植本一子のレビュー一覧

  • かなわない

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    飛行機や新幹線から見るまだ見知らぬ人のただの物語を俯瞰しているに過ぎない。客観視しかされていない、主観が見えないECDが、なのにひたすら格好いい。

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    2018年05月06日
  • 家族最後の日

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    著者のバックグラウンドがわかっていないのもあるかと思うが、周囲の特定人物(特に親父)に対するアタリの強さには正直、理解不能な部分がある。
    あと、フリーランスの人達ってのは独特の人脈命綱社会というか、普通の人が会社等の組織に頼ってる部分を仲間や友達に支えてられて特別負担にも思わない文化なんだな、と。これだけ人を頼るのは俺には無理!と感じましたね。

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    2017年12月01日
  • 家族最後の日

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    前回の「かなわない」に比べ、夫のECDさんが癌になったことで家族で向き合うきっかけができたのは良かったのかな。
    自分が今まで自由でいられたのはECDさんのおかげだったのだと気づき、改めて大切さがわかった様子。
    相変わらずお母さんとの仲が険悪なのが残念だが、親子は大なり小なりいつになっても反発し合う面はあると思う。
    ある程度の年齢になったらある程度の距離を置くことも大切なのではないだろうか。

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    2017年07月22日
  • 家族最後の日

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    ネタバレ

    淡々とした日記のなかに、媚びへつらわない正直な毎日が、想いが、詰まっている。

    「写真を撮っているとき、そして文章を書いているとき、私の精神は安定している。そのときは誰にも依存せず、自分一人で立っている気がする。」

    そう言う筆者の植本さんにとても共感する。
    一人で立つ、ということばがよく出てくる。自立、自律?
    一人で立たなければいけないと私もずっと思っていたけれど、本当にそうなのだろうか。
    人という文字は、人と人が支え合っている様子を表しているなんていうけれど、その角度というか、支え具合、支えられ具合はフレキシブルに変化していくのが理想だと思う。常に寄りかかっていなくても良くて、でも立ってい

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    2017年07月01日
  • 家族最後の日

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    「家族」をテーマにしたエッセイというか、日記。誰かが勧めていたのを見て読みだしたのだけれど、よくよく考えると「かなわない」は読んでないし、植本さんの写真はちゃんと見たことないし、ECDも石田さんのラップも聞いたことはない。
    冒頭の広島の母との話で、「あぁ、最後ってこういう意味か」と思って読んでいたけれど、大半は法律上の夫である石田さんがガンで入院してから2か月ぐらいの諸々。どうしたって子育ても続くし、日常はしんどいし、不安も、疲れも、まぁ読んでて楽しくなるものではない。万人受けしないものだと思うけれど、個人的には読み進めずにいられないものでもある。
    タイトルの「最後」に絡めていうならばどこかで

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    2017年03月23日
  • 家族最後の日

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    「かなわない」で文章がすごく好きだと思った植本さんの新著。

    旦那さんである石田さんが癌だということが分かり、この先どう頑張っても終わりようのない日々の始まりが少し書かれている。

    前作との比較になるが、文章からはだいぶ落ち着いたんだな、ということがうかがえる。前は文章もすごく凶暴で乱暴で、怖かったのだ。感情をぶんぶん振り回し、子供のように泣く一子さん、怖かったけど好きだと思っていた。

    読みながら「家族最後の日」の意味を考えた。それはあとがきで明かされているのだけれど、そうかあと納得できた。家族を二つ持つことの意味を、私はまだまだ理解出来ていなかった。

    読んで心が不思議と落ち着いた。、

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    2017年02月22日
  • かなわない

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    もうこの、表紙のイラストだけで傑作!(笑)日記風な描写は、まあぶっちゃけ感があるけど、エッセイというのかな。文章力あるなぁと思って読めた。表題の「かなわない」とはこういうことか、と。

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    2025年06月18日
  • 家族最後の日

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    「かなわない」読後と同じような気持ちになる。
    子どもが、大丈夫か…みたいな。「夜ご飯食べさせてくださいって言ってきて」と夜に子供を送り出すことや、非課税世帯でカツカツなのに新宿伊勢丹でギャルソンのコートは買えるんだ…とか。ひとんちのことだからいいんだけど、いちいちもやもや。
    こんなに全部出していいのかな、と毎回思う。
    でもそうやって全部ぶつけて頼って振り回して生きていく人なのかなとも。
    書かれたのは2018年あたり。こと後のこともわかってるだけに、暗澹たる気持ち。でも周りの人にたくさん助けてが言える人だから、どうやってでも生きていくのかな。
    何にしても日記というオチのないものを最後まで読ます文

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    2025年05月24日
  • かなわない

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     読んでいくと2011年当時、震災後放射能の測定値でメディアや周りの大人が騒いでたことを思い出し、少し辛かったです。2020年から始まったコロナ禍とも少し似たようなところがあるように感じます。読んでて辛かったものの、当時の息苦しさやもがいている様子が一子さんの感性で生々しく書き出されており、当時を振り返るのにはいい本だと思いました。
     あと、表紙の絵がとてもかわいい。

