土居佳代子のレビュー一覧
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1歳半の辺りまでしか読んでないけれど、目から鱗な内容ばかりだった。子どもの行動は単純でもあり、複雑でもある。
分かっちゃいるけどついつい怒っちゃう。本書はかなり細かくその時々の子どもの気持ちを代弁してくれるので、子どもなりに何か思って泣いてるんだろうなーとなんとなく思っていたことが明確になり、親も怒りの感情が出る前にストンと落ち着く。ホルモンや神経組織の仕組みを交えながらの説明なので、より信用できる。まぁ実際のところどこまで合っているのか、本当に我が子は本書通りなのか、というのは重要ではなく、親の気持ちが穏やかでい続ける助けになるという点で完璧な本だと思う。 -
Posted by ブクログ
先日読み終えた「去られるためにそこにいる」に書かれていた「子どもが何をしたかより、何を感じているのかが重要」が強く響いたので、子どもが何を考えているのか理解するために手に取りました。
翻訳ならではの独特の言い回しになっている箇所があるものの、年齢別に章立てていて読みやすいと思います。
以下は私が特に学びになった内容です。
「愛情は報酬ではなく燃料」
→親の愛情で満たされると、1日を通して穏やかに過ごせる。
「いつも勝ちたがる」
→勝つために親を必要とする。勝って、また勝って、力と能力の実感を蓄えて自信をつけると、その後友だちに負けても耐えられる。
「ほめることは自信につながらない」
→ほめることはタスクに向き合うという問題を、誰かを喜ばせるという関係性の問題にすり替える危険がある。ほめることは評価を下すことなので子どもを下に見ることになる。
そしてこの本にも「なるべく指示はしない」と書いてありましたよ。
これが本当に難しいのですが、只今鋭意努力中です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ理想論を全部実践はできないけど、忘れてしまった子ども時代の心を動きをこうして読むことで楽しく過ごせたら良いな、という本。
こういう本はちょっとだけ背筋が伸びるし、せっかく縁があって親子になっているのだから大人としての役割を果たしたいね。
以下面白かったところ
・愛情はガソリンなので一度入れて終わりではなく、定期的に
・罰から自省ができるのは12-13歳以降。そもそも与える時は親も激昂してるので不合理で過剰な場合も多い。問題の根本原因に向き合ってないし、罰で償うことで解放されたと思いがち
・ついつい反省しなさい!となるけど、ガス欠の車に反省しなさい!にはならない。ガソリン入れるよね
・たくさん遊んで身体を動かして、無理に大人が解決しようとせずオープンクエスチョンにより答えを出せる力をつけよう
・問題を抱えているのはどっち?大人の都合に従わない、というのは実は大人側の問題だよ -
Posted by ブクログ
【親を悩ませる子ども行動の理由と対処法がわかる】
1歳前の子どもの夜泣きがひどかったときに、友人から教えてもらった本です。
なぜ「ちょっと待って」ができないのか、なぜ同じことを繰り返して聞くのか、お菓子を欲しがるのをどうやってやめさせたらいいか。などのヒントが得られました。
ちなみに夜泣きした場合、子どもは不安を一人で処理するのが難しいようです。そのため、泣くことが頼みの綱。この不安を和らげるにはオキシトシンが必要で言葉をかけすぎず、優しく抱っこするのが良いようです。
夜、泣き出しそうな様子があったら、撫でずに、すぐに手を体の上にそっと置くといいらしいです。
0歳から5歳までの、親を悩ませる子どもの行動は、どんな理由で起こっていて、その対処はどうしたらいいか、解説してくれています。
子どもの成長に合わせて読み返したい本です。 -
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サラッと読めるけど、本当にコミュニケーションのプロなんだなあと思う内容。子育てについての本だけど、中途半端な脳科学やコミュニケーションスキルについての自己啓発本よりも多方面に勉強になった。新人のメンターをする人なども参考になりそう。
子供を迎える時に、子供の気持ちがわからないなんて、想像もしなかった。でも、当たり前のこと。子供も1人の人間であり、子供とコミュニケーションをとる方法を考え模索し続けることは、汎用的なコミュニケーション能力の向上に関わることであるなあと、コミュ障の私は思ったのでした。
内容については
脳の発達が未成熟な子供が怒ったり泣いたり親から見て不可解な行動、発言をするのは、当たり前のこと(生理的なこと)であり、子供はそれをコントロールできない。親が共感し、落ち着け、方向づけすることが必要という考えが根底にある。具体例もよく書かれていて、勉強になる。当事者としては方向づけが最も難しく、も少しそこの具体例を手厚くしてほしかった。
特に知りたいのは本書の中では(制限すること)という項目にあった、いわゆるしつけ。これは永遠のテーマというか、本を読んでもなかなか具体的に事例が出てこない。この本はわざわざこれに1章を割いているので、今まで読んできた他の本よりは具体性があったけど、やはりもう少し指針が欲しいなあ〜自分で考えろって感じだけど。 -
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ベルナール・ミニエ『氷結(下)』ハーパーBOOKS 。上巻の後半に描かれた15年前の忌まわしい事件を引きずる形で下巻では新たな展開を見せる。水力発電所のサラブレッドの惨殺死体、橋から吊るされた男の惨殺死体のいずれからも猟奇殺人鬼・ハルトマンのDNAが見付かる。マルタン・セルヴァズ警部はヴァルニエ精神医療研究所に収監されているハルトマンから事件の鍵になる15年前の忌まわしい事件の存在を知らされる。そして、セルヴァズの目の前で起きた第三の殺人。謎が謎を呼ぶ。予想外の展開が待ち受け、ミステリーとしては上手くまとまっているが、今一つインパクトに欠けるように思う。