ハーラン エリスンのレビュー一覧

  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 2

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    ジェイムズ・クロスの「ドール・ハウス」は預言をしてくれる魔女が住むドールハウスのお話。ただ、けっして屋根を開けて中を見てはいけません。SFというよりホラーですが、何かのアンソロジーでも読んだ気が。でも巻末の再録リストにはないので気のせいか...

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    2021年11月18日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕3

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    今回はシズ様とまだ子犬だった陸との出会いの話があります。もふもふでやんちゃな陸がとってもかわいいです。

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    2021年11月18日
  • 死の鳥

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    なかなかグロテスクな場面のある短編や、シュールな構成の短編など、なかなかバラエティに富む編集である。
    個人的には、「ジェフティは五つ」と「ソフト・モンキー」がおもしろかった。

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    2021年03月04日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 1

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    SF界のカリスマ、ハーラン・エリスンが自ら企画編集した伝説的アンソロジー、「危険なヴィジョン」。すべての作品にエリスンによる紹介文が付される豪華(?)な構成。第1巻となる本書では下記8作品を収録。

    ・夕べの祈り:レスター・デル・レイ
    ・蝿:ロバート・シルヴァーバーグ
    ・火星人が来た日の翌日:フレデリック・ポール
    ・紫綬褒金の騎手たち、または大いなる強制飼養:フィリップ・ホセ・ファーマー
    ・マレイ・システム:ミリアム・アレン・ディフォード
    ・ジュリエットのおもちゃ:ロバート・ブロック
    ・世界の縁にたつ都市をさまよう者:ハーラン・エリスン
    ・すべての時間が噴きでた夜:ブライアン・W・オールディス

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    2020年12月12日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 2

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    2巻にはディックやラリー・ニーブン、ポール・アンダースンなど自分にも馴染みのある作家が並んでいるのだが、なんか1巻に比べるとどれも少し印象が薄い。つまらないわけではないけど、SF読んでるという高揚感があまりない。ニューウェーブは肌に合わないのかも。

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    2020年03月17日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 1

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    60年代にハーラン・エリスンが出した全作書き下ろしのアンソロジーが2019年になって全訳が出た。ハーラン・エリスンがやたらとスペキュレイティブ・フィクションを連呼しているのに時代を感じる。収録作の中でフィリップ・ホセ・ファーマーの「紫綬褒金の騎手たち、または大いなる強制飼養」だけは文体の面白さは判るけど、文体に気を取られて内容が全く頭に入ってこずきつかった。

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    2020年03月03日
  • 死の鳥

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    ネタバレ

    「「悔い改めよ、ハーレクィン!」とチクタクマンはいった」★★★★
    「竜討つものにまぼろしを」★★
    「おれには口がない、それでもおれは叫ぶ」★★★
    「プリティ・マギー・マネーアイズ」★★★
    「世界の縁にたつ都市をさまよう者」★★★
    「死の鳥」★★★★
    「鞭打たれた犬たちのうめき」★★★
    「北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中」★★★★
    「ジェフティは五つ」★★★★
    「ソフト・モンキー」★★

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    2022年07月13日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 2

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    SFというより実験的な小説が多いかな。
    神に関する話が多いのは時代的に ”危険” なところがあったからか。

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    2019年10月23日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 1

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    1983年にハヤカワ文庫から第1巻のみ刊行され、第2巻以降は何故か刊行されないままフェードアウトしてしまった、曰く付きのアンソロジー。
    アメリカSF界の鬼才、ハーラン・エリスンが、1960年代に活躍していた作家(非SF含む)に「危険なヴィジョン」をテーマとした書き下ろし作品を依頼し、それをまとめたもの。第1巻の冒頭にエリスンの序文が入るのはまぁ当然としても、各作品の頭にもいちいちエリスンの序文が入るというエリスンの押し出しの強さ(笑)しかもこの序文が長いのよ、なかなか読み進められないヽ( ´ー`)ノ

    ことほど左様に、編者エリスンの熱気が前面にアピールされて正直鬱陶しいぐらいなんですが、いやそ

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    2019年10月20日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 1

