玉井雪雄のレビュー一覧

おすすめ度：90点

先頭は1人逃げの桜島。次に1人東野。そして、第2追走グループは南部がひたすら牽き、浦霞、更級が続く。
更級の「龍神」作戦で、南部が脱落。第2追走グループは浦霞、更級の2人になり、2人の下り勝負が始まる。
当初は小細工をしていた更級だが、いよいよ本気での下りの走りをみせる。更級の...続きを読むスピードに浦霞も世界レベルと驚嘆し、2人は東野を抜き去る。
更級の下りは山岳スキーで鍛えたパラレルターンであった。浦霞も更級のその速さを認めるが、浦霞はなんと落車。
浦霞は傷を負いながらもレースに復帰し「BLUE SEAGULL」の2人を追う。
浦霞はついに、更級に追いつき、更にアタック。更級も何とか切られずに後ろにすがりつく。
残り18kmで、単独逃げ桜島。41秒差で浦霞、更級。58秒差で第2追走集団。
残り10km、ついに浦霞、更級が桜島を捕らえ3人逃げとなる。
残り3km、追走集団が後方からついに姿を現す。逃げる3人。
残り1km。逃げる3人。残り500m。なんと浦霞の後輪のチェーンが切れてしまう。
最後の直線。入ってきたのは、「BLUE SEAGULL」の桜島と更級の2人━━。

おすすめ度：90点

ツールド北海道、第2ステージスタート。
「GUNLAP」東大出身の東野を含め6人が逃げ集団を形成。
大集団から「BLUE SEAGULL」桜島、弾吉、「GUNMA」赤城兄がアタック。第2集団を形成。弾吉が落ちたものの、第1逃げ集団へ合流。
大集団から浦霞、更級がアタック。南部が...続きを読む大集団の追走を塞ぎ止める。その後、南部がアタック。更に、南部が追走集団として、浦霞、更級を牽く。
逃げ集団では、桜島がアタック。東野との山岳賞争いとなり、桜島が制する。
比嘉監督は更級に「龍神名物二人前」で浦霞、南部を沈めるよう指示を出す。

おすすめ度：90点

ツールド北海道、開幕。
全4ステージからなる今回のレースのステージ1は個人T・T。
コースの罠を探るため、コース中を一晩中、探していた桜島、更級、弾吉の3人は、一睡もせずにレースを迎えることとなった。
個人T・Tは、各チームの有力選手が次々と記録を塗り替えていく。

おすすめ度：95点

ラスト1周。残り6Km。梶と勇二郎の2人逃げに対して、追走集団およそ15人。
2人逃げも追走集団に吸収。残り2km。いよいよ「心臓破りの坂」へ。
ゆるい傾斜で有利なアウトコースへのポジション争い。梶は勇二郎によりインコースへ追いやられる。が、梶は猛烈なペダルでインコースからトッ...続きを読むプへ。
「心臓破りの坂」直後。赤城弟と吉沢が接触、赤城弟が落車。巻き込まれて桜島も落車。
先頭梶。追う6人。「YAMATODA」前島、吉沢。「GUNMA」赤城兄。更に何と「BLUE SEAGULL」勇二郎。同じく小菅。「ぐるぐる館」菅原。
更に、先頭から13秒差に桜島含め3人。14秒差にFEH軍団。
残り700mを切って、凄まじい追い上げFEHトレイン。
追走グループ先頭に小菅が出る。勇二郎の追いすがりを前島が抑える。
残り450m。先頭梶。しかし後ろに「YAMATODA」前島、吉沢が追いついている。続いて「BLUE SEAGULL」勇二郎、小菅。「GUNMA」赤城兄。だがついにここで、勇二郎が脱落。
5人の棒状態に。何とここでFEHトレインに乗って、更級が集団に追いつく！まさかの追い上げ！小菅がつく。
残り300m。ついに更級は梶に並ぶ。
残り150m。更級が頭ひとつリード。
残り100m。更級が勝負バカなら、梶も勝負バカ。梶が抜き返す。
残り100mを切った。そして「BLUE SEAGULL」発射━━。

