朝日新聞校閲センターのレビュー一覧

  • 日本語の奥深さを日々痛感しています
    普段何気なく使っている日本語の、不思議に気づくことができる!
    現代日本語や地名の秘密、日本語の変遷など幅広くわかりやすいテーマを扱っていて、誰でも楽しく読めます!
    日本語学者や大学教授、関連書籍も紹介されていて、日本語学に興味がある人の入門書としてもいいと思います(勉強になりました!)。
  • いつも日本語で悩んでいます
    言葉はゆらぎながら変化していくことを、改めて感じた一冊。

    おそらく、日本語の話者が想定する「正しい日本語」は、話者ごとに異なる。
    住んでいる地域や生きている時代、周りの人間との関係性や触れてきた日本語によって、個々の話者にとって「正しい日本語」が形成され、そしてそれは、話者ごとに異なる。

    とはい...続きを読む
  • 常識として知っておきたい 正しい日本語の練習
    朝日新聞デジタルサイトの「クイズ語エ門」の書籍化。二択のクイズ形式で、言い間違いと正しい言葉遣いの解説が述べられている。
    正解できると安心する一方で、不正解にはヘェーと思いつつ、言葉は変化していくと思って自己肯定してしまう自分がいる。解説を読んでも、身についた誤りを正すのは、中々に難しい。
    15-2...続きを読む
  • 日本語の奥深さを日々痛感しています
    短いコラム集。話が端的にまとまっていてどれも読みやすい。言われてみれば確かに変だなあ、、と思うようなことを扱っているものが多く、難しくはないが、学びはたくさんある良本。たまに読み返したい。
  • いつも日本語で悩んでいます
    2015-2017年の新聞に掲載されたコラムを集めたもの。気軽に読めて楽しい。同テーマでもう少し新しい本があれば言葉に興味のある中高生にも良いと思う。
    社会とともに移ろいゆく言葉。言葉を眺めることは社会を眺めることでもあって、楽しい。
  • いつも日本語で悩んでいます
    朝日新聞の「ことばの広場」に連載されていたもの。
    読み物としては、『校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術』(毎日新聞校閲グループ)のほうが面白かった。
  • いつも日本語で悩んでいます
    講談社の「熟練校閲者が教える間違えやすい日本語実例集」がストイックに言葉の誤用例を列挙していたのに対して、こちらはもう少し幅広く日本語全般に関する話題を扱っている。こちらもコラム的な域は出ない(コラムを書籍化したものなので当然ではある)けど、幅広い話題とそれをテーマごとにまとめた構成のおかげで、羅列...続きを読む
  • いつも日本語で悩んでいます
    「転嫁」、なぜ嫁を転がす?
    「嫁」には「かずける」という意味があります。「かずける」は「被ける」という字を当てて、「責任や罪などを圧しつける」ことを言います。「嫁」は「被」と同義の関係にある。

    「姑息な手段」の「姑」は、「しゅうとめ」のことではりません。この場合の「姑」は「ひとまず」「しばらく」と...続きを読む
  • いつも日本語で悩んでいます
    朝日新聞の校閲を担当しているチームが日本語のあれこれを語ったコラム。新聞連載時から面白く読んでいた。
    日本の言語として変わることもあり、変わらず大事にしたいこともあり、知らなかったことも多々あり。