馬場マコトのレビュー一覧

  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ伝記の中で一番読みやすかった。かなり分厚くて読むのに時間がかかると思ったが、面白くて一気に読んでしまった。その分細かくは読み解いていないが、自伝ではなく他伝の良いところが十分に出ていた本だった。

    0
    2024年10月10日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    すごい本を読んでしまった。ホットペッパー、タウンワーク、じゃらん、ゼクシィ、カーセンサー、リクナビ、衣食住のあらゆる情報インフラを築いた男の創業黎明期から凋落までの栄枯盛衰物語(フィクション)。
    今や若者にとって、リクルートと聞いてリクルート事件という名前こそ知っていても内容を知るものは少ない。むしろ挙げたサービスが浮かぶ。それを創り、支えた人々がこんなにも泥臭いものとは知らなかった。
    リクルート事件の渦中も含めて詳らかにする本書を読むと、江副浩正という人の天才さと時代に翻弄される様子に空恐ろしさすら覚えるし、同時にコク深い。
    話に上る協力者たちも錚々たる面々。

    0
    2022年07月28日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    「起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男」を読み終わったところで、本書が約500ページの厚さに挫けて積読になっているのを思い出し、一念発起して読みました。同一人物を描いているのでどうしても比較してしまいますが、本書の方が起業家だけでは無く人間「江副浩正」をしっかり描いていて好感がもてました。それにしても自分に対してとても過酷な取り調べをした検察官を主催したコンサートに招待してにっこり笑って一緒に写真に納まるとは、なんて懐の深い人なんだろうと驚きました。

    0
    2021年04月25日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    江副氏が犯した2つの判断ミスが頭から離れない。1つめは、野村證券に店頭登録の主幹事を断られたと早とちりしてしまったこと。2つめは、株式譲渡禁止の内規を過大解釈してしまったこと。主幹事となった大和証券へ株式譲渡の内規について確認した際の回答は、「店頭登録には当てはまらないが、あまりおすすめできない。どうしてもというなら私どもでは止められない」というものだ。当時の株式譲渡の実態を考えると妥当な言葉だったのかもしれないが、最終的な判断は当事者に任せるという無責任さには変わりない。リクルート事件後、野村證券から聞いた話によると、実際は店頭登録の結論が長引いていただけで、あと少しで店頭登録できたこと、政

    0
    2021年04月11日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    リクルートは仕事で縁があって、社内の方と何人もお話させて頂いたことがあるのですが、皆さん元気、アグレッシブ、好奇心旺盛な印象です。

    そんな会社の創業者の話を読んでみたくなり、迷わず手に取りました。最初は500ページ近くあるので、読み切れるか心配でしたが、あっという間に読みました。非常に読みやすい。次から次に話が知りたくなって止まらなくなります。

    30代後半になると、卒業して次のステップに上がる風土なのは知ってましたが、江副さんのイズムがそこにもあることを知りました。
    自分の弁護団もあえて若い人を揃えてもらう話がありましたが、本当に人を育てる、人の成長を喜ぶ方なんですね。
    働いてる人はかなり

    0
    2021年03月31日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    自社がどのようにして創られたか?を知りたくて読み漁りました。
    YouTubeで「情報が人間を熱くする」を観ました。読後だったので、鳥肌が立ちました。

    0
    2020年01月21日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自ら機会を作り、機会によって自らを変えよ。
    そのスピード感、決断力、人を見る目、信念が読みながら伝わってきた。
    新規事業を起こしても失敗を許容し、その失敗が起きたときには拍手をして迎えるという、リクルートのDNAは、現代の日本企業に足りていないものだと考える。
    女性登用についても、非常に面白いエピソードがあり、当時のリクルートは素晴らしい企業だったと思う。
    リクルート事件により失墜し、上場を見ることなく去った江副氏の手掛けてきた事業を、スピード感を持って同伴できる本書は、一読の価値あり。

    0
    2019年05月16日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    4月から、この生きた哲学を我が物とするために働くのです。

    どうあるか、だけ大事にすれば自ずと道は拓けると思わせてくれる本でした。

    0
    2019年02月03日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」自分の転機には良い本に出会うものだ。チャレンジ精神、徹底した顧客志向、人材育成の精神、何よりも精力的に動く姿にパワーをもらった。そして「葉隠」の精神も大事だとも。久々に本に引き込まれたかも。おススメです。"

    0
    2019年01月24日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    【感想】
    今では知らない人はいないレベルの大企業と化した「リクルート」。
    この会社のツールを使用したことがない人間なんて、中学生以下の児童を除けば日本に殆どいないのではないか?
    そう言い切れるくらい、ロングテールで充実したサービスを今もなお展開し、進化し続けている企業の1つ。
    その創業者である「江副浩正」の出生から死没に至るまでの経緯を描いた長編。

