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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「障害者権利条約」時代の知的障害・発達障害のある子ども・青年のための手だてを、合理的配慮の視点で「生活自立」「意思尊重」「コミュニケーション」の3つの分野で提案。脳神経科学による15項目の解説付。2色刷。
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Posted by ブクログ
忘備録 第三章、意思尊重への合理的配慮と支援 意思表現の仕方を伝えていく必要あり。 「どっちにする」「どっちでもいい」などを聞いていく。 また、子供自身をどう思うか伝える言葉が自分を作っていく助けになる。あなたは優しいところがあるね、明るいね、など 受け入れがたい要望へは、適切な方法で表現しなけ...続きを読むれば受け止めてもらえないことを「根気よく」伝えていく この際は、アイメッセージが大事。どうしてもしたいときは、結果を受け入れる覚悟をさせた上でチャレンジ。 我慢できない子供へは、まずは共感が大事。まずは、子供の気持ちを受け止めること。感情的になっているとき理屈は入らない。 ? 言語指導をするときは、正解しなくては、という思い込みでコミュニケーションが楽しめなくならないように。楽しみながらが一番大事。 第四章、コミュニケーションへの合理的配慮と支援 ?感情的に叱らない 過去のトラウマを思い出してひどく動揺する場合も。 ?威圧的でない指示 威圧的だと、わかりましたといってわかってないことも。 ?決定権への誤解 決定権は職場だと上司にある ?理由がわからない ? 知的・発達の人は「なぜ、どうして」を聴くことが少ないという言語発達上の特性がある。理由がわからない場合もある。理由がわからないと命令ばかりされていると思う。理由の代わりに内容を伝えるほうが丁寧な表現方法。 ?自分の感覚へのこだわり できるだけ選択制の質問形式にすることで、答えやすくなる。 ? 気持ちの表現は抽象的なので、苦手な領域になりがち。 感想は、楽しかった・面白かったで、終わりがち。気持ちの表現が多様化し、深まらない。だから、何が、などの問いかけでより引き出していく。 ? 重文、複文など、言葉の中にいいや文章が沢山ある表現は避けるほうが伝わる。一文に一意味で。 ? 喋りたくないことは喋らなくていい、などの二重否定文もとてもわかりにくい。喋りたいことを喋ってください、の方がわかりやすい。 本人に悪気なくストレートでぶしつけ表現になるので、こういったほうがいい、と修正するとよい。 ? 沈黙している場合、理解できていないと、考える。 ? 質問をする際に重要なことは、「何を質問されているか」が、相手に伝わっていること。 ? わかりません、もう一度いってください。といえば、伝わってないことがわかるが、わかっていないのに「はい」と返事して、なんとなくその場を凌ぐ人も多くいる。 うわぁ、これは自分も当てはまるーーー。 ? 疑問詞の理解は、「誰、何」が1歳台、「どこ」が2歳台、「どうやって、いつ」が2歳後半から3歳台、「どうして、なぜ」が4歳後半とされている。 ? どうして、なぜばかり繰り返されると責められているように感じる。 大人もそうだよなぁ。 ? どうやってきましたか、何に乗って来ましたか、などは答えられる。 クローズドクエスチョンがよい。 ? 理由が言えない、わからない 知的・発達の子は、「なんで」と聞かない、質問することが少ない。 一般的には3歳くらいから「なんで」と質問する。これが合わせて「なぜ」「どうして」に広がる。「だって」「だから」と理由をつけて説明することもできるようになる。 ? ? しかし、知的・発達障害の子には、「なんで」「どうして」という疑問詞を使わない子が少ない。一般的には、「なんで」「どうして」で、人の言動や理由を学ぶ。そうして、相手の理解や合意が生まれる。しかし、「なんで」「どうして」と聞かないと、相手の真意や理由を学ぶことができにくく、相手との理解や合意が生まれにくくなる。 ? しかし、「どっちかな」と聞くと答えられることも。 ? 言葉がスムーズに頭に浮かばないことを「換語困難」という。高齢者などにしばしば見られるが、知的・発達の子にはこれが発生している可能性がある。 第五章、本人への具体的伝え方 赤ちゃんはまず、擬音語ブーブーを真似て車を理解する。そして、ブーブーを車に置き換える。 さらに、2歳前後で車は自動車に置き換えれることを理解する。 2歳後半から、車=乗るもの、動詞がわかるようになる。 ? ここで大きな飛躍が起こる。乗るものから、乗り物への理解を高める。 ? 乗り物は、見ることも触ることもできない「抽象語」「分類語」の言葉。知的障害があるとこれがわかりにくい。 ? 抽象語がいくつも重なっている文章は、知的障害のある人にはわかりにくい。 ? 食べもの、音楽、絵などの言葉も実は抽象語。 あー、たしかにー?? ? 抽象語は、絵や写真にできないが、具体的なものは絵や写真に表すことができる。 ? 感情を表す、たのしい、うれしい、かなしい、せつないも抽象語。 知的障害を3つの段階で理解する。 A段階…現在に生きている。身体言語はわからない。一つの行動が次の行動を導く。実物がないとわからない。 B段階…写真や話し言葉がわかる。明日がわかる。いろいろな数がわかる。