一條和生のレビュー一覧
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戦略的思考の上級編。
すごい人の、すごい理由を思考の観点から分析。
小倉氏の経営論を再度読み直しながら、課題発見の技術をパターン分類してくれる。
課題発見方法のパターン分類をここまで分かりやすく、かつ、その限界まで解説してくれる本に初めて会ったように感じる。(第2章部分)Posted by ブクログ -
一橋大学の教授が著名な経営者12名にインタビューをしてそれぞれのリーダーシップを語ってもらったものを書籍としたもの。個々人のリーダーシップは暗黙知、言い換えればその人にしかわからないものであるので、それを言葉や文章の形で形式知に変換した本書は価値がある。必読。
リーダーシップは多様なスタイルがある。...続きを読むPosted by ブクログ -
Sさんお勧めの本です。無味乾燥なKPIを追い求める目標管理から、その背景にある志、思い、ストーリーを共有することこそが重要であるという新しい提言がなされています。もっと深く学びたいひとはSECIモデルに手を延ばさざるを得ない…ということで興味がある方は「知識創造企業」もお読みください。(和田)Posted by ブクログ
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各界のリーダーのリーダーシップ体験が述べられている書。安易な一般化に走らず、リーダー自身の学びを迫力のある実体験に基づきながら述べている本書は、非常に説得力があり、自分のリーダーシップの在り方を改めて見返す良い機会となった。
・人はストーリーを語ることによって、過去と現在を結び付け、未来を見通すの...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の著名な経営者へのインタビューを中心に構成されており、各人のリーダーシップの捉え方、経営論が多様で非常に興味深い。個人的には、LIXILの藤森氏、カルビーの松本氏、資生堂の前田氏の章が気に入っている。
リーダーシップは終わりのないジャーニーであり、立ち止まって来し方を振返るようになった段階で旅を...続きを読むPosted by ブクログ -
MBO(Management by Object)目的志向よりもMBB(Management by Belief)思いだな。
昔ながらの組織は、目標管理で業務に当たる。そして会社の売上も数値化していく。
それも決して悪いことではないのだけど、
業務をやっていく中で、個々人はそれぞれの思いというのを...続きを読むPosted by ブクログ -
MBO(Management By Object、成果主義)に対抗して、MBB(Management By Belief、思いのマネージメント)とは、よく考えたなと。リーダーの思いをどのように組織に反映させていくかという、さもするとナイーブな内容だが、成果主義と真っ向勝負させているので、精神論に偏っ...続きを読むPosted by ブクログ
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思いという言葉の意味にすごく惹かれました。
顧客への提案や交渉、打ち合わせなど、思いの
ない言葉を使わないように、相手に訴えながら
やっていこうと思います。
MBOとは違う、思いのマネジメント・MBB。
しばらくは考え方の軸になりそうです。Posted by ブクログ -
自分が大切にしたいこと、理想の組織に向かうためのヒントが多かった。[meno]
企業の役割を「知を創造する組織」としてみる知識創造理論においては、社員は単なる作業工数の単位ではなく、知を創造する主体である。知とは「正当化された真なる信念」と定義され、個人の思いをベースに、絶えずより普遍的な真理へ向か...続きを読むPosted by ブクログ -
経営の中で『思い』を大切にしようという考え。
・仕事に思いを持つと人生が変わる。
・MBOは目標管理の素晴らしいシステムだが、そこには思いが必要。
・仕事は本来、ワクワク感ややりがいや喜びがあるもの。
・自分なりのビジョンを持つ事。そのビジョンを組織にぶつける。
・どんなに素晴らしい技術で正しい認識...続きを読むPosted by ブクログ -
意欲的に人生を送ってきたことがよく伝わってくる。安藤百福氏の話はともかく、本書の著者の百福氏のすごさを何とか伝えようとする「はしゃぎぶり」も読んでいて楽しい。論文や教科書とは違って、いわば「宣伝屋」と徹することへの苦心がうかがい知れる。Posted by ブクログ
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マーケティングと外部リソース、根本は理念。理念の表現が変わるケースが多い、と。まあ時代が激変するからね。Posted by ブクログ
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かなり前になりますが、野中教授が主催した社会人向けセミナーに参加したのですが、その事務局より送っていただいた本です。
本田宗一郎氏関係の本は「夢を力に」をはじめとして何冊か読んでいるのですが、やはり何度振り返っても刺激になりますね。 本書は、本田宗一郎氏の軌跡を辿ったうえで、知識創造理論の権威...続きを読むPosted by ブクログ -
グリコもなかなかに面白い。
明治らしい話でもあった。
しかし、戦前にも日本が世界進出していたとは思わなかった。
成功を主に取り上げてあるため、困難な時期の人間的な掘り下げも欲しかった。
中盤の経済学に寄せた考察は不要。Posted by ブクログ -
大企業の経営者12名のリーダーシップジャーニー。
一人ひとりどのようにリーダーシップを習得していったのかストーリー仕立てで分かり、読み物としても面白い。もとからハイスペックな人たちがほとんどで自分に置き換えることは難しいが、挫折や浮き沈みを経て学んでいく姿勢には学ぶところが多い。
最後の著者のま...続きを読むPosted by ブクログ -
Management By Belief
経営者の想い、トップの想いが下を引っ張るマネジメント。
普段、今いる事業部のビジョン、方向性、将来性が見えないと、文句ばかり言っているが、自分がトップだったらどんな世界観にしたいのか、それが無いのも問題だよな、と思った。
あと、MBO=Management...続きを読むPosted by ブクログ -
リーダーシップ論を熱く語れる学者といえばこの方、一條先生の著書。様々な分野の経営者・リーダーと呼ばれる方々に、自身の新卒時代からの履歴を語ってもらう中で、そこに潜ませていた信念や思いを語ってもらい、そこからリーダーシップの在り方を抽出するという仕立て。
人間臭い主張が、飾りすぎておらずすがすがしいと...続きを読むPosted by ブクログ -
12人の企業経営者に聞く夫々のリーダーシップ・ジャーニー。力を発揮してきた結果としての地位から経歴を振り返りながら、業界や時代、職場環境によって、また個性によって、様々な物語があり、リーダーシップのスタイルがあることが印象的だった。
著者は、リーダーシップは実務経験を要するマネジメントとは異なるもの...続きを読むPosted by ブクログ -
今、現実に大活躍しているリーダー達のリーダーシップ ジャーニー:いかにしてリーダーになっていったかをインタビューしたもの。
結局、どのリーダーも様々な修羅場に対して、自分のスタイルで周りの人々と協力して、危機を乗り越えていく。その過程でいつの間にか立派なリーダーになって行く。
さぁ、僕も頑張ろう!Posted by ブクログ -
仕事の成果に結びつく、通常業務以外の動きの重要さを解いた一冊。でもルーチンワークに従事している人以外は、意識的にしろ無意識的にしろ実践してるんじゃないかなと思う。結局はそこの熱量の違いが大切なのだと思う。Posted by ブクログ