ヴァレリー・グレチュコのレビュー一覧
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ゼンマイ仕掛けの人形が、同じ場所を永遠にくるくる回っているようなイメージが浮かんだ。
意味のない言葉の羅列。
ナンセンスにつぐナンセンス。
あたらしい読書の楽しみ方を見つけた。
合間にある解説も良い。Posted by ブクログ -
徹底した関係性の欠如、理解の欠如、意味の無さが覆うハルムスの世界。抑圧された社会をあぶり出す滑稽な作品群。面白い。
表紙の絵もハルムスの雰囲気がよく出ている。Posted by ブクログ -
とにかくシニカルでユーモアたっぷり。ソ連時代の連邦内の国々の複雑な関係性も興味深い。解説を読んで、設定の奥深さにさらに唸る。ガルシアマルケスが師と仰ぐ作家というのもうなづける。Posted by ブクログ
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ソ連政府をどう皮肉ってるのか全然分からなかったけど、分かるようになった瞬間の爽快感がたまらない!
来週から少し時間的な余裕が生まれるので、
「犬の心臓」は映画観てみようかなぁーーー
ロシア語で、ロシアを舞台とした映像で観てみたい。
Posted by ブクログ -
風刺小説だからこそ、このエンタメ性。広く読んでもらわないと意味ないし、、と思いきやソ連で発禁本になった。いちいちぶっ飛んでて面白い。犬に人間の睾丸と脳下垂体を移植するって設定がギャグだよ。Posted by ブクログ