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    2025年02月19日
  • 降伏の記録

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    ひとと向き合うって難しい。
    向き合っているつもりでも、人が違えば向き合えていないと捉えられたりする。
    相手に何を求めるか、はっきりとわかるには時間がかかるよね…
    植本さんは十年かかってこの書き下ろしエッセイの考えになっている訳で…
    難しい。自分も旦那や子どもとどんな関係になりたいか、いつか後悔しないようちょっとずつ考えたいと思う。

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    2024年06月15日
  • 家族最後の日

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    実母との別れ方、わかる気がする…
    絶対似たようなこと高校生の歳で自分もやってる…
    親子だからこそ相手に期待する分、関係が難しいところはあるなぁと改めて思う。

    義弟の自殺、方法が壮絶すぎる…
    やはり人間、思い詰める時は人間関係に由来することは多いんだろうな、、

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    2024年06月13日
  • かなわない

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    赤裸々な文章とはこのこと、っていう感じ。

    この日記を書かれた時の年齢も自分と近く、広島出身ということで白バラ牛乳や木次乳業もちらっと登場するのが嬉しい(島根出身の自分)。
    と、途中までは思っていた。途中までは…
    子どもに当たってしまうことや、親との確執など、全部他人事とは思えないエピソードが後半は多い…不倫まで。てんこもり。

    ECDがどうなるか、先に知っているが故に、色々思いながら読んでしまう部分もあった。

    幼少期の体験から自己肯定感が低いのが全ての原因、と『ちひろさん』の作者にも言われている。
    子どもを愛したら、愛されなかった過去の自分が嫉妬する。わかる気がしてしまう。
    自分も母や父に

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    2024年06月06日
  • 降伏の記録

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    予想外のラストだった。
    「向き合う」とはどういうことなのか、ずっと理解できずにいる。自分も他人も本当の気持ちなんて一生わからないし、「向き合ってほしい」という気持ちも結局エゴな気がする。から、私は石田さんを責めることができない。
    ほとほと人間と一緒にいるって難しい。めげそう。

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    2024年02月17日
  • 家族最後の日

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    「かなわない」のあと、少し救われ落ち着いた様子でよかった。けれど、だからこそ石田さんのことが苦しかった。まだこの先も読ませていただきます。

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    2024年02月06日
  • かなわない

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    フォローしている方のおすすめで読んだ。震災後、放射能に怯えながらの子育て、日記とエッセイでできている。

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    2020年11月29日
  • コロナ禍日記

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    緊急事態宣言真っ只中の日記なので、仕方ないけれど、先の見えない日々を辛い辛いと書いている日記が多くて、読んでるうちに苦しい気持ちに。
    職業や住んでいる場所も偏りがあるように感じて、コロナ禍の日記集としては、「仕事本」の方が私には面白く感じました。

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    2020年11月24日
  • 降伏の記録

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    また読んでしまった・・・
    読み終わるたびに『もうこの人の本は読みたくない!』と心から思うのに
    忘れた頃にまた、新刊を手にしてしまう。

    今回も彼女の心の中は『わたし』で満員だ。
    どうして思い通りにならないことがあるたびに
    人ばかり頼るのだろう。
    丸ごとの自分を人に預けようとする人がいたら
    私なら全力で逃げる。
    誰といたってどんなに信頼する人がいたって
    人間は基本ひとりだ。
    自分の感情のお守りを人にさせてはいけない。

    でも心をザラつかせながら、
    私はまたこの人の本を読んでしまうのだろう。
    そのくらい彼女の文章には人を惹きつける魅力があると思う。

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    2020年06月22日
  • 降伏の記録

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    青山ブックセンターで平積みしてあって著者のことを知り、夢中になって一気に読んでしまった。読んでいると辛くなり、読んでいない間もずっとこの本のことを考えてしまった。
    ガンの闘病生活を送る家族に対する葛藤を、ここまで正直に書いた人は他にいなかったのではないかとおもう。普通は葛藤を書いても、もっと自分を擁護する言い方をしてしまうから。自分の醜い部分を曝け出す一方、周囲に対する批判が少ないのは、著者自身の懺悔の気持ちからではと思った(そんな自分を認めてほしいという気持ちや、商売上手な方なので、インパクトを狙ったというのもあるのかもしれないけど)。
    それにしても惹きつける文章で、素晴らしい才能の人を発見

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    2020年05月20日
  • 家族最後の日

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    植本一子さんの日記。実家とうまくいかず、ご主人が進行性癌になり、仕事も子育ても待ったなし。それでも友人や知り合いに助けられながら倒れず進みつづける。著者が考えたこと、日々の食事や出来事が書かれているだけだが、圧倒的リアリティ。読後、なんだか逆に励まされた感じがした。

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    2019年11月07日
  • 降伏の記録

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    「かなわない」から続けて読んでいるが、子供達が成長し落ち着いてきたようにも思えたところの夫の闘病生活。そして、巻末のページ。体力、気力があるときに読まないといけない本だったことを思い出した。

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    2019年06月08日