あらすじ
◎『子どもの気持ちがわかるシリーズ』第2弾 フランスで50万部&世界的ベストセラー
◎6歳から11歳の子どもの脳で何が起こっているのかが、手にとるようにわかります!
◎年齢別に、よくある困った状況と対応法をかわいいイラストと一緒に紹介します。
◎子どもの行動を「子どもの言い分」「科学的な裏付け」など様々な視点から分析したうえで、それに対してどんな態度をとったらいいのか、具体的な提案をしてくれる育児書。
6歳から11歳の時期は、幼児期と思春期の間にあって自律性を形成して行く時期、「学校で暴れる」「集中力にかける」「自信がない」「嘘をつく」「怒りっぽい」「おねしょ」「偏食」「友達ができない」などの問題がよく見られます。大きくなったようでいて、まだ幼いところが残ります。
◎最新の神経生物学や生理学に基づき、子どもの話しを聞くこと・同調することに焦点を当て、子どもの行動の裏にある動機を分析してする手法を提案します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今年で小学校になった長男の言動あるあるが盛りだくさんだったので、自分事に置き換えて長男に対するこれまでの振る舞いを丁寧に分析することに役立った。加えて、科学的見地から年頃の子供たちの言動を解析してくれるので、説得力があり、再現性を高く期待できる点が、これまで読んだ経験則に基づく育児本との違いかなと。
愛情は報酬ではなく燃料。言動そのものではなくて、その内面にある本当の意図や本心に注意を向ける。
色々なことに共通する点だと思うけど、事象や感情を客観視することで冷静に物事を考えられる。これは育児においても有用な考え方だと思うし、それを再認識させてくれた本でもあった。
Posted by ブクログ
理想論を全部実践はできないけど、忘れてしまった子ども時代の心を動きをこうして読むことで楽しく過ごせたら良いな、という本。
こういう本はちょっとだけ背筋が伸びるし、せっかく縁があって親子になっているのだから大人としての役割を果たしたいね。
以下面白かったところ
・愛情はガソリンなので一度入れて終わりではなく、定期的に
・罰から自省ができるのは12-13歳以降。そもそも与える時は親も激昂してるので不合理で過剰な場合も多い。問題の根本原因に向き合ってないし、罰で償うことで解放されたと思いがち
・ついつい反省しなさい!となるけど、ガス欠の車に反省しなさい!にはならない。ガソリン入れるよね
・たくさん遊んで身体を動かして、無理に大人が解決しようとせずオープンクエスチョンにより答えを出せる力をつけよう
・問題を抱えているのはどっち?大人の都合に従わない、というのは実は大人側の問題だよ
Posted by ブクログ
子どもが小学生になり、ぐんぐん成長している姿に寂しさを覚える一方で、こんなことも出来なくてウチの子は大丈夫なのかしら?と思う瞬間もある。そんな不安な気持ちでいっぱいの両親におすすめできる一冊です。
毎ページ「わかるー、」と共感しながら読んでた気がします。
Posted by ブクログ
いくつになっても、短い時間でも、愛情をもって向き合うこと。悪いとこばかり責めるのでは子供も病んでしまう。
問題をかかえてるのは、実は親の方かも。子供は親の鏡。して欲しいことはしてあげたい、
Posted by ブクログ
「◯◯で怒られた時の子どもの気持ち」も書いてありイメージしやすく、どんな言葉がけ、向き合い方をするとよいか考える参考になりました。
以下はメモ
・愛情は、幼少期に一度満たしたら終わり、ではなく、車の燃料のように注ぎ続ける必要がある。
・親が他のことをせずに、完全に子どもに向き合う時間を1日10〜20分つくることで、子どもは自分に価値があるのだと思える。
(語りかけ育児(サリー・ウォード)という本でも、似たように、子どもと向き合う時間の必要性が書かれていました。)
・7〜11歳は、親を離れての探索と、親のそばに戻ることを、交互に繰り返す時期。