辻庸介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
fintechの入門書としてとても良書。
フィンテックって言葉はよく目にするけど何?自分に関係あるの?って人にはおすすめ。
fintechって言葉自体は流行りのワードに過ぎないかもしれないけど、要は金融サービスにITが本格的に入り始めて色々なことがすごく便利になるよって話。
ネット証券、ネット銀行といった一昔前から既に始まってるサービスから、今広がっているサービス、フィンテックの未来像までをわかりやすく整理していて読みやすい。
著者の会社の出してるマネーフォワードや似たような家計簿アプリは使ったことがある人も多いかもしれないが、銀行のデータ等と連携させるととんでもなく便利。さらにクラウド会計と -
Posted by ブクログ
マネーフォワードの創業者の著者がスタートアップの創業期の苦悩や葛藤、そして上場した現在の地位まで上り詰めた要因や起業への想いなどを書いた一冊。
ソニー、マネックス証券を経てMBAホルダーとして満を持して週末企業で本気の仲間を集め10.5坪のマンションの一室から始まったマネーフォワードの物語はプロダクトの失敗や出資者や広告主集めの奔走や仲間との別れ、訴訟沙汰など紆余曲折を経て現在の地位を築いたことを本書で知りました。
サービスを実現していくためにはPMFとマネタイズを見ながらユーザーの声を反映させていくなかで見切りをつけていくことの難しさを感じました。
そして仲間を信じて仕事を任せるかやMVC -
Posted by ブクログ
MVVCを作りこみ、採用・プロダクト開発・業務評価に生かす
【感想】
先日に東証一部上場を果たしたマネーフォワードCEO辻氏による、起業ストーリー本。この手のケーススタディ本は決まって面白い。自らの失敗談を赤裸々に語ってくれるし、オリジナリティがあるからだ。2012年に操業して、2021年に東証一部上場を果たしているから、かなりの高スピードで成長しているし、数ある上場企業の中でも超優等生に思える。少なくとも、外からは。
しかし、もちろん、起業から今まで順風満帆なわけなどなく、多くの失敗を重ねてきた。まったく投資をしてもらえない、良きライバルと思っていた企業から訴えられる、自身で顧客データ -
Posted by ブクログ
ブロックチェーンとかフィンテックとか、よく聞くけど、いまいちよく分かっていなかったので、読んでみた。なるほど、金融業界はこんなにことになっていたのか。金融関連のテクノロジーって資産家向けのものというイメージだったけど、これからは一般の人向けのサービスが最新テクノロジーの本流になってくるのかも。
確かにフィンテックでいろいろと便利にはなるのだろうし、実際に利用する機会も増えるのだろうけど、その一方で、本当に信用して大丈夫か?という不安もあり。どんなに便利なツールも悪意をもった人にとっては金儲けのネタ。高度化したツール自体が情報の格差や非対称性を拡大させる傾向があるので、自衛のためにも世の中の -
Posted by ブクログ
FinTechとは金融とテクノロジーの融合。
開発コストが下がった3つの理由
オープンソース・ソフトウェアの進化によりプログラムが簡易になった。
インフラのクラウド化。
API化の浸透によりデータ連携が簡単になった。
スマートフォンの普及が背景にある。
・個人資産管理(PFM)
資産をスマホで一元管理
・クラウド会計サービス
(スマホ決済サービスと連携)
・資産運用
ロボアドバイザーによる運用指南
・融資・ソーシャルレンディング
FinTechを利用した融資判断
借り手と貸し手をつなぐシステム
・クラウドファンディング
融資型、投資型、寄付型(ネット上で募る)
・決済
スマホ決済によるキャッ