作品一覧

  • 日本語の奥深さを日々痛感しています
    4.0
    日本語の深さ、おもしろさがぎっしり! 『いつも日本語で悩んでいます』につづき、朝日新聞朝刊に連載中の「ことばサプリ」が一冊に。日常語・新語・難語から言い回し・使い方まで、第一線の校閲記者たちが掘り下げ、繰り広げる日本語との格闘!ことばの最前線から、ことばの核心に迫る! [収録項目]・「濡れ衣」は香の名?・「師匠をしくじる」とは?・「大人しい」のルーツ・ずっと「アマエビ」と思っていた……
  • いつも日本語で悩んでいます
    3.3
    四六時中ことばと格闘している現場の生の話! 朝日新聞朝刊で2015年4月から毎週、好評連載中の「ことばの広場――校閲センターから」。第一線の校閲記者たちが繰り広げる「ことば」との格闘が一冊に。 ことばづかい、読み方・書き方、字源・語源、若者ことばから死語のはなしまで、縦横無尽に展開。「語彙」ブームに一石を投じる本!
  • 常識として知っておきたい 正しい日本語の練習
    4.0
    A.三十五歳。三十路も半ばだ。B.三十歳六カ月。三十路も半ばだ。正しい使い方はどちらでしょう? 答えは、Bの三十歳六カ月。「みそじ」とは、三十代ではなく三十歳の一年間のみを表すことばです。Aの意味で使っていた方も多いのではないでしょうか。本書では、日本語のプロである新聞の校閲者が、ふだんから間違えやすいことば、意味を取り違えやすいことば、実は勘違いしている慣用句などを200余り取り上げ、クイズ形式でわかりやすく解説します。語源や言葉の変遷なども織り交ぜながら、楽しんで読めて、日々の暮らしにすぐに役立つ一冊です。「足かけ」ってどこからどこまで?/「御の字」の満足度は?/「小春日和」っていつの天気?/一同に会する? 一堂に会する?/快心の作? 会心の作?/けんもほろろは、どんな「けん」?/雪辱を果たす? 晴らす?/「募金」と「寄付」ってどう違う?/「かすみ」と「おぼろ」はどう違う? など

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ユーザーレビュー

  • 日本語の奥深さを日々痛感しています

    Posted by ブクログ

    普段何気なく使っている日本語の、不思議に気づくことができる!
    現代日本語や地名の秘密、日本語の変遷など幅広くわかりやすいテーマを扱っていて、誰でも楽しく読めます!
    日本語学者や大学教授、関連書籍も紹介されていて、日本語学に興味がある人の入門書としてもいいと思います(勉強になりました!)。

    0
    2021年03月19日
  • いつも日本語で悩んでいます

    Posted by ブクログ

    言葉はゆらぎながら変化していくことを、改めて感じた一冊。

    おそらく、日本語の話者が想定する「正しい日本語」は、話者ごとに異なる。
    住んでいる地域や生きている時代、周りの人間との関係性や触れてきた日本語によって、個々の話者にとって「正しい日本語」が形成され、そしてそれは、話者ごとに異なる。

    とはいえ、共通している部分も多いので、概ね、コミュニケーションは成り立つ。
    しかし、細かい部分での差異までそろうことはないので、他の話者の言葉の使い方に対して抱く違和感は、ゼロにはならない。

    そういった前提で本書を読むと、校閲センターの悩みが非常によく理解できる気がします。

    ちなみに、本書には、「朝日

    0
    2018年07月06日
  • 日本語の奥深さを日々痛感しています

    Posted by ブクログ

    新しい気付きや、発見の多い本でした。

    特に印象に残ったのは、第一章の「ことばは生き物。変身もする、盛衰もある」という章です。

    時々ニュースで、ある言葉について、本来の意味ではない誤った意味で認識している人が大多数という話題を見ることがあります。
    でも大多数の人が認識している意味なら、もうそちらが正解でいいんじゃない?と思っていました。

    ことばは、変化するものなんですね。
    平成の新語として、「セクハラ」が挙げられていましたが、今じゃ「◯◯ハラ」のオンパレードですよね。ここまで地位を確立するとは、思ってもいませんでした。

    何冊か日本語に関する本を読んできましたが、やはり興味を惹かれます。

    0
    2025年04月10日
  • 日本語の奥深さを日々痛感しています

    Posted by ブクログ

    新聞校閲の立場から、単なる雑学テーマとしてだけでなく、より論証的な膨らまし方で、それでいて好奇の目を引くコラムが束ねられている。

    0
    2021年11月01日
  • 常識として知っておきたい 正しい日本語の練習

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    朝日新聞デジタルサイトの「クイズ語エ門」の書籍化。二択のクイズ形式で、言い間違いと正しい言葉遣いの解説が述べられている。
    正解できると安心する一方で、不正解にはヘェーと思いつつ、言葉は変化していくと思って自己肯定してしまう自分がいる。解説を読んでも、身についた誤りを正すのは、中々に難しい。
    15-224

    0
    2015年10月25日

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