宇野維正のレビュー一覧

  • 1998年の宇多田ヒカル

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    1998年にデビューした宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、浜崎あゆみを音楽業界の変遷とともに描いている。音楽雑誌のレビューをされていた方が書かれているので、業界に詳しい内容であるが、当時の誰それとつながりがあったとか、誰彼といった方とバンド組んでいたというような人脈重視の書き方多い気がした。いまいちそれぞれのアーティストの違いが伝わりにくかった気がする。宇多田ヒカルがすごいのはわかるけどね。

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    2016年10月16日
  • 1998年の宇多田ヒカル

    Posted by ブクログ

    1998年が日本の音楽界では特別な年。CD販売枚数が過去最高を記録し、今後破られることはないであろうとのこと。そしてこの年にデビューした宇多田と椎名林檎、aiko、浜崎あゆみという4名のスーパースター・アーティストたちを取り上げる。4名の違い、距離感が面白い。その16年前(1982年)のアイドル(松田聖子、中森明菜、小泉今日子たち)全盛期、16年後(2014年)のカタカナ名グループ全盛の3つの時代比較が面白い。小室哲哉、小沢健二、つんくら音楽プロデューサーの変遷も重なり、Jポップ史そのものである。宇多田の特別性は実は「音楽家としての権利をレコード会社から守り抜いたこと」にあるという!これが嚆矢

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    2016年10月11日
  • 1998年の宇多田ヒカル

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    日本人が一番CDを買っていた時代。その当事者でした。
    三人ともみな唯一無二。

    椎名林檎の凄さは、クライアントやリスナーのニーズを敏感に察知しながら、「狙って」曲を作ることができるところ、時には自分を変えることができるところ。

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    2016年09月07日