石井あゆみのレビュー一覧
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小学館の秘蔵っ子
小学館が非常に大切に大切に育てている作家さん。
非常に人見知りなので、本当に表で会うのははぐれメタルレベル。
インタビューとかも基本写真等々NG、基本、メールとかで受ける人。
作品もそういう繊細さ+妄想力で楽しく構成されている。
これも、良くも悪くも小学館的マンガ。
写植が読みやすいので、本当によい。
癖があるようであっさりしみこんでくる面白さがある作品なので、
個人的におすすめな一つ。 -
Posted by ブクログ
決まっていた結末ながら、こうまでして悲しい物語になってしまうのかと涙が止まらなかった第9巻。
呼ばれたから。第4巻から続いた浅井家との繋がり。織田家の女として浅井家の繋がりを保ちつづけたお市。しかし、浅井の妻としても幸せを育んできた。その両方で揺れ動き、悩み、迷い、涙を零してしまった彼女を見ていてとても涙なくしては見れませんでした。9巻の表紙を見ているだけで正直涙が浮かんでしまいますが、長政が市を見る目が最後まで変わらなかったのが愛を感じました。信長の声に振り返ってしまった市に満足と言える長政がまたなんとも…。織田家にもう一度戻る選択をしたお市、しかしそれでも茶々たちに浅井の血が流れるこ -
Posted by ブクログ
平成のしまりがないタイプの高校生「サブロー」が信長の時代に飛ばされ、信長として生きる羽目になるおはなし。サブローがゆる~く、でもゆるゆると動きながら歴史通りに信長として動いていってくれているのがおもしろい。
たまにサブローと同じように平成から飛ばされた人たちが登場するのがいちいちパンチきいている。しかも、なんかゆるい。全員戦国時代のことをしっかりわかっていないからか、どことな~く、ゆるい。
当たり前のことなんだけど、岐阜がいっぱいでてくるのがうれしい。信長はこうやって岐阜を目指して戦地から帰ってたんかなあ、と思いを巡らすと、岐阜出身であるのがどことなく誇らしく思える。