新八角のレビュー一覧

  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    映画をみてから読みました。ほとんど映画本編と遜色なく、スッと読めます。
    やっぱり文章になるとあの色彩を想像することは難しいので、こちらはショートカットされた人情の穴埋め的存在。
    おアサさんやオカさんの過去など、しっかりかかれていて映画をもう一度見たくなった。


    【ここからは映画の感想】
    約18年の時を得てこの作品の新作をもう一度拝める日がくるなて感無量!パンフも無事にGETできた。
    テレビシリーズでやってた当時、深夜に親に内緒でこっそりとドキドキしながらテレビをみていた記憶が甦ってきた。「のっぺらぼう」と「鵺」が好きだったな。
    怪~ayakashi~でRHYMESTERのHeat Islan

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    2024年08月07日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    映画を見てよくわからない部分などを補完できるかなと思って手に取りました。
    読んでよかった。
    私が読み取れなかった各々の思いを知ることができ泣きそうに。映画の唐傘を再度見たくなりました。
    大奥というものが抱えるものの大きさが垣間見え、それがこれからどのように紐解かれていくのか、これからの話の展開が楽しみになりました。

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    2024年07月29日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    ネタバレ

    そうそう、こんな『モノノ怪』が薬売りさんが読みたかったんだと思いながら、最初から最後まで楽しく読ませていただきました。
    薬売りさんのイケメンさと胡散臭さが両立していてよかった。
    性格は最初の方の『化け猫』の頃の彼の雰囲気がしたかなあ。
    より人を揶揄って遊んでいる感じの。

    大奥で起きたある事件のことを、新入りの女中、大奥の関係者たち、そして「表」から来た若侍たちの視点から追っていく。
    薬売りさんの視点での描写はほぼないので、第三者から見た彼は大抵怪しい人かイケメンに書かれてる……いや、ほぼ怪しい人描写かな。
    天秤も退魔の剣もハイパーさん(作中は別名)も登場と定番ネタはちゃんと描かれていて満足。

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    2024年06月22日
  • チルドレン・オブ・リヴァイアサン 怪物が生まれた日

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    【異形に侵略された海域で、自らも怪物となり喪失を救え】

    異形に海域を支配された世界で気仙沼の少年達が命運を司る物語。

    突如として、海域から現れた強固な鎧と俊敏さを併せ持つ異形、レヴィヤタン。
    海域を為す術もなく奪われた人類が下した選択は、少年達を怪物にして戦わせる事。
    戦う理由さえも分からぬまま年端のいかぬ少年達が戦禍に散っていく。
    アシトとエリン、ユアは大人の汚い戦略に憤りながらも人類を守る為に、大きな使命を抱いて戦う。
    大切な仲間を次々失う喪失を味わう中にも。

    交わした約束を守る為、覚醒したアシトは世界を救うのだ。

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    2023年03月21日
  • 血翼王亡命譚II ―ナサンゴラの幻翼―

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    ネタバレ

    かなり以前に購入して放置していたのは勿体無かったです。

    3巻が出ているそうなので購入して読みたいと思います。

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    2018年06月04日
  • 血翼王亡命譚III ―ガラドの夜明け―

    購入済み

    素晴らしい作品だった

    3冊しかないのに5〜6冊読んだかのように思える程濃い内容だった。
    詰め込み過ぎたと言う感じも無く、読みやすく、独特な世界観が広がるこの作品を私は何時までも忘れないと思います。

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    2017年01月19日
  • 血翼王亡命譚I ―祈刀のアルナ―

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    巻末広告(だったかな?)に掲載されていて、なんとなく気になったのでぽち。おもしろかったです。展開が「え。うそ。はい!?」ってなりました。決して俺強な主人公ではないけれど、だからこそ、盲目的とも言える想いについ寄り添ってしまいましたね。
    しかし、世界設定がほんとすごいなあって。「こうある!」という概念を揺さぶられた感じがします。説明すべき、と思っているところをそうくるか! って。つづき、出るならば買ってみようと思います。

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    2016年04月30日
  • 血翼王亡命譚III ―ガラドの夜明け―

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    シリーズとして1巻,2巻の展開を含めて綺麗に物語が閉じたという印象。
    1,2は悪く言えば普通だったが、3につなぐことで逆になくてはならないものとしての輝きを得たようにも思う。
    言血なる今作特有のワードについても、最初から詳しく説明しすぎないからこそ世界が広がり続けたように感じる。
    物語が綺麗に広がり、綺麗に閉じた。面白かった。
    こういうときは小説を読めて良かったと思う。

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    2025年07月12日
  • 小説 劇場版モノノ怪 火鼠

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    ネタバレ

    唐傘よりもストーリーがわかりやすいと思う。
    旧化猫を彷彿とさせるシーンがあるので、先に映画を観てからノベライズを読んだほうがいい。
    おフキ様のことはもともと好きだったけど火鼠を経てもっと好きになった。
    おフキ様とボタン様の「ごきげんよう」のやり取りが好きなので、ノベライズでは省かれていて残念だった。

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    2025年03月18日
  • 小説 劇場版モノノ怪 火鼠

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    ネタバレ

    まさか三部作だとは思わず観た(かつ読んだ)『唐傘』の続編。
    今度は「火」しかも子孫繁栄、子宝の象徴たる「鼠」がセットということは、内容は推して知れという。
    『唐傘』では途中から空気になっていたボタン、そして天子様の寵愛を受けているフキが中心の物語。
    『唐傘』は大奥で「働く」女性たちの印象が強かったところ、今度は世継ぎを産む立場にある女性たちの印象。
    ボタンは少し違う気がするが、それはさておき。