    江副浩正が書いた名作「リクルートのDNA」。
    そこに書かれていた江副の人物像として、謙虚な姿勢ゆえ、凡庸な人間かのように思っていたが、決してそうではない。
    常に世の流れを観察し、不満やニーズを模索した上でそれを解消するサービスを展開する。
    当時ニ

    0
    2018年11月01日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    リクルート創業者、江副浩正氏の自伝的な本。
    彼がどのようにしてリクルートという唯一無二の企業を一代で築き上げたのか。
    起業や新規事業を立ち上げるということはこういうことだ、というエネルギーをもらえる本です。めちゃくちゃ面白い。

    0
    2018年09月11日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    ●感想
    ・緻密な取材に基づく正伝。なのにドラマティック、ワクワクする。
    ・登場人物がすごい
    ・起業ストーリーとして面白い
    ・戦後からバブル崩壊くらいまでの空気感のリアルを追体験できる優れた歴史書でもある

    0
    2018年09月08日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    このひとの熱量の物凄さ、時代や機会を感じ取る才覚の凄まじさに圧倒された。単なる礼賛本ではなく、なぜ「江副二号」のようになってしまったのかと考えさせられるところもある。487頁の分厚い本ながらも、読み始めたら止まらなくなった。稀代の起業家を学ぶ良い機会となった。

    0
    2018年07月21日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    5月に入って米国の人材マッチングの企業Glassdoorを買収し、テレビでもバンバンCF打っているIndeedとともに、人材グローバル企業の道をぐいぐい進んでいるリクルート。先週は株価の史上最高値をつけたとニュースになっていました。そんな会社の礎を築いた男の絶頂と奈落と再生と失意の物語です。東大の学生企業からの時代の風に乗って、いや時代に風を起こしてのし上がっていく感じは「ザッカーバーグは日本にもいた!」です。いやいや、ザッカーバーグが江副浩正西海岸バージョンか…顧客情報流失問題で背広を着て議会で証言せざるを得なかったフェイスブックの総帥は、たぶんトコトン政治嫌い、権力嫌いなのだと思いますが、

    0
    2018年05月27日
  • 江副浩正

    購入済み

    この本は、

    最後の最後まで読むことで、感動する本だと思います。読んでよかった。

    0
    2018年03月03日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    リクルート事件、読むと昔の商慣習をこの機会に一新したかった国の思惑がかなり濃いのかなと思った。日本にはけしからん罪があるといきたが、本当かも知れない。

    0
    2024年05月28日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    江副浩正氏の生き様を連続で2冊読んだ。この事件は、マスコミ「朝日」に操られた感じをより強く持感じた。機会を創り出し市場を新たに創り上げた、偉大な起業家だ。やる、やらない、経営者としては、いかに素早く情報を知りスピード感ある判断が出来るか、ホント重要な資質だ。
    ビジネス本には、いつも読み終わりと「元気」をもらうが一段のパワーを頂きました^o^
    リクルートの原点が知識となり、為になりました。

    0
    2022年05月07日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    江副浩正という人物をリクルート事件というフィルターを通してしか知らなかったのが今更ながら残念。
    もちろん良くない面もあったのは事実、だがそれ以上に人に与えた影響、リクルートという会社の精神に与えた影響は計り知れないほど大きかったことを知った。
    もっと早く読んでおきたかったし、もう一度リクルート事件も調べてみたいと思う。

    0
    2020年09月22日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    江副浩正のリクルートとゆう素晴らしい起業の成功が検察の恐ろしさを際立たせています。
    どれほど検察の権力が強いのか。
    この本が暗にこめたメッセージだと思います。

    ちょうど検察が世間の話題になっている時期に読みました。
    検事長がマスコミと雀卓を囲んでいることが証明しているように、検察の手柄のためにマスコミは必要で、マスコミを利用してリクルート事件は炎上した。
    その20年後にはマスコミであるフジTVを買収しようとしたホリエモンが検察に血祭りにされたことからも、このリクルート事件から日本は変わっていない。

    事件後から江副浩正の精神が崩壊していく場面は、あの巨大なリクルートを創業した人間だから、そう

    0
    2020年05月27日
  • 江副浩正

    Posted by ブクログ

    リクルートを創業された江副浩正さんの生涯ならびに、リクルート事件について書かれた本。筆者の方々はリクルートの元社員であり、内容はリクルート寄りの内容になってはいると思うが、それを差し引いても非常に良本だと感じました。
    日本経済の停滞が叫ばれてやまない中、江副さんのような起業家が出続ける国になってほしいと切に願うし、自分もその一員になりたいと思わせてくれました。

    0
    2020年05月16日