤモヤしてるのかなぁ・・・?

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    2018年05月23日
  • イヴの聖杯 上

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    考古学教授の冒険、世界の七不思議の古代版と現代版から、導き出される謎とは?
    変な伏線張らずに一気読める。久々に上巻も下巻も1日で読めた。

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    2016年11月14日
  • イヴの聖杯 下

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    考古学教授の冒険、世界の七不思議の古代版と現代版から、導き出される謎とは?
    変な伏線張らずに一気読める。久々に上巻も下巻も1日で読めた。

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    2016年11月14日