正直な人だなあ。こんなに正直に書けない。だって、人にどう思われるか不安だから。
子育ての大変さ、よく分かる。著者と全く同じことをよく思うし、同じことをしてしまっていることもある。
大変さを率直に言いあえて、認め合えて、分担し合えるような社会になったらいいよね。
子育ては大変だけど、楽しいところ、とて
...続きを読むも嬉しいところもあって、そんなところもちゃんと書いてある。
子育ては大変、やりたくないって、この本を読んで思う人がいると残念だけど、著者も書いているように、大変だけど、子どもがもっといたらとも思う、子育てって不思議なもの。
お母さんとの話も書いてあり、「私はずっと母の子どもでいたいんだと思う」という言葉にも共感。
こう思ってる人は多いはず。みんな自己中になってしまったということなのかもしれないけど、こういうことを言葉にする人が出て来たんだなあって、個の時代になったのかなと変化も感じます。
読み終わっての追記
後半は著者が自分の悩みと向き合う部分で、とても読み出がありました。私自身の悩みとも通じるところがあり、とても参考になりました。途中、読むのをやめてしまいたくなるほど、著者にイライラ、腹が立ってしまうところもあったけれど、最後まで読んで良かった。
自分の生きづらさの原因が親にあること、そこまではよく言われるし、私も分かっていたことだけど、親の何がいけなかったのか、ということについて、親の在り方がいけなかったのだ、と書いてあるものは初めて読みました。親が親自身のことを好きであること、そのことがとても大切なのだということ、私も子供たちのために、自分のことをもっともっと好きになりたいと思いました。