芳賀繁のレビュー一覧

  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    失敗学といえば畑村洋太郎氏だが、その前年に発行された本の文庫版。昔の話でも今でも通用し、この時の問題点が現在では解決されたことがわかる。フレームワークは今でも応用できると思う。

    ビジネス書ではないが、ビジネス書として読めると思う。失敗の本質などを読んで挫折した人はもちろん、エラーとはそもそも何?と...続きを読む
  • NHK出版 なるほど!の本 あなたの その「忘れもの」 コレで防げます
    電車の中で傘を忘れるなど、日常の様々な場面で忘れ物をしないようにするための対策が記されており、分かりやすかったです。
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    ヒューマンエラーの内容、背景、人の性質、それを防ぐデザイン、手順、行動、文化について、整理されまとまっている。構造から理解できて読みやすい。
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    [リスクとの付き合い方法、教えます]事故回避のための新技術や万全とも言える備えが導入されるにもかかわらず、自動車事故やヒューマン・エラーが起きてしまうのはなぜなのか。事故発生の外部的要因のみならず、人間の心理状態にまで分け入りながら、その原因と更なる対策を提唱する作品です。著者は、産業心理学や交通心...続きを読む
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    失敗のメカニズム、主にヒューマンエラーについて、具体的に落とし込まれて書かれているので分かりやすかったです。また、それをどう組織として対策していくかを考えさせられました。
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    ●失敗学のはしりになった本だと思います?人間がおかす失敗(ヒューマンエラー)について対策のヒントを提起。
    ●事故を起こしやすい人の性格・態度は、①情緒不安定 ②自己中心性 ③衝動性 私にも当てはまります。
    ●人間だから間違う事もあります。人は考えずに行動しがちです。自身の行動を振り返る参考にな...続きを読む
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    ー リスク補償行動とは低下したリスクを埋め合わせるように行動が変化し、元のリスク水準に戻してしまうことをいう。細くて見通しの悪い道路から幅の広い直線道路に出たドライバーがクルマの速度を上げたり、雪道をノーマルタイヤでのろのろ走っていたクルマがスノータイヤに履き替えたとたんにスピードを出したりする現...続きを読む
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    事故がなぜ起こって、なぜ防げないのか?永遠のテーマです。このテーマをどのようにとらえるのか?内外の研究例を紐解きながら、わかりやすく導いてくれる導入書です。いい本だと思います。
  • NHK出版 なるほど!の本 あなたの その「忘れもの」 コレで防げます
    あるあるばかり。その事に集中しないと。別の事に気を取られないように。
    途中であれもこれもと思うと良くない。
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    リスク対策に関する良書。
    特にリスクのホメオスターシス理論、つまり安全対策を講じてもそれに安住して更に危険行動がエスカレートし、結果的に事故確率は変わらないと。結局は心理が大きく影響するということ。
    次回、平成26年度の(平成27年1月)JMA研究発表会の主題基調講演にどうか。
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    とても勉強になった。リスクマネジメント、安全について幅広く学ぶことができた。参考文献にも手を伸ばしたい。
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    *目的
    事故が亡くならない原因を理解する。
    対策を立てる際の注意点に着いてわかる。

    *芳賀繁 専門:産業心理学、交通心理学、人間工学

    子守唄効果(ララバイイフェクト):安全対策がまるで子守唄のように人を安心させ、まどろみに誘う、そのことが危険を大きくすることを指す。

    リスク補償行動とは、低下...続きを読む
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    産業心理学者である著者が事故が起こるメカニズムを分析し、その上で、必要な対策について提議した本。

    会社のライブラリで見つけ、自動車の安全を専門としている私にとっては必須の本だと思い手にとりました。

    本書で著者は、「安全対策がどのような成果を上げるのか、あるいはあげないのかを決めるのは、その安全対...続きを読む
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    労働安全関連の業務を担当しているので、ヒューマンエラーからの事故、災害の多さに驚き、また、ここまでやっているから大丈夫、といったことはなく、ヒヤリハットの共有、リスクアセスメントの抽出、といった活動を日々繰り返していく必要性を、さらに強く感じた。
    日常に起こるちょっとしたエラーも見過ごさずにしていき...続きを読む
  • 事故がなくならない理由 安全対策の落とし穴
    安全を論理的、識字的に理解するのにすごく良い本です。事故に悩んでいる方にはいい。だれもが将来に期待を持ち、誇り高く生きることができる世の中こそが一番の事故防止、か。
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    「失敗学」の畑村が「機械設計を行うエンジニア」の視点で失敗事象と対策を整理する傾向が強く、独自の表現法を採るために時としてわかりにくいのに対し、心理学出身の芳賀は、既成の認知理論でこの分野の問題を整理するため、いろいろな現場で安全管理の実務にあたる者にとっては、芳賀のほうがわかりやすい。
    ただ、p1...続きを読む
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    ・失敗の型が非常に重要。防ぐ手立てになる気がする
    ・ミスにも型があり、チェックシートなどがある
    ・ひやりハッとの蓄積をどう進めるか(どういう文化なら蓄積できるか)
    ・デザインからそもそものミスの原因を取り除く(ドアノブの例)

    読み返す必要がある。。。
  • 失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで
    ヒューマンエラーについて知る入門書的な存在。
    これを読めば人がおかす「失敗」についての知識がつくはず。
    内容も事例が多く簡単で読みやすくなっているためお勧め。
  • NHK出版 なるほど!の本 あなたの その「忘れもの」 コレで防げます
    大体考えついてその行動しようとするも性格が邪魔?をするさんですよね。

    ようは、横着ものなんでしょう。
    それを治したい。結局行動です。
  • 失敗ゼロからの脱却 レジリエンスエンジニアリングのすすめ
    会社での講演で、「失敗を減らすことに目を向けるのではなく、うまくいっていること、成功するためにどうするかを考えるのが重要」という話に感銘を受け、本書を購入。ただ、具体的な実例紹介は非常に楽しく読めるが、ちょっと概念的な話になると私には難解に感じてしまった…。途中で挫折。今後、もう少し知識レベルが上が...続きを読む