作品一覧

  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 1
    値引きあり
    3.2
    1~3巻660~682円 (税込)
    〔ヒューゴー賞受賞〕アメリカSF界最高のカリスマ作家エリスンが、既存の英米SF界に一石を投じるべく企画・編集し、全作品に自ら序文を付した計三三篇収録の伝説的巨大アンソロジーがついに刊行! 本書はアシモフのまえがきとエリスンの序文をはじめとする“危険な”ヴィジョン八篇を収録。解説収録/高橋良平
  • クローム襲撃
    値引きあり
    4.1
    1巻561円 (税込)
    全世界のコンピュータ・ネットワークの織りなす情報の宇宙、電脳空間。おれたちは神経系をデッキに直接つないで、この空間に侵入するスーパーハッカーだ。つぎのターゲットはクローム。暗黒街のボスが築いたこのデータの砦を切りくずし、大金をかすめ取ってやる…疾走感あふれるシャープな展開の表題作ほか、『ニューロマンサー』のヒロイン、モリイの若き日々を描く「記憶屋ジョニイ」、さらに記念すべき処女作や、盟友スターリングとの共作など、サイバーパンクSFの旗手として各方面から熱い視線をあびたギブスンが、ハイテク未来を鮮やかに描ききった全10篇を収録!

ユーザーレビュー

  • クローム襲撃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [記憶屋ジョニィ]

    [ガーンズバック連続体]
     流行雑誌のカメラマンが、30年代のアメリカが求めていた未来風の建築物を撮っているうちに、本当にそれを見てしまうというギブスンとしてはちょっと変わった話。登場人物の一人にそんなものは記号論的亡霊にすぎない、大衆潜在意識の一部を感じ取っただけ、と言わせたり、現実のアメリカの抱える問題とのずれを指摘したりして、SFの無邪気な部分をあっさりと切り捨てているようにも読める。下手をすると小難しいこと言ってる反SFの作家みたい。こんなの書いたあとによく電脳シリーズを書いたよなあ。でもサイバーパンクの批判性ってこういうことなのかも。
     雰囲気的には「カウント・

    0
    2025年07月01日
  • クローム襲撃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ニューロマンサー」を読んで、目くるめくSF仕掛けに翻弄されて、元になったこの作品を読もうと思った。面白かった感で言うと、こちらの方が上。完成度は「ニューロマンサー」が上かな。

    麻薬よりも強力に脳内に作用するソフトウェア、高度に進化した整形というか人体改造、マトリックス世界への侵入、千葉シティ・・・といった「ニューロマンサー」で使われた仕掛けを描いた作品も勿論面白いのだが、一方で宇宙ものの2編もなかなか良かった。宇宙開発はソ連が優勢になるのは、人の命より国家が大事だからなんだろうね。

    もう歳で長編を一気に読む気力が無いのもあるが、SFは短編の方が好きなのかもしれない。

    0
    2022年07月20日
  • クローム襲撃

    Posted by ブクログ

    サイバーパンクの旗手短編集 確かに名作
    表紙   5点奥村 靭正
    展開   8点1986年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 821点

    0
    2016年03月07日
  • クローム襲撃

    Posted by ブクログ

    ネットワーク世界を自由に泳ぐハッカーたちも肉体を捨てることはできない。血と汗とアドレナリンのにおいを忘れたらサイバーパンクな世界は生き残れない。読むたび体がうずうずして心躍るSFアクション短編集。

    0
    2009年10月04日
  • クローム襲撃

    Posted by ブクログ

    ギブソンは短編向きでは無い感じですが、「ニュー・ローズ・ホテル」「ホログラム薔薇のかけら」等に見られる『疲れた美しさ』、ギブソン自身がファンだと公言しているルー・リードの曲の持つ"あの感じ"が感じられて、たまらなく好きです。

    0
    2009年10月04日

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