佐藤剛史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
弁当力という聞きなれない言葉に興味をひかれ購入。最初に言うなれば、弁当力とは、弁当を作ってくれる人や、いただく生命への感謝、また、弁当を作る側になったときの、人を想う心などそういったことを指しているように思えた。
本書のテーマは弁当を通して成長するということである。よって、弁当のレシピや調理方法といった料理スキルについての記載はみられない。
だが、弁当を作る際に食べてもらう人の健康を考え、彩りや栄養バランスを考えたり、食料自給率を加味して食材を選ぶなど、弁当作りには色々な想いが込められていることを再認識することができる。
普段の弁当について考えることが一つも2つも増えるという意味で、貴 -
Posted by ブクログ
「料理にはその料理を作るのに費やした、その人の時間、命が入っている」
食べることを大切にしていないと命も大切にしなくなる。逆も然り。日々の生活を大切にする必要性を再認識。
お弁当レシピではなかったが、精神的にマンネリ感を打開したような気がした。
作った方が安いし、自分で作ったご飯が一番口に合う、位にしか思ってなかった。
作ってもらう方は愛情を感じているんだなあ。料理は愛情ということを少し忘れていた。
人は楽な方に流れるし、今はかゆい所に手が届く商品が山ほどあるから自炊しなくても生きてはいける。
でもそれは、何も考えずに生きている状態に近いんじゃないかなと思った。
子供も大人も自分でごはん -
Posted by ブクログ
お弁当作りを怠っていた最近ですが、この本を読んで奮起。
小学校&中学校は給食だったので、お弁当は特別だった。
運動会のお弁当は大きなお弁当におにぎりや玉子焼き、コロッケ、ウィンナーなんか定番ものがいっぱい詰められて、午前中の競技を終えて兄弟3人で母の待つレジャーシートへ駆けていく...
運動会も遠足もお弁当という非日常で特別なことがさらにワクワクを増やしてくれていた。
高校3年間はお弁当。
カフェテリアもあったし、パン屋さんも売りに来てたけどほとんどお弁当だった。
1年生の後半から部活の朝練で家を6時に出なくてはいけなかったので、自分でお弁当を作るようになった。
誰かのためにお弁当作りたい。