木村俊介のレビュー一覧

  • デザインの仕事

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    デザインには全て意味がある。
    そして、一流のデザイナーさんは、本当に皆さん物事に対して深く掘り下げて考えて丁寧に創作している。
    そんな思考の道筋や頭の中を少し覗けるような、ありがたい本でした。
    表紙がかわいかったので、やらわかい感じの内容かと思ってたのですが、良い意味で違いました。素晴らしい!

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    2025年11月30日
  • デザインの仕事

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    ネタバレ

    自分も美大を出ているので(デザイン系専攻では無いが)著者と著者のお父様とのデッサンの考えで揉めた話が、ものすごく共感できたし、受験生の頃って空間がーとか光がーとか人体ってこうなってるーで考えるから著者のお父様の発言に意外と気づかない(というか気づきたくない?)ので、今改めてそういう話聞くと「それはそう!」とすんなり納得してしまった。
    …「自分らしく」あろうとするなら、まず金を稼ぐしかない、金を稼ぐんだったら頭を使って「個性」でも「手法」でも何でも、手持ちのものを全部さらして、売っぱらうしかない…
    この本のタイトルには「デザインの仕事」とあるけど、この言葉を見て、どの職業の死に物狂いで働くってこ

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    2024年12月05日
  • デザインの仕事

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    仕事をする上でぶち当たる壁や課題に対する寄藤さんの考え方が自分の中にないものだらけで発見やら驚きやらとても良い一冊だった。

    解説にあるとおり「デザイナー」に限らず仕事をする全ての人に向けての一冊。

    文章で伝えることと絵で伝えることの違いの差分の捉え方、クリエイティビティに対する例えがとても印象的だった。

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    2024年08月24日
  • 料理狂

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    今では重鎮となっている各店の料理人へのインタビューを纏めた本。著者の引き出し方が凄い。
    各人の料理・仕事に対する姿勢は、読んでいて背筋が伸びる。美味しいものを出すには労力が必要だし、心が料理にとことん向いてないと駄目なんだなぁ。
    料理好きに限らず「職人」的な仕事への姿勢を学べる良書。

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    2024年05月04日
  • 料理狂

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    お金を稼ぐことだけが仕事ではない。
    まっすぐで美しい料理人たちへのインタビューを通し、働くことの意味を考えさせられる

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    2018年03月12日
  • デザインの仕事

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    むかし他の本を読んだことがあるし、寄藤文平さんという人は、広告に携わる人なら誰でも知っているくらいの超有名人だからもちろん私も知っていたけど、最近になってミシマ社のイベントやラジオを聴いていて寄藤さんという人に改めて出会い直して、こんなに面白いおじさんだったのかと気づき、ふと本屋さんで出会ったこの本を手に取るに至った。
    「仕事をする人」として潔く、すごく信頼できる。
    私は寄藤さんみたいな大人になっていきたい、と思った。さっぱりとして、とても熱く、そしてよく考える大人に。
    よく考える大人。
    少し前に藤本壮介さんの「地球の歩き方」を読んだ時も思ったけど、私も自分の仕事について言語化したい気持ちにな

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    2025年12月01日
  • デザインの仕事

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    下北沢の小洒落た書店で先週見つけて購入

    寄藤文平さんの考え方は私とは結構違うと思ったけど、だからこそ勉強になった

    実用と経営を考えるとデザインはテンプレ化せざるを得ない
    確かに
    キースへリングスとかまさにそうじゃないかな?

    すてきな装丁をいっぱい手がけていらっしゃって、
    いくつか気になる本があった!
    読んでみよう

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    2024年11月22日
  • ジブリの鈴木さんに聞いた仕事の名言。

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    ジブリの鈴木さんに聞いた仕事の名言

    1.こんなひとにおすすめ
    ①ジブリ作品に関心があるひと
    ②宮崎監督、高畑監督に関心があるひと
    ③監督とガチで意見してきたプロデューサー鈴木さんに関心があるひと
    ④プロの作品にかける想いを知りたいひと

    2.僕の購読動機
    僕の場合は、④です。
    彼らの作品がどのような熱、エネルギーで生まれてきたのか?
    それを言葉で知ることも学びのため。

    3.共感のことば
    ①会社のなかで、いま、このひとが考えていることは?これを想像する心の準備。それが仕事をつくる。
    ②最初からすべてをわかっているわけではない。
    やっているうちに、少しずつわかってくる。
    ③いま、ここにだけ集中

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    2021年02月21日
  • 漫画の仕事

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    ネタバレ

    ゼロから何かを創り出すことのできる人を尊敬する。
    どうすればそういうことができるのか、才能のかけらもない私にはうかがい知ることができないけれど、この本で紹介されている漫画家4人は、生みの苦しみをすら楽しんでいる。
    そういう人たちだから、長年第一線で描き続けられるんだなあ。

    いくえみ綾を初めて読んだとき、くらもちふさこのばったもんか、と思ったことを思い出した。
    くらもちふさこが好きだったからこそ、ちょっと許せなかったんだよね。
    今なら笑って許せるけれど。

    荒川弘の作品は読むと元気が出るんだよ。
    彼女がバイタリティ溢れる人だからというのもあるだろうけど、読むと元気が出る作品を意識して創り出して

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    2020年04月02日
  • 漫画の仕事

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    女性漫画家たちへのインタビュー。

    漫画家さんたちのモノローグという感じで、静かに穏やかに漫画家であることのことが語られる。

    皆、漫画家として成功している人たちだから、熾烈な競争の生き残りの方々だと思う。

    けれども、語られる内容は、そんな大それた人にみえなく、控えめな雰囲気で、まったく偉ぶっていなくて、逆にすごいなと思う。

    それは、インタビュアーがある程度近くにいる人なのかな?とも思った。

    また女性という点で、自分ができることをコツコツ、自分らしく続けていたという部分が出ているのかなとも思う。

    感触としては、芸術家やアスリートというよりも、究めきった職人という感じ。

    いくえみ綾さん

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    2018年09月30日