ヒトラーの描いた薔薇

ヒトラーの描いた薔薇

地獄の扉が開き、希代の犯罪者たちが逃亡した時、ヒトラーは……表題作ほか、SF界のレジェンドによる本邦初訳を含む、全13篇を収録。

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ヒトラーの描いた薔薇 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    1957年から87に書かれた作品が発表順に掲載されている。
    エリスンを読んだのは初めてだけれど、解説にあるように、どれも理不尽なものに対する怒りと絶望が伝わってくる。
    とりわけ古い作品にその傾向が強く、私はどちらかというと、そういった不条理さに満ちた最初の方の作品のほうが好きだ。

    特に、「恐怖の夜...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月05日

    ハーラン・エリスン=毒舌な批評家なイメージがあったのだが、いったいどこから入った記憶だったのか???

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    Posted by ブクログ 2021年11月18日

    60〜70年代の作品はエリスンの社会に対する怒りが強烈にぶつけられています。表題作「ヒトラーの描いた薔薇」では、主人公は理不尽に地獄に落とされ、神様に怒りをぶつけますがそんな中、ヒトラーは地獄の門に黙々とバラを美しく描き続けています。なかなか解釈が難しいですね。

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    Posted by ブクログ 2017年06月01日

    朝日新聞の書評に掲載されていた。ヒトラーということでドイツでの小説と想定していたら全く異なっていた。短編集の中でのひとつの小説である。最後の地獄の場面で、地獄に落ちたヒットラーが地獄の門にバラを描いているというだけであった。

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    Posted by ブクログ 2017年05月10日

    『世界の中心で愛を叫んだけもの』のタイトルがぱくられました!という事で変な風に名を馳せたハーラン・エリスンですが、SFファン、それもオールドSFファンには嬉しい短篇集。
    エリスンの小説はSFというにはちょっとテイストが違って、ロアルド・ダールなどの作品に近いようなところもあると思う。
    今回印象に残っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月16日

    アメリカSF界の巨匠ハーラン・エリスンの短編集だが、エリスンってこんな情緒的なSFを書く人だっけ…?と違和感を覚えてしまった。ブラッドベリの作風が好きな人には合うと思う。個人的に一番好きな話は「ヴァージル・オッダムとともに東極に立つ」。

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    Posted by ブクログ 2017年08月19日

    日本ではエリスンの短編集はハヤカワ文庫からこれより前に2冊出てまして、どちらも傑作です。本邦3冊目の短編集となる本作、通読しての印象は割と玉石混淆な感じ。SFでは無い通俗小説やファンタジーよりの作品も多く、かつ明確な起承転結が無い話もあり、これまでの2冊に比べるとちょっと取っ付きにくいイメージです。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月11日

    短編集。
    SFだけでなく、ホラーやファンタジーぽい作品も多々あり。
    『死の鳥』よりとっつきやすい印象。
    ベストは、よくある設定ながら著者らしい荒々しさが特徴的な「ロボット外科医」。
    次いで、「クロウトウン」か。

    「ロボット外科医」
    ロボットが医師の仕事を奪う、まさにその様子を描いた作品。
    「恐怖の...続きを読む

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