湯汲英史のレビュー一覧
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本書は、(社)発達協会常務理事である湯汲英史らによる、発達障害を持つ子どもや青年とコミュニケーションを取る際に、配慮すべきポイントについてまとめた本である。
「抽象化に問題がある」「わかりにくい『もしも』の仮定文」「伝わりにくい『あいまいな表現』」などの27のポイントについて、「困難発生のメカニズム」についての説明と、「コミュニケーション能力を伸ばすために」配慮するべきポイントについて述べられている。それらのポイントは単に話し方の注意にとどまらず、当事者のコミュニケーション能力を伸ばすための段階的な関わり方の方法も述べられていて、非常に濃い内容となっている。また、指導のためのエビデンスとして -
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ネタバレ目次だけでもひとつひとつのことばの裏に
大切な要素があることが分かります。
関わりことば1 「そっと」 行動をコントロールする力をたかめることば
関わりことば2「大事、大切」 人や物への理解を深めることば
関わりことば3 「だめ」 自分で判断できるようにすることば
関わりことば4 「できた」 区切りを教え、評価を伝えることば
関わりことば5 「大丈夫」 気持ちを落ち着かせてくれることば
関わりことば6 「~やって、~して」 聞く力・理解する力を高めることば
関わりことば7 「いっしょに」 人への関心を持たせ、社会性を育てることば
関わりことば8 「~したら、○○ね」 相手の考えを受け入れるた -
Posted by ブクログ
借りたもの。
0~6歳までの、成長著しい幼児期における、発達段階を基に、学ぶべき時に学ぶべきことは何なのかを解説している。
子供が健全な社会性を身に着けるために、年齢と共にどのように心が発達していくかを示したうえで、接し方について提言している。
【子育て10か条】
1.安定した毎日を保証する
2.「認められたい」気持ちをはぐくむ
3.決定権を誤解させない
4.気持ちのコントロール力をつける
5.「あきらめる」心をはぐぐむ
6.集団参加を促す
7.マイ(my)ルールからアワー(our)ルールに
8.「感じ」を克服する力をはぐくむ
9.取り組みの過程を励ます
10.子育てを楽しむ
これらを踏