ラドヤード・キプリングのレビュー一覧

  • ジャングル・ブック

    Posted by ブクログ

    2016年のディズニー映画封切後、出版された新訳。
    原作は1894年とその翌年に出た続編だという。
    つまり、一世紀生き延びた児童文学だという。

    原作は短編集。
    オオカミに育てられた少年、モーグリ(蛙という意味らしい)を主人公とする活劇。
    人食いトラのシェア・カーンとの闘いや、実の母?のメスーアを迫害する人間たちとの闘いなどがいきいきと描かれる。

    物語内時間は、発表順とは一致しない。
    これまでに出た版の中には、時系列順に並べなおしたものもあるそうだが、本書はオリジナルの発表順に戻したそうだ。
    そのせいか、若干読みにくい。

    が、まず驚いたのは、ジャングルの動物たちの「歌」により物語が始まり、

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    2021年11月23日
  • 少年キム 下

    Posted by ブクログ

    歴史的背景もあるし、難解そうないいまわしもあるし
    児童書ではないかもね
    キムは、すっかり大人になっちゃうし
    心の動きが複雑なインド版スパイ小説でしょう!
    危険を乗り越えるところは、読んでいて楽しいところかも

    ラマとキムの師弟関係が筋が通っていてよかったです

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    2018年07月17日
  • 少年キム 上

    Posted by ブクログ

    賢い子どもと高僧が西遊記のように旅をして
    主人公の生い立ちがはっきりして、めでたしめでたし
    …なんていうようなお話ではなさそう?

    気持ちよく旅が進んでいく痛快さはよかったよー

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    2018年07月18日