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    エリスンがうるさい本(笑)でも前書きを読むに費用面の事情もあったんだろうな。
    「紫綬褒金の騎士たち〜」が厳しくてしばらく積んであったんだけど、他の話は比較的読みやすい。
    最初から最後までエリスンはうるさい。

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    2019年09月01日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 1

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    本編前の解説はいらないかな。
    「紫綬褒金の騎士たち、または大いなる強制飼養」は最初読みづらいが後半はましになる。

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    2019年07月17日
  • 死の鳥

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    読むのが辛かった。
    いちいち残酷で悲しい話なんだもん。最初から最後まで暗い気持ちになる事請け合い。
    唯一死の鳥だけは面白かった。テスト形式、神と蛇と犬。

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    2019年06月12日
  • ヒトラーの描いた薔薇

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    アメリカSF界の巨匠ハーラン・エリスンの短編集だが、エリスンってこんな情緒的なSFを書く人だっけ…?と違和感を覚えてしまった。ブラッドベリの作風が好きな人には合うと思う。個人的に一番好きな話は「ヴァージル・オッダムとともに東極に立つ」。

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    2018年11月16日
  • 死の鳥

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    タイトルがパロディされまくった「世界の中心で愛を叫んだけもの」の作者であるハーラン・エリスンの短編集。

    個人的には作品ごとに面白さのムラがありすぎて、かなり評価に困る。特に「ランゲルハンス島沖を漂流中」は難しすぎて自分にはサッパリだった。

    「ジェフティは五つ」のようにほろ苦さが残る青春時代を思わせるSFは良い。

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    2018年09月17日
  • 死の鳥

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    『随』

    たしかにカッコいい。
    あくまでも感覚の世界。
    なんというのかなー。
    アンディーウォーホールのような感じもしなくもない。
    ハーランの作品にはどこか、私を寄せ付けさせてくれない。
    単純とおもったら、複雑も感じられる。
    計算なのか、ちがうのか。
    ジレンマだ。
    読んだら途中で放り投げることを憚れる本なのだ。
    もしかしたら後一ページ読んだら、ボヤけていた輪郭がハッキリするんじゃないか!
    と読み進めては、裏切られたりw
    でも、それがこの作家の魅力としかいいようがない技なのである。

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    2018年04月13日
  • ヒトラーの描いた薔薇

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    日本ではエリスンの短編集はハヤカワ文庫からこれより前に2冊出てまして、どちらも傑作です。本邦3冊目の短編集となる本作、通読しての印象は割と玉石混淆な感じ。SFでは無い通俗小説やファンタジーよりの作品も多く、かつ明確な起承転結が無い話もあり、これまでの2冊に比べるとちょっと取っ付きにくいイメージです。

    が、所々にもの凄く純度の高い「エリスン節」が含まれている作品がありまして、なかなか巧く表現できないのですが「神秘性を帯びた暴力」とでも言いましょうか。世間一般の常識とはかけ離れ理屈や道徳は一切通用しない、ある種神話めいた独特の世界観の中で繰り広げられる暴力と怒りの爆発。すっきりした話・気持ちの良

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    2017年08月19日
  • ヒトラーの描いた薔薇

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    短編集。
    SFだけでなく、ホラーやファンタジーぽい作品も多々あり。
    『死の鳥』よりとっつきやすい印象。
    ベストは、よくある設定ながら著者らしい荒々しさが特徴的な「ロボット外科医」。
    次いで、「クロウトウン」か。

    「ロボット外科医」
    ロボットが医師の仕事を奪う、まさにその様子を描いた作品。
    「恐怖の夜」
    人種差別。これを書いた作者は白人というのが良い。
    「苦痛神」
    神が主人公。苦痛の先にあるものは…。
    「死人の眼から消えた銀貨」
    人種差別。SFではないが、主人公が洒落てる。
    「冷たい友達」
    エリスン流ボーイ・ミーツ・ガール。舞台設定が特殊。
    「クロウトウン」
    地下都市。人間の環境への順応力が怖

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    2021年07月11日
  • 死の鳥

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    昔読んだ時は「死の鳥」とか「声なき叫び」とか訳わからんけどかっけえ!と思ってたのが、素直に「ジェフティは5つ」みたいな話の方がピンとくると思えるようになったのはトシのせいなんだろうねえ。

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    2016年09月17日