おすすめ度：90点

全日本実業団東日本ロード大会は終わった。
小菅と勇二郎はフランス行きが決まるが、小菅は取りやめ、勇二郎だけが行くことになる。
桜島はフランス行きの人選からもれた失意から一時失踪するが、利己的ライダーを目指すことを決意しチームに戻る。
エミールがチームから解雇された情報を知るが、...続きを読むその原因は群馬でエミールが更級に話した内容が原因と報道される。
「BLUE SEAGULL」の主導権は、梶と「BLUE SEAGULL」のメンバーとのツールド北海道でのバトルロイヤル戦の勝者とするという取り決めがなされる。

おすすめ度：90点

弾吉は救急車で運ばれ、先頭集団は後続集団に吸収される。同時に更級がカウンターアタック。1人で逃げる。
更級の単独1人逃げ、第1追走集団、大集団という形成となる。
単独1人逃げの更級はハンガーノック状態直前となってしまうが、補給でなんとか窮地を脱する。
粘り強く6周を1人逃げした...続きを読む更級であったが残り3周を残して後続集団についに吸収される。
梶がふらふらアタック。勇二郎が追う。2人逃げとなり、梶が牽くことに。

自虐的な自転車あるある。更に内容が濃いしお子様が知っちゃいけないワードまで…(笑)
カバーに印刷された『勉強も遊びもじこまんも真剣でなければ面白くないのだ！！』いいね。

おすすめ度：90点

ついに、全日本実業団東日本ロード大会スタート。
BLUE SEAGULLは、弾吉と勇二郎の2人も逃げ集団に入ってしまう。
更に、更級が第2逃げ集団を形成していまうが、何とか集団を引き連れ後続の集団に還る。
先頭集団を牽いていた弾吉がついに力尽き、落車してしまう。

おすすめ度：90点

ジャパン・カップを観る。優勝者エミールと出会う。
チームに勇二郎、車坂弾吉が加わり5人となる。監督、比嘉が怪しい人物ではないかと疑いがかかる。
更級はシクロクロスに挑む。

おすすめ度：90点

ジャパン・カップのコースで更級と桜島が競う。
更級は山岳スキーの技術で「下り」がトリプルAであった。
桜島はすべてを捨てる決意をし、更級はすべてを守る決意をする。

おすすめ度：90点

ピスト対ロードの対決、決着。
ツール・ド・フランス出場を目指す日本人チームが始動する。

おすすめ度：95点

乗鞍ヒルクライムレース。後半。
誰もが背負っているものがある。
すべてを犠牲にしてる者などいるわけがない。あれが烏合の衆か？闘っている相手にもっと敬意を払え！犠牲になった者たちへ、敬意を込めて踏め！
かもめのジョナサンの意味。
俺達は全員、ジョナサンなんだ！ジョナサンはたまたま...続きを読むだ。たまたま先頭にいるというだけだ！
果たしてレースの決着はどうなるのか？圧巻。

おすすめ度：95点

乗鞍ヒルクライムレース。更級は第1チェックポイント前に第2集団から抜け出し、第1集団の後で一人ぽつん。中ぶらりんの中、何と小菅が登場、更級を牽く。それを見て桜島も追いつく。
小菅、桜島がアタック。第1集団が駆け引きを繰り返す中、ついに、小菅、桜島が追い付く。
登場するそれぞれの...続きを読む人物たちの過去や背負っているもの、思いが描かれながら、レースは進む。圧巻。

おすすめ度：90点

父子家庭で淡々と生きる主人公の姿に自分を重ねた。
地方信金勤務、無愛想な部下がひとり、元気な娘もひとり、妻はいない…。
仕事と子育てに忙殺される主人公。毎日毎日ママチャリで営業活動をしているその平凡な人生が今、ふとした1台のロードバイクとの出会いで変わり始める。

おすすめ度：90点

乗鞍ヒルクライムレース前日、思わぬハプニングで出場棄権の危機も、出走時間ギリギリに到着。
しかしなんとチャンピオンクラスに出場することになる。
レーススタート。法聖大の3人に周りを固められ身動きができない。

おすすめ度：90点

父子家庭となった理由の一端が明らかとなる。
乗鞍ヒルクライムレースへの特訓が行われる。そして、レース前に乗鞍での試走を実施。オヤジが何かを仕組んだか？
走るモチベーションは何であろう？

楽を求めるやつは滅び
快楽を求めるやつは進化する。

本当にその通りだと思った。
この一教訓のためだけに買って持っておきたい。