実際に試さないといけない。 C段階…読み書き計算がわかる。計画が立てられる。比喩、ことわざが理解できない。 語彙は、名詞、助詞、形容詞などに広がっていく。 言語の発達では、表現と理解力を分けて考える必要がある。 ? ? 表現できているなら、理解できている。二語文を喋っているなら、二語文の理解はできる。 これって、さらっとだけどすごく大事じゃね。。。 仮定文はわかりにくい。 ? 言葉の発達は、理解が先行し、表出が後に続く。つまり、言うことができなくても理解できることはある。 しかし、言えることができても全て理解できているわけではない、ということにも気をつける。 パターンで喋ってる場合もあるしね ? 言葉はそれ自体が事物から抽象されたもの。事物と言葉の関係性に気づいて繋げる必要がある。 ? いすは分かっても、座席はわからないなど、同じものでも、みぢかに使われないと一気に難解なものになる。 熟語は抽象度の高い概念を表すことが多い。 ? きれい、早く、恥ずかしいなども抽象的な部分含む。 ? 集合、移動、一緒に。なども、抽象度ある。具体的な行動と合わせていく中で、それぞれの言葉が一定の動作のキーワードとして伝わる。 ? 目に見える動作と状況が結びついたところから、理解が始まる。 ? 手順の大切さ。きれいなどもできたかどうかわかりにくい。一定の手順を追えば、きれいな状態になる、ということを示すことで「きれい」を伝えることができる。 ? ? 抽象的な状態を示す言葉でも、一定の行動手順に置き換えると、その意味の一部を実現することができる。 これってめっちゃ大事なことだし、これで教えていくということだねー。 ? 易しい言葉に置き換えることで伝わる。 ? 難しい概念は区切って伝えるのもよい。両替という概念がわからなければ、実際の動きを再現したり、さらに説明を加える。 抽象化された言葉の中には意味を短縮していてわかりにくいことがある。 ? どうして、なぜに答えるには、5歳程度の理解力が必要。 理由は普通、好き嫌いといった自己中心的なものから、集団のルールや社会的なものへ変化していく。 ? 理由の説明は結構難しい。そして、わからないことを繰り返し説明されたり、問われることはすごい苦痛。 これは大事なポイント。 ? なぜ、いやなのですか、というやりとりが本人にとっては、理解しにくくかえって混乱を招くことも。 ? ? 集団の中で役に立っている、自分は人から感謝される存在であるという経験があってこそ、集団の中でルールを守ろうという気持ちが育つ。 ? ? 「経験」を通して、〇〇をしたら□□、〇〇をしたから□□という風に伝えることが、本人にとってわかりやすい理由の説明、見通しの伝え方になる。生活の中の様々な場面で、手順や流れを決めることがポイント。 ? 理由を言うけれども、その言い回しを記憶しているだけで、自己中心的な思考から抜け出せてないこともある。 ? 理由を説明するより、手短に指示した方がよいことも。 能動文と受動文。 ? 知的・発達障害の場合、他者視点を年齢相応に獲得することが難しい。一般的には、能動文の獲得が先行し、受動文は5歳ごろ。 ? だから、受動文はなるべく使わない。過度の省略をしない。答えて欲しいことを選択肢として明示する、などがポイント。 他の視点の切り替えについても、経験を重ねる中で、徐々に適切な表現になっていくもの。 例;いってらっしゃい、いってきます、など。 ? ? 類推力 類推する力とは、言葉で表されないことを、想像で考えること。 物事と物事の繋がりを考える力、見つけ出す力。概念としての理解もその前提としてある。 喩えるなら、写真から動画になり3Dになる感じ。 ? 私たちは全く同じことを二度経験することはないが、同じようなことだと考えて、繰り返しの中で身につけたり、過去の経験から学んだことを次に生かして、よりよく生きていこうとすることができる。 ? 同じようなことだと考える力は、概念形成の基礎ともいえる。 例;朝食、昼食、夕食全てごはん。 ? 共通することを抽出して、別の表現に置き換えること、それが概念。 知的障害は、概念化が困難。そのため、同じものを形にはめたり、色でわけたりすることでその基礎がわかる。 ? ? 類推の力は、類推のテーマに気づき、それに対応したことを言えるかどうか。 ? 過去の出来事を振り返り、文章で表現できるようになるのは、概ね4歳過ぎてから。 ? 知的に重い人は、言葉を場面と結びつけて覚えていることが多いので、言葉だけでも動けることがある。人が変わると、同じ言葉を使っても、動けないことがある。経験で理解を広げる。 知的に重い人は、繰り返しの中で、生活の流れを把握し、自分でできるようになる。 第六章、神経心理学的評価 短期記憶とチャンク 前頭連合野は、神経成熟が最も遅い。 言語表現に重要な部位は、左大脳半球、前頭葉下部後方にある、ブローカ野 実行機能は、前頭前野で、最も成熟が遅い脳部位。一応の実行機能の発達は、10さいから12歳。発達障害の場合特に遅れやすい。 学習障害は、言語性と非言語性に分かれる。 文字の認識は本能にプログラムされていないので、教育が必要。 ? 障害ではなく、特製として認識していこう。 ? 誰でも、一時的に健常であるだけ。
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知的障害・発達障害のある人への合理的配慮
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