    子どもの話となると、テレビシリーズの『座敷童子』を思い出すが、似ている部分も相反する部分もあって比較するのも面白かった。
    どちらも最終的には身籠った女性の「母」としての愛が勝つ形。
    そして、その「母」

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    2025年03月06日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    映画を何度か観たけど、どうしてもしっくりこないところがあった。でも、本を読んでストンと腑に落ちて解決できました。
    アニメでは表情や音などで心情を表現しているのかもだけど、読み取りを間違えるとどうもしっくりこない。
    本はその辺りが省略されずにしっかり描かれるので良かったのだと思います。

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    2024年10月06日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    映画を観てから読んだ。
    いまいち理解しきれなかったシーンや登場人物の感情を補完してくれた気がする。
    先に読むか後に読むか迷っている方がいたら、映画鑑賞後に読むのをおすすめしたい。

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    2024年07月27日
  • 滅びの季節に《花》と《獣》は 〈上〉

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    うわー、これ好きだなあ。
    ファンタジー世界での恋物語はまったく自分のツボだ。

    巨大な花の中にある街、奇跡の力持つ大獣(おおけもの)、奴隷としての人々、そして襲い来る天子。
    誰も見たことの無い緻密に作り上げられたファンタジー世界は、けれどどこか懐かしさを誘う。
    その舞台の中で人と、人ならざる者とが惹かれあっていく様がとてもいい。
    なんというか、キミたち子どもかと言いたくなるほど、微笑ましかった^^

    いろんな葛藤とすれ違いを乗り越えて、最後には世界の危機に当然のように二人で立ち向かう様は、二人が育んできた絆の強さを見るようだ。
    けれど、その戦いが二人を永遠に分かったのか。

    誰よりもみんなの幸

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    2019年05月14日
  • 血翼王亡命譚I ―祈刀のアルナ―

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    成人の儀を行うために赤燕の森へと向かった王女と二人の護衛は
    夜の森で何者かの襲撃にあう

    限定的にしか知られることのない儀式の日取りの漏洩
    一向に見えない敵の意図

    真意を探るため逃避行を続ける王女と護舞官はやがて
    その足下を揺るがすほどの真実へとたどり着くのだった


    ***

    衝撃、のひとこと

    きっとこうなるだろうという予想が裏切られたのもさることながら
    シリーズものとして次巻が出るというのにこのラスト!と驚きを隠せない
    願わくば、しゃべる剣☆的な展開にはならないことを…

    とにかく文章がとてもよかった
    描写や表現、間の取り方みたいな空気も
    しっかり物語に引き込むようになっていて巧いなぁ

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    2016年06月05日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    映画で理解できないところがあったので補完のために読んだ。

    そういうことだったのかと納得。
    改めて唐傘を見ることにします。

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    2025年04月16日
  • 滅びの季節に《花》と《獣》は 〈上〉

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    上下2冊完結。
    クロアと«貪食の君»の一人称語りが交互に切り替わって話が進む形態が、クロアの中のリリアンが語り、«貪食の君»=ガファルであるが三百年前のガファルの過去語りを、クロア≠リリアンは夢として共有して語り、同じことを«貪食の君»∩ガファルもして語るようになる。世界の説明はほぼしないで進む。よくワカラナイ世界での過去と現在と他者と他者の認識がシームレスに混じり合うラブロマンス。読解力と想像力が高ければより楽しめるでしょう。ダラダラ読んでも見た目12歳中身17歳のクロアちゃんとの合法ロリシーンを楽しめば良いと思う、フライさんの絵だし。«天子»との第2戦でのクロアの撤退戦は痺れた。そして本作

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    2025年02月26日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    ネタバレ

    小説で映画の補完がされてるという噂を聞き読んだ。映画観てからだいぶ経ってたから話自体も薄らぼんやりとしか覚えてなくて、新鮮な気持ちで読めた。
    北川様にもカメちゃんの様な存在がいて、たしかにいたらイライラすることもあるだろうなって私も思った。でも実はその子の存在ってとても大きかったことに失ってから気づくもので。歌川様、北川様、アサちゃんは同じタイプだけどそれぞれ心は違うってのも印象に残った。アサちゃんはカメちゃんと別れちゃったけど、北川様の後悔を知ったからこそ多分大丈夫そう

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    2024年11月29日
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘

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    劇場版モノノ怪の公式ノベライズ!
    映画を観た際は豪華絢爛な映像美に心奪われすぎて十全に内容を呑み込めていなかったのですが、本書を読んで登場人物の心情の機微を理解できたことでストーリーに感じ入ることができました!
    ラストシーン間際の北川様とアサが言葉を交わすところにすごく心を持っていかれました…
    大切なモノを抱えきれず、それでいて捨てきれない。そんな人間の苦しさが身に沁みました。

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    2024年10月05日
  • チルドレン・オブ・リヴァイアサン 怪物が生まれた日

    購入済み

    難しい

    正直自分にはテーマについてのことはわからないから、作品の物語にだけ触れると、戦い戦いで物語が進んでいってしまうから、もうちょっと登場人物同士のやり取りが欲しかった。続編出るのかな?
    それならこの巻は始まりってことで納得ではある。

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    2022年10月10日
  • チルドレン・オブ・リヴァイアサン 怪物が生まれた日

    Posted by ブクログ

    これをネタにするかぁ。そうか、10年以上前の出来事なのか。
    とはいえ、いまだに傷跡残っている、よく決断したなぁ。というのが感想の全てかも、
    ドキュメンタリーならともかく、それをネタにしたフィクションだからねぇ。
    まじめに取り扱っているし、結構重要な発端なので確かに必要なのかもしれんが・・・これにしなくても、という思いも。
    話的にはあまり好みではなかったりする。

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    2022年09月03日