船川淳志のレビュー一覧
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ロジカルリスニング
著:船川 淳志
出版社:ダイヤモンド社
なぜ、話がかみあわないのか、という疑問に答えるのが本書だ
リスニング、つまり、「聞くこと」とは、コミュニケーションの中でもっとも重要な能力であるにもかかわらず、これまで、ハイライトされてこなかった。つまり、「聞くこと」を改善すれば、その伸びしろがあって、コミュニケーション能力が伸長される が本書の主張だ
気になったのは、以下です。
話すには、感情で話す人、論理で話す人に分れる
聞く、と、考える、は両立できる、というか、ロジカルリスニングとは、考えながら聞く、左脳、右脳をフルに活用した積極的な聞き方である
聞く、と、考える、を -
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ネタバレ【書評】
超オススメ!
・ビジネスコミュニケーションとロジカルシンキング
を実践している人のバイブル。
・コンサルやコーチングビジネスのすごい人達が何を考えて人と関わっているのか、簡単に理解できる。
・すぐに自分に活かせる。
個人的には日本の教育に入れたい。
【要約】
・人間は感情の壁+論理の壁でできている。
・感情の壁を崩さないと、論理の会話ができない。
・ビジネスコミュニケーションで必要なのは
論破力<共感・メタ認知・引き上げ力・仲間力
感情=共感→理解
【発見】
・ロジカル=結理事結
結理事結こそ、ビジネスには必要。
起承転結はエンタメ。全くの別物。
・ハイレベルな傾聴とは
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Posted by ブクログ
「今求められているほんものの知力」
1 自ら能動的に思考する力
2 考え方の異なる他者を理解する力
3 論理的に明確な推論や検証ができる力
4 自由で柔軟な想像力
5 自分の専門知識を絶えず深めていく力
6 他の分野に対する好奇心を持ち垣根を超えて共同作業を進める力
なるほどそうやなあと思いますがなかなかいっぺんには難しいですσ^_^;
今は「多様性が高まり変化が常態化する時代」で「変化は指数関数的になる」と書かれています。
僕が役所に入った20数年前はまだデスクトップのワープロでした。
ラップトップも少しはありましたが若手は順番待ちの時代です。
そこからパソコンが入って一人一台になってネッ -
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会社の研修で、本著者の船川先生のコースを受講した。ここまで終日引き込まれたコースは初めてではないだろうか。頭をハンマーでガツンとなぐられたような刺激を受けた。船川先生のパワーに終始圧倒されるとおもに、久しぶりに向学心に火が付いた。研修の中で紹介されていた著書も早く読みたいところである。
本書は、その研修の内容の一部が書かれたもの。復習を兼ねて読んだ。
研修では盛り込まれていなかったが、目からウロコだったのは、「詭弁に克つロジカルリスニング」の箇所。
かねてから、「瞬発力のなさ」を課題認識として持っていた。たとえば、自分の考えが上司やほかのメンバーから反論を受けたとき、その反論がいまいち腑に落ち -
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No.644
放置されてきたコアスキル。それがロジカルリスニング。
個人の思考をアウトプットするためのは論理的な思考力は重要。
だからロジカルシンキングがビジネススキルとして注目されてきた。
でも、仕事のほとんどは個人ではなくチームや組織で成果を引き出す必要がある。
そこに必要なことは、仲間の意見やアイデアをインプットすること。そのために必要なのがロジカルリスニングなのだ。
アウトプットするためにはインプットが必要なことは当然。なのに放置されてきたコアスキル。
いろんな本を読んでも、ちょっと行き詰まってるなと感じてる方にはオススメです。 -
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本当に盛りだくさんのコミュニケーションの本質を解き明かした1冊である。
聴くことは、訊ねる能力にも関連し、ノンバーバルな部分も含めてすべてが反映されるわけだが、思考のプロセスには各個人の傾向やパターンがあることも聴き方において大いに影響する。
ただ、このあたり、ほとんどの人間は意識していないので、この本を「すっと理解する」というのは、かなり難しいかもしれない。私のようにそこにフォーカスと好奇心がついて居ると、「うん、うん」さすがに良く人間が無意識下で行っているコミュニケーションの仕掛けについて理解されている・・・と面白く読めるのだが、一般的に(NLPでいうメタモデルに陥るが・・・